日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年6月21日

約2カ月ぶりの夜探。いつものことながら、子どもを寝かせて夜探のゴールデンタイムが過ぎてからの出発となり、近所を1時間ほど探索。

オオクイナの親子やリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウアカショウビン、ズグロミゾゴイ、ゴイサギ、ヤエヤマオオコウモリなどが見られました。

オオクイナ成鳥オス。美しいクイナですねー。

2021年6月13日

2カ所で合わせて4羽のカタグロトビの巣立ちを確認しました。自宅近くで巣立った2羽は、2日ほど前に姿を現すようになり、虹彩はまだ真っ黒です。

もう一カ所の2羽は、すでに親元を離れてきょうだい2羽で行動しています。虹彩の色も黒から少しだけ色が付いてきていました。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはまだ抱卵中ですが、順調に進んでいるようです。

親元を離れたカタグロトビの幼鳥。

2021年6月2日

短時間バードウオッチングでしたが、石垣島の留鳥が勢揃いしました。^^

公園や林道などでリュウキュウアカショウビン数羽。巣穴堀りをしている個体やすでに抱卵に入っているペアなど出会えました。

キンバトの出会いは5月中旬ごろから非常に多くなり、ご多分に漏れず落下して裂開したオオバギの種子をついばんでいます。

リュウキュウキビタキは今年生まれの個体がすでにさえずりながら縄張りを主張。警戒心は弱めで縄張りの見回りなどしっかり観察できました。

リュウキュウコノハズクも数ペアが抱卵中です。

自宅近くのカタグロトビ の子育てを観察していたら、リュウキュウツミの巣を見つけました。カタグロトビの巣からほんの20〜30メートルしか離れておらず驚きました。ツミはほかのツミが近くを通ると追いかけて縄張りから排除していましたが、カタグロトビに対しては知らんぷり。カタグロトビもカラスにはアタックするのですが、ツミのことは気にかけていないようでした。不思議です。

リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴を掘っていました。

2021年5月30日

子どもがアオバズクを見たいというので一番見やすいポイントにいったら、なんと新型コロナの影響で封鎖。仕方ないので近所のリュウキュウコノハズクでお茶を濁しました。

帰り道には歩道でキンバトのオスを発見。この時季見るキンバトはたいていオオバギの種子を食っています。

リュウキュウコノハズクのオス。カラスを警戒しています。

2021年5月22日

石垣島は、繁殖鳥たちのベストシーズンに入っています。最近、忙しくて久しぶりの更新となりました。^^;

キンバトは子育て真っ盛りのようで雌雄が餌を取っては巣へ運んでいました。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクは抱卵中のペアが増えてきています。

リュウキュウキビタキも繁殖中ですが、こちらはどこにん巣を作っているのか全く分かりません。

エリグロアジサシも繁殖のため渡ってきました。この日は、8羽が海上を飛ぶのを確認しました。

キンバトのメス。羽毛がかなり擦れています。クロツグをかき分けて入るようなところに営巣するので、繁殖期には傷みやすいのでしょう。オスはそれほど擦れていませんでした。

2021年5月12日

リュウキュウコノハズク3カ所、リュウキュウアオバズク2カ所、リュウキュウアカショウビン2カ所の営巣確認をしてきました。サンコウチョウやサンショウクイ、シジュウカラなども巣作り、子育て中のようでした。

ズグロミゾゴイとリュウキュウヨシゴイも子育て中。オサハシブトガラスの巣立ちビナが地面に落ちていました。

海岸にはこれから繁殖地の尖閣諸島へ向かうオオアジサシが40羽ほど飛来していました。子育て後は巣立ちビナを連れて毎年、戻ってきます。

リュウキュウコノハズクのメス。昨年も同じ樹洞で子育てしました。

2021年5月8日

昨年、見つけたリュウキュウコノハズクの営巣木 を見に行くとすでに樹洞に入っていました。抱卵斑っぽい感じがあるのですでに卵を抱いている可能性があります。7月初旬にはかわいらしいヒナが巣立つと思われます。

近くではリュウキュウアカショウビンが2羽。昨年の営巣木は折れてしまったのでどこで子育てするのでしょうか。朽木はそこそこあるエリアなのでお気に入りの場所を見つけてくれることでしょう。

