那覇空港の南側に位置する具志干潟、瀬長島と与根の三角池で探鳥してきました。
具志干潟には、ダイシャクシギやチュウシャクシギ、ダイゼン、キアシシギ、ハマシギ、メダイチドリのほか、オニアジサシやミサゴ、ダイサギやコサギなど魚食の鳥たちが集まっていました。
マングローブの根元にはササゴイが獲物を狙っていた。具志干潟にササゴイを見たのは初めて。
瀬長島の球場では芝生でムネアカタヒバリ10やムナグロ、コチドリ、シロチドリ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ホシムクドリなどが餌を採っています。途中、チョウゲンボウ2羽に荒らされましたが、しばらくすると戻ってきた。
三角池には、エリマキシギが2羽入っていました。ほかにコガモ十数羽やセイタカシギ、アオアシシギ、ハマシギ、ヒバリシギなどがいます。
首尾よく魚を捕まえたササゴイ。
淡水の混じる海岸にトウネン、ヒバリシギ、ハマシギ、キョウジョシギ、キアシシギ、アオアシシギ、ムナグロ、メダイチドリ、シロチドリなどがいました。
ハマシギは1カ月前にも同所で見ています が、別の個体。シロチドリは足にメタルリングが装着されています。6月上旬に同じ場所でリング付きの個体を観察しており、同じ個体の可能性が高いです。
途中、猛禽類が突っ込みムナグロ数十羽の群れなど海岸のほとんどの鳥が飛び立ちました。猛禽は一瞬しか見えませんでしたが、おそらくハヤブサだと思われます。
ハマシギ成鳥。夏羽後期でみすぼらしいですね。長旅もさぞ大変でしょう。
きょうは、立秋。まだまだ暑いですが、近所のローソンでは、おでんの準備をしていました。
野鳥の世界でも秋の渡りが始まり出したようで、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ツバメチドリ、ハマシギ、トウネンなどが数を増やしています。
フラッグを付けたキョウジョシギもいました。フラッグには「WBY」の文字、メタルリングには「TO WILD 2601 AUS 052-7289」と記されていました。オーストラリアはタスマニアで放鳥された個体です。Google Maps で沖縄からタスマニアまでの距離を測ってみたら約7800キロもありました!! 現在、詳細を山階鳥類研究所に問い合わせ中なので、詳しいことが分かり次第、追記します。
三角池には、越夏したクロツラヘラサギが6羽。「E24」と「V08」の足環をつけた個体もいました。E24は足指の付け根がまだ少し腫れているように見えました。
フラッグ付きのキョウジョシギ夏羽後期オス。フラッグには「WBY」の文字。
春の渡りで越冬地から繁殖地へ北上して行く途中の野鳥たちが毎日のように入れ替わり立ち替わりで沖縄へ立ち寄ってくれます。
人参畑には、ツバメチドリが6羽、海岸には、オバシギ6羽、ホウロクシギ2羽など色々なシギチが羽を休めに舞い降ります。オバシギを6羽の群れで見たのは初めて。大抵1羽か2羽ぐらいでした。
ホウロクシギは、オバシギを撮り終えて帰ろうとしたら鳴き声が聞こえるので双眼鏡で探してみると2羽が餌探しをしていた。今年初のホウロクシギでした。
キアシシギやキョウジョシギ、セイタカシギ、ダイゼン、ムナグロなども夕日に照らされながら次の渡りへ備えて餌探しに勤しんでいた。
嬉しいことにオバシギは6羽の群れでいました。美しい夏羽に変わっています。
2日前の秋分の日、朝夕が涼しくなったはずなのですが、きょうは、非常に暑かったです。鳥たちも暑そうに口を半開きです。^^;
先日も訪れた 堆肥の撒かれた畑 は、餌を求めてやってくる鳥たちで大混雑です。^^
きょうは、ツメナガセキレイのほかに、ホオジロハクセキレイかシベリアハクセキレイと思われるセキレイが入っていました。
また、キョウジョシギは100羽近くに増えていました。エリマキシギやキアシシギ、トウネン、ムナグロ、キジバトなどが小さな畑に集結してすごい密度です!!
ホオジロハクセキレイの夏羽。
海岸や田んぼなどに秋の渡りのシギ・チドリがたくさん入っていました。沖縄本島に異動してからは、あらためて石垣島の野鳥の密度の濃さに気付かされました。早く島に帰りたいなー。
エリマキシギやトウネン、ヒバリシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、セイタカシギ、ジシギ、オオメダイチドリ、シロチドリ、ムナグロなどどこにでも何かしらのシギチがいました。^^
また、田んぼにはツメナガセキレイやキセキレイなどセキレイの仲間もたくさん入っていました。イワミセキレイは残念ながら探せませんでした。
石垣島シリーズ(9月4〜6日)
石垣島でバードウオッチング(ハシブトアジサシ、クロハラアジサシ編)
エリマキシギ幼鳥メス。
田んぼや三角池、佐敷の干潟などシギが少しずつ増えだしています。チュウシャクシギ、ジシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、サルハマシギ、キアシシギなどなど。
チュウシャクシギはあちこちに現れだしています。サルハマシギは、個人的に今季初確認で、幼鳥は初見です。サルハマシギの幼鳥はとても珍しいようです。なんか見たことないなーと思って写真に残しておいてラッキーでした。^^
ハマシギだと思ったらサルハマシギ幼羽でした。 SHORE BIRDS IN JAPAN さんに教えていただきました。このバフがかった独特な感じが変わってるなーと思い撮影しておいてよかったよかった。^^
石垣島ではムナグロがほとんどですが、大浜海岸にダイゼンが1羽いました。もちろんムナグロはたくさんいて、他にはキアシシギやチュウシャクシギ、キョウジョシギなどがいました。チュウシャクシギは1羽が長い事滞在しています。
先日のK91のフラッグが付いたクロツラヘラサギ は1羽で浦田原の田んぼにいました。
夕日が当たって褐色がかっていますがダイゼン冬羽です。