日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年5月20日

妻の両親と1泊2日の小旅行のついでに少しだけ探鳥。響灘ビオトープでは、入場と同時にチュウヒが飛び、あちこちにホオアカやオオヨシキリ、ヒバリがいました。沖縄ではなかなか見られない鳥たちなので感激。コアジサシも営巣にやって来ていました。あたりは工場に囲まれた場所ですが、建物内の展示も充実して、一日中いたい施設でした。

久住高原でもホオアカやヒバリ、セッカ、モズが大変多く見られました。カッコウやキジ、ホオジロも美しい景色の中で観察できました。

タデ原湿地も行きたかったのですが強風のため断念。

100円払って響灘ビオトープに入るとチュウヒ2羽が出迎えてくれました。

2018年4月24日

沖縄で見られるアジサシの仲間で毎年、最初に到着するのはコアジサシです。沿岸に数羽、双眼鏡でのぞくと沖合にできた砂の島に数十羽がやってきていました。オニアジサシも1羽交じっていました。

沿岸のコアジサシ。沖合の群れは遠すぎて400ミリのレンズでは撮れず。

2017年8月14日

エリグロアジサシとコアジサシの巣立ちビナというか幼鳥が海岸に何羽かいました。

自分で獲物を狩れるようでしたが、成功率は低いようで、まだまだ親鳥からも餌をもらっていました。

親鳥に餌をねだるコアジサシの幼鳥。

2017年7月7日

二十四節気に一つ小暑でした。沖縄では梅雨も2週間ほど前に明け、真っ青な空に積乱雲が高々とのぼる毎日です。

七夕でもあるきょう、チービシで行われた県のアジサシ類の営巣調査に同行してきました。調査は3カ所で行われ巣の数やヒナの成長具合が調べられました。

ベニアジサシとエリグロアジサシは、例年通り順調に営巣していました。ベニアジサシは、1500巣3000羽ほどの飛来で2002年に観光施設が島に入って営巣ゼロになってしまってから過去2番目ぐらいの成績だそうです。

ベニアジサシ、エリグロアジサシとも抱卵中でしたが、孵化1〜2日のヒナがいる巣もあった。エリグロアジサシは、すでに飛べるようになる寸前のヒナまでいました。コアジサシはほとんど子育ても終わっていて数える程度しか確認できませんでした。

また、フラッグ付きのベニアジサシ2羽やエリグロアジサシ1羽、山階鳥類研究所のジオロケーター付きのベニアジサシも撮影できました。

沖縄野鳥の会の会長さんや、何度かフラッグ付きアジサシの件でメイルでやり取りしていた山階鳥類研究所の方とも名刺交換することができました。^^

沖縄の青い海に映えるベニアジサシ。オーストラリアでつけられた白いフラッグとメタルリングが見えます。

2017年5月5日

きょうは、二十四節気の一つ立夏でした。沖縄那覇市では、最高気温29.3度で湿度も高く非常に蒸し暑い一日だった。北部の名護市と大宜味村では集中的な大雨があったようで、50人以上の人たちが急激に増水した源河川の対岸に取り残され消防に救助されたようです。全員無事でよかった。

米須海岸では、25日に今季初確認したコアジサシの数もどんどん増えてきて、すでにカップルになったコアジサシも見られました。

このゴールデンウイーク中に孵化予定のシロチドリの営巣は、暑さのあまり、六つのどの巣でも親鳥が卵に日陰をつくっていた。

昨日は、今帰仁で今季初のアカショウビンを確認。サンコウチョウもあちこちで見られるようになってきた。アオバズクの営巣も間も無く始まり、やんばるでは、ヤンバルクイナやノグチゲラ、ホントウアカヒゲの繁殖も活発になっているころでしょう。

ハゼの仲間を捕まえたコアジサシ。求愛給餌をしたいのか、もう一羽のコアジサシを獲物をくわえたまま追い回していた。

2016年6月5日

小笠原諸島から昨日帰ってきて、米須海岸に行ってきました。

EOS-1D X Mark II も届いたのでテストがてらクロハラアジサシやミサゴの飛びもの。オバシギ、ウズラシギ、コアオアシシギなどを観察してきました。やっぱり沖縄がいいね!!