個体識別ができていないので昨年と同じ個体かどうかは分かりませんが、今年も同じ樹洞に入っていました。

2021年4月29日

かなり久しぶりに夜探へ行ってきました。リュウキュウコノハズク、アオバズクともに繁殖期で活発です。

ゴイサギは成鳥、幼鳥ともに水路で確認。寝ているアカショウビンやイシガキヒヨドリも観察できました。

小首をかしげながらこちらを品定めするリュウキュウコノハズクのメス。くちばしの傷の特徴などから 先日、オスと一緒に営巣木にとまっていたメス と同個体。

2021年4月1日

石垣島の留鳥たちの繁殖は早いです。 オリイヤマガラはすでに巣立ち 、私の勤める会社の社屋に巣を作ったリュウキュウツバメは3月後半に巣立ちしました。

シロハラクイナは親鳥2羽で6羽のヒナを連れて歩いていました。前の日にも見ているのでお気に入りの場所のようです。

昨日、自宅のベランダからアサクラサンショウクイを発見したので、付近を探しているとカタグロトビのペアを発見。何度か自宅前のサトウキビ畑で見ている個体だと思われます。農地にぽつんとある小さな雑木林で繁殖しそうです。

リュウキュウツミも繁殖期に入っており、メスが鳴いて威嚇しながらカラスを追い払っていました。オスは見当たりませんでしたが、昨年、一昨年も同所で子育てしているので今年も期待がかかります。

リュウキュウキビタキもあちこちで盛んにさえずっています。農地を車で走っているとリュウキュウキビタキのさえずりが聞こえてきました。小さな雑木林なので、よく探してみるとさえずっている若い個体を発見。まさかこんな場所にまでいるとは思いませんでした。

リュウキュウコノハズクもすでにペアができており、オスがメスを営巣木に誘っています。 先日は、昨年も繁殖に成功しているペアと思われる オスが樹洞からメスを呼ぶ姿 が観察できました。今夜は、新規の場所でオスがメスを巣穴に呼ぶ姿が確認できました。最近、自宅に引き込まれる電線にリュウキュウコノハズクのオスがやってきてしきりにメスを呼んでいます。通風口を狙っているのかもしれません…。^^; 近々、巣箱をかけたいと思います。

キンバトは姿は見えませんが「ウー、ウー」というさえずりと呼ぶにはあまりにも低音の鳴き声がよく聞こえるようになりました。

シロハラクイナの親子。

2021年3月26日

仕事帰りにリュウキュウコノハズクの繁殖状況を確認してきました。少し早いかなと思いながらでしたが、すでに 昨年と同じ営巣木の樹洞 にオスが入りメスをしきりに呼んでいました。ことしも無事に子育てが成功するのを願います。

今回がα1の初めての夜撮影でしたが、暗所のAFはぜんぜんだめですね。SONYのミラーレスはα9iiもでしたが、CanonやNikonに全く及びません…。それ以外は完璧なので、よけいに残念です。

リュウキュウコノハズクのオス。昨年も利用した営巣木からメスを呼んでいました。繁殖期に入ると羽がボロボロになりますが、このころはまだきれいですね。^^

2021年1月21日

久しぶりに夜探。新しく購入したLEDライトを携えてヤマシギ探しに出かけました。結果、写真は撮れませんでしたが1羽確認できました。^^

リュウキュウコノハズクとアオバズクは南風が吹き、暖かかったこともあり、この季節にしては出会いが大変多かったです。

近所のベタ慣れリュウキュウコノハズク。

2020年9月13日

久しぶりに夜探に出かけてきました。すぐにリュウキュウコノハズクとリュウキュウアオバズクがお出迎え。コノハズク、アオバズクともに幼鳥の姿は見えなくなっていました。鳴き声すら聞こえませんでした。独り立ちして親鳥たちの縄張りを追い出されたのでしょう。

リュウキュウコノハズクのオス成鳥。

2020年8月16日

久しぶりの夜探でリュウキュウコノハズク7、リュウキュウアカショウビン2、ズグロミゾゴイ2、リュウキュウアオバズク3など。全て幼鳥でした。写真は撮りやすい個体のみです。^^;

コノハズク幼鳥。見た目は、すっかり第1回冬羽に変わっていますが鳴き声は幼鳥のままでした。

2020年7月23日

昨日の夜に巣立ったリュウキュウコノハズクのヒナ を探してきました。隠れていそうな藪の中を探索するとオス親の発見。親鳥の目線の先を探すもなかなか見つかりません。

ここの親鳥は人間には全く興味がないので、さらにしばらく探してみると、コノハズクのヒナは、なんと私の胸より低い位置に止まっていました。^^ 一足先に一昨日、巣立った兄弟とメス親も探しましたが見つけられず。そちらのヒナは飛べるようになっているので、さらに込み入ったところにでも隠れているのでしょう。

