国場川で1カ月ぶりにオオヨシゴイ
11月に漫湖干潟でナンヨウショウビンを観察していたら偶然見つけたオオヨシゴイに、約1カ月ぶりに国場川で再開できました。前回発見場所から数百メートルしか離れていないので同じ個体だと思われます。
前回、オオヨシゴイを見つけた時は、沖縄本島に鳥見に訪れる友人のため、帰宅途中にナンヨウショウビンの様子を確認しに行っただけでしたので、カメラも持っておらず悔しい思いをしておりました。そして、それ以来姿を見ることもなく記憶から薄れていました。
きょうの午後、妻をヨガに送っていき潮汐アプリを見てみると今からがちょうど満潮。オオヨシゴイは、満潮時に餌探しをするだろうと予想していましたので、さっそくオオヨシゴイのポイントで1時間ほど探索すると、目論見通り干潟をオオヨシゴイが獲物を探しつつ歩いているのが見えました。しかし、非常に距離があり、マングローブに時折、隠れてしまうので何度も見失って沈黙の時が続きましたが、30分以上たったころになんと目の前20メートルほどの距離にひょっこり現れました。
ど逆光でしたが、まずは写真にオオヨシゴイを収め、慌ててカメラと三脚を担ぎ順光になるところまで移動しました。妻を迎えに行く時間でしたが事情を話し、30分ほど待ってもらうことにして何枚かオオヨシゴイを写真に捉えることができました!!
オオヨシゴイは、獲物を待ち構える態勢でじっとしていましたが、数分後には再びマングローブの中へ消えていきました。
オオヨシゴイの一日の行動は、干潮時にはアシやマングローブの中で休んでいて、満潮に合わせて干潟に出て小さな魚や虫を水際で捕まえているようでした。
目の前20メートルほどに姿を現したオオヨシゴイのメス。
水際で獲物を狙うオオヨシゴイ。
リュウキュウヨシゴイとは明らかに違うオオヨシゴイの姿は逆光の中でも分かりました。
満潮になるとダイシャクシギやチュウシャクシギ、アカアシシギ、ムナグロなどが干潟で休んでいた。
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