例年、幼鳥の到着が一番乗りのアカアシシギ。今季初となる幼鳥を確認しました。 昨年は7月27日に初認 なので、例年と同時期の到着ということになります。
ただ、ことしは幼鳥一番乗りはなんと 7月20日のセイタカシギ 。いつもは8月下旬以降の到着なので島内で繁殖した可能性もあるのかな。
ほかはいつものメンバーのアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギなどが滞在中。
戻り組のアマサギも増えていました。
今季初確認のアカアシシギ幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
今や田んぼか畑で夕方になればふつうに見られるカタグロトビですが、最近はさらに出会いが多くなっています。この日は、職場から自宅に帰る20分の間に3羽確認しました。わが家のベランダからも夕方や朝方、獲物を探しながら移動するカタグロトビが見られます。
ベニバトは島内複数箇所で10羽が先週から滞在中。成鳥、幼鳥が混じった群れで、イネ科の草の種子についています。
ハリオシギもまだまだ見られます。今年こそ、越冬個体の長期観察を実現したいですね。
今季初のミユビシギとコガモも確認しました。石垣島では生息環境を選ぶミユビシギの飛来は少ないです。
夏羽を少し残したダイゼンも確認。こちらも当地では少なく、夏羽を残した個体はさらに少ないので得した気分です。^^
田んぼや海岸には越冬組のほか通過組が日替わりで入ってにぎやかです。
石垣島内の主な田んぼではたいてい見られるカタグロトビ。観察は夕方がおすすめです。
秋の渡りが盛り上がってきている石垣島。
数日前のベニバト5羽 は滞在中。キリアイはたまに姿を消したりしながらも継続的に見られています。ハリオシギは数を増減しながらエリアもその時々で変わりますが、結構な数が逗留中です。チュウジシギ、タシギも順調に数を増やし、ジシギ天国となっています。サルハマシギは幼鳥3羽が飛来。アカアシシギやコアオアシシギは幼鳥が目立ち、ヒバリシギ、タカブシギは嫌になるほどいます。
台風後、島にやってきたハジロクロハラアジサシは3カ所で4羽が残っています。大量に入ったクロハラアジサシは数を減らしていますが、一部が滞在中。
今季はジャワアカガシラサギが多いのですが、アカガシラサギもぽつぽつと入っています。
ベニバト幼鳥オス。幼羽から第1回冬羽へ移行中。
7月後半から始まったシギたちの渡りが本格化してきました。コアオアシシギは同じ日に成鳥と幼鳥、すでに大量に渡ってきているタカブシギはやっと幼鳥が入り出し、今季初のクサシギも確認することができました。
そのほかは、イソシギやヒバリシギ、セイタカシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、キアシシギなどなど。
先日のハリオシギたち もまだまだ残っていました。
コアオアシシギ幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。