数枚写真を撮ってからいつものようにスポッターさんへ連絡。バードウオッチングのお客さんと川平方面にいましたが、さっそく飛んできました。コノハズクのヒナが昼間に見られるなんてラッキーなお客さんですねー。^^

胸より低い位置で休んでいたコノハズクのヒナ。

2020年7月23日

2日に分けてリュウキュウコノハズクのヒナ2羽が巣立ちました。^^ 数日もしたら2羽で並んで親鳥から餌をもらうようになります。

1カ月以上、ほぼ毎晩観察してきたので感慨深いものがあります。来年もぜひ繁殖してほしいものですね。

繁殖を観察しているところで、まだ巣立っていないのはカンムリワシが1巣とアカショウビンが2巣となりました。

やはり体の大きい1番子が最初に巣立ちました。

2020年7月21日

取材の合間に見た鳥たち。こうやってみると石垣島は野鳥の楽園ですね。^^

カタグロトビの繁殖ポイントではたくましく育った幼鳥がカラスを追い散らしていました。少し前まではカラスにいじめられて流血までしていたのに成長したものです。カタグロトビの近くにはツバメチドリの成鳥と幼鳥が合わせて10羽ほど。おそらく石垣島での繁殖個体たちです。

公園ではリュウキュウアカショウビンを数羽。子育てはほぼ終わっています。ズグロミゾゴイは子育て中の個体や巣立って独り立ちした個体などさまざま見られます。

田んぼではタカブシギやヒバリシギ、コチドリたちが羽を休め、その上をクロハラアジサシが飛び回っていました。

会社近くの田んぼではムラサキサギの幼鳥、海岸ではエリグロアジサシやベニアジサシ、コアジサシ。今季は台風が来ておらず、アジサシたちの繁殖が順調です。いつも繁殖する岩礁が定員オーバーでその手前の岩礁で仕方なく抱卵しているエリグロアジサシもいました。

仕事中にこれだけ鳥が見られる場所もなかなかないと思います。

仕事が終わって家で晩飯を食った後は、いつものリュウキュウコノハズク観察。2羽のうちの1羽が巣立ちました。^^

カタグロトビの幼鳥は「ギャー」と雄叫びをあげながらカラスを威嚇。

2020年7月18日

石垣島の野鳥たちの子育ても中盤です。アオバズクは6カ所すべて巣立ち終了。コノハズクは残すところ2巣。カタグロトビは、いったん子育て終了ですが、年に複数回繁殖します。

ズグロミゾゴイは巣立ち後、数日たった幼鳥が複数カ所で見られたり、子育て中だったり。カンムリワシは、まだまだ子育て真っ最中で巣立ちは8月の下旬ごろから順次始まる感じです。

エリグロアジサシとベニアジサシも子育て中、ツバメチドリは巣立った個体を営巣地以外でも見るようになりました。

先日、巣から落ちたヒナ とは違うっぽいです。

2020年7月16日

寝る前に近所をパトロール。子育て中のリュウキュウコノハズクとリュウキュウアオバズクをチェック。久しぶりに記録用の写真も撮ってみた。

ズグロミゾゴイやアカショウビン、キジバトなども休んでいました。

コノハズクのメス。巣の前で見張り中。あと1週間ほどで巣立ちと思われます。

2020年7月14日

仕事中、師匠から電話。なんと私がほぼ毎晩、観察しているリュウキュウコノハズクのヒナのうち、1羽が地面に落下していると!! 巣の場所が高くて戻せないと言うことなので慌てて飛んで行きました。

見つけた時は、カラスに今にも襲われるというところで危機一髪、助かったようです。問題の樹洞の入り口が高く、手が届きません。スポッターさんもかけつけ、脚立を出してなんとか巣へ戻すことができました。

親鳥は近くにいるので、いつ襲いかかってくるかと怯えながらの救出劇でした。^^;

近くには、アカショウビンの巣立ちビナ。昼間、待っていれば給餌も見られると思いますが、平日は仕事、休日は家族サービスがあるので無理ですね…。^^;

まだまだ綿毛が多く、巣立つには1週間程度かかると思われます。脚立などを準備している間に記録として撮らせてもらいました。