EOS-1D X Mark II からF8での全点オートフォーカスが効くようになったのでテストです。海岸を飛び回るクロハラアジサシを撮影してきました。条件が良かったのもありますがバッチリ追尾してくれます。

2016年5月14日

以前、巣作りをしていたコアジサシ が産卵していました。歩道からほんの20メートルほどしか離れていない場所です。人間は敵とは見なしていないのでしょう。数番が営巣しており小さなコロニーが形成されているようです。

20日程度で孵化するので、来月上旬ごろには可愛らしいヒナが見られることでしょう。

近くでは、シロチドリがイソヒヨドリに向かって擬傷行動をしていました。イソヒヨドリはシロチドリのヒナを襲うのでしょうか?

他のコアジサシが近づくと巣から飛び立ち追い回していました。

2016年5月6日

米須海岸で初バードウオッチング。この日は大潮で多くのスノーケリング客やサーファーで賑わっていました。

そんな中、望遠レンズを向けるのは迷惑なので、少し人気のない方へ移動して双眼鏡を海に向けると最初に目に入ったのが夏羽のオグロシギでした。夏羽は初めて見ました。

ほかにも、コアオアシシギやハマシギ、ヒバリシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ムナグロ、コアジサシ、クロサギ、コサギ、ミサゴなどたくさん観察できました。

米須海岸は大量の地下水が湧き出ているので淡水を好む野鳥と海水を好む野鳥が両方見られるお得ポイント。^^

美しい夏羽のオグロシギ。

2016年5月2日

本島南部でのアカショウビンの営巣を見つけました。南部での営巣はほとんど聞きませんが、近くで見られれば嬉しい限り。ブラインドを張るスペースも十分。近くにはイソヒヨドリが2ペア巣作り中でした。先月末ぐらいから巣立ったイソヒヨドリのヒナも何度が見ていますが、今から巣作りするペアもあるのですね。

コアジサシは町中の空き地で営巣するようでした。セッカはまだ抱卵中でしたが卵の表面がつややかなので順調に育っているようです。

コアジサシは町中で営巣準備。

2015年8月21日

大きな台風15号が石垣島を23日ごろ直撃する予報です。しかし、予報通り90度曲がって八重山に来るとは思えないので、それほど心配はしていません。

きょうは台風の影響もあり風が朝から強く吹いていました。正午の用事を済ませてから大浜海岸から宮良牧中、白水、平田原と回ってきました。ムナグロがここ数日でかなり増え、数羽の群れから二十数羽の群れまで田んぼや海岸で見られました。他は、チュウシャクシギやコアオアシシギ、ハマシギ、キアシシギ、ソリハシシギなどが見られました。

アジサシ類ではコアジサシとベニアジサシも見られました。

チュウシャクシギ。奥の個体が群れの中で目立って大きかったです。

2015年7月27日

潮が引いてくると、アジサシたちが水浴びのために宮良川河口に集まります。この日は、ベニアジサシ3羽とコアジサシ1羽、エリグロアジサシ10羽、クロハラアジサシ1羽が集まりました。

フラッグ付きのエリグロアジサシは山階鳥類研究所保全研究室鳥類標識センターに連絡したところ、2002年から2013年の間に、沖縄本島周辺で、合計323羽に装着して放鳥したもののうちの一羽と教えていただきました。また、沖縄本島以外でフラッグ付きのエリグロアジサシが観察されたのは今回が初めてだそうです。アルミリングの番号まで読めれば個体識別できるそうなんですが、残念ながらかなりの距離がありましたので、拡大しても判別不能です。

遠いのでロクヨンに2倍のエクステンダかませて1200mmでの撮影です。^^;

ベニアジサシの求愛。左がオスで右がメスです。

2015年7月11日

台風の暴風を避けて、アジサシの仲間やシギ、チドリが風裏になる大浜海岸から宮良川河口付近に集まっていました。

暴風圏の中、ロクヨンを持って海岸を歩いていたので、少し浮いていたようです。^^;

多くのアジサシ類が集まる中、ベニアジサシはひときわ美しかった。