日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Jan. 10, 2019(旧暦では2018年12月5日)

昨年11月に見つけた暗色型サシバ も無事に年を越して、いつもの場所にいました。何月頃までいてくれるでしょうか。今冬、県内に暗色型サシバは3個体います。

暗色型サシバは、サトウキビに止まり畑の中に獲物を見つけると急降下で捕まえていた。おそらくネズミの仲間だとは思いますが、確認できず。チョウゲンボウは近くでハツカネズミやモグラの仲間のジャコウネズミ、ジネズミらしきを何匹か狩っていましたのでサシバも同じものをとっていると思われます。

暗色型サシバの場所に近い畑では、ジョウビタキのオスがいました。ジョウビタキは今季5羽目。オスは初めてです。

サシバ

最近の暗色型サシバは、サトウキビ畑の真ん中でこんな感じで止まっている。いつも使っているサトウキビなのか、先端部分が崩れて止まりやすくなっているようでした。

サシバ

こちらは畑と畑の境界線の植え込みに止まる。

サシバ

このサトウキビも止まり木に利用されることが多いのか、先端の葉が潰れていますね。

サシバ

農作業のトラックを嫌がって飛び立った。

ジョウビタキ

ジョウビタキ。オスは今季初。警戒心の強い個体だった。

Category:野鳥
Jan. 8, 2019(旧暦では2018年12月3日)

昨年の12月21日に見つけたニシオジロビタキ は無事に年を越しました。^^ 滞在17日です。行動範囲は少し広くなっており、ジョウビタキやシロハラの嫌がらせにも負けず、越冬モードです。

今日は、日中の車内はクーラーが必要なほど暑く、ニシオジロビタキも陽気に誘われてかぐぜっていました。動画に鳴き声を録ることもできました。小さなか細い声でさえずっています。

途中、サシバが乱入したりジョウビタキやシロハラに攻撃されていましたが、うまくかわす術を身につけているようでした。

ニシオジロビタキ

お気に入りの止まり木のうちの一つに止まるニシオジロビタキ。

ニシオジロビタキ

すぐ目の前の枝に止まってくれた森の妖精です。

ニシオジロビタキ

ニシオジロビタキは暗い環境が好きなようで、日の当たる場所には滅多に出てきません。

ニシオジロビタキ

枝に止まっては地面を見つめ、小さな昆虫などを狙っていた。

ニシオジロビタキ

ぐぜるニシオジロビタキ。喉が膨らんでいます。

ニシオジロビタキ

ひらけた場所に出て緊張した様子を見せていた。

Category:野鳥
Jan. 6, 2019(二十四節気の小寒、旧暦では2018年12月1日)

年末年始、実家の名古屋へ里帰りしたついでに鳥見してきました。最終日の1月6日の午前中だけ河口にカモを見に行きました。しかし、肝心な双眼鏡を忘れてしまい、肉眼で探す羽目に…。

事前に情報をもらっていたオオホシハジロはなんとか見つけることができましたが、帰宅して写真の整理をしているとなんだか見慣れないカモが写っていました。おそらくメジロガモとホシハジロの雑種と思われます。双眼鏡を忘れなければ、現場で気づいていればと悔やまれます。

オオホシハジロは2016年に東京 で見ていますが、オスの成鳥は初めてです。やはりオスはかっこいいですね。耳から嘴の付け根あたりはまるで馬のよう!!

そのほか、ホオジロガモやマガモなど沖縄では見る機会が少ないカモも色々見ることができました。

オオホシハジロ / ホシハジロ / 雑種

手前からメジロガモとホシハジロの雑種、オオホシハジロ、ホシハジロ。

オオホシハジロ

羽ばたくオオホシハジロ。

オオホシハジロ

かなり近くまで来てくれました。

オオホシハジロ / ホシハジロ

オオホシハジロ(左2番目)はホシハジロ(左)と見比べると大きさも結構違いますね。背中はホシハジロよりも明るい。

ホオジロガモ

ホオジロガモのメス。

ホオジロガモ

このホオジロガモは頭に白いものが混じっていますが、部分白化なのか?

Category:野鳥
Jan. 2, 2019(旧暦では2018年11月27日)

年末年始で妻の実家と私の実家へ里帰り。妻の実家では、12月31日と年が明けた1月2日に和白干潟でミヤコドリなどを見てきました。 2018年の正月も和白干潟でミヤコドリ を見ており、1年ぶりの再会です。ミヤコドリは25羽いました。

2日は、早朝から赴き、ミヤコドリの寝起きから採餌に移るまで観察できました。午前7時半ごろが満潮でしたので、ミヤコドリたちは岸から30メートルほどの距離で休んでいました。明るくなるにつれ羽繕いなどしだし、太陽が顔を覗かせると干潟で餌探しを始めました。

ツクシガモは昨年同様、数え切れないほどの数が飛来していました。アメリカヒドリとヒドリガモの雑種は5羽確認。クロツラヘラサギは3羽のほかヨシガモやオナガガモ、マガモなども比較的近くで休んでいた。沖合にはカモが浮かんでいましたが、種類まで判別できず。

最後はオオタカが上空にやってきて全て飛ばしてしまいました…。^^;

ミヤコドリ

ミヤコドリ飛翔。

ツクシガモ

ツクシガモ飛翔。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ飛翔。クロツラヘラサギは沖縄では年中いますので見飽きていますが、沖縄の個体も和白干潟を経由してくるのでしょう。

雑種

アメリカヒドリとヒドリガモの雑種。水を飲んでいる2羽が雑種です。

ヨシガモ

ヨシガモのオス。

ミヤコドリ

早朝、ほとんどのミヤコドリは寝ていた。

ツクシガモ / ミヤコドリ

午前9時を過ぎたころから起きだしました。1羽変なのが混じっています。まぁ、カラーリングは近いので…。^^

ミヤコドリ

太陽がさしてくると羽繕い。

ミヤコドリ

まだ寒いからか嘴を羽の間から出さない個体。

ミヤコドリ

起きました。ミヤコドリの美しさは太陽が当たってこそですね。

ミヤコドリ

飛び立つ前の伸身運動。翼の模様を見せてくれました。

ミヤコドリ

群れは干潟で餌探し。

ミヤコドリ

二枚貝らしきものをついばんで中身を器用に取り出すミヤコドリ。

オオタカ

干潟の鳥を飛ばした張本人。

Category:野鳥
Dec. 29, 2018(旧暦では2018年11月23日)

オジロトウネン5羽とヒバリシギ3羽の混群が田んぼにいました。足が黄色い小型シギ同士仲がいいのだろうか。シギ、チドリの少ない金武でしたが、タシギが少しとコチドリはたくさんいます。

コチドリの高速足踏み採餌行動を動画に撮ってみました。スローで再生してみると最大で1秒間に20回ほど足踏みをしています。おそるべしコチドリダンス。獲物も次々と獲得していました。

オジロトウネン

オジロトウネン冬羽。

オジロトウネン

オジロトウネン。第1回冬羽?

オジロトウネン

オジロトウネン冬羽。チリリと可愛らしい鳴き声だった。

ヒバリシギ

ヒバリシギ第1回冬羽?

タシギ

強風の中、寒そうなタシギ。

タシギ

草むらにタシギ2羽。

コチドリ

コチドリ冬羽。高速ステップで見事にエサを探し当てていた。

Category:野鳥