日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2019年8月28日(旧暦では2019年7月28日)

今季初のツメナガセキレイ2羽を田んぼで確認しました。

2羽とも成鳥のオスなのですが、これまで見たことのないタイプの個体です。普通の(キマユ)ツメナガセキレイは眉斑は太く黄色ですが、この個体は太く白い眉斑を持っています。頭部や背面の灰色味はツメナガセキレイの特徴が出ています。

羽先が擦れたら普通のマミジロツメナガセキレイになると判断して、マミジロツメナガセキレイのフレッシュな羽衣をまとった個体ということにしておきます。

これまで国内で記録のない亜種やハイブリッドについても範疇に入れて検討する必要がありそうです。

詳しい人や手がかりになりそうな文献を知っている人がいたらぜひ、ご連絡ください。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイ成鳥。

ツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイ成鳥にしては、眉斑がずいぶん白っぽいです。沖縄にはツメナガセキレイが大量に渡ってくるのですが、今までこのようなタイプは見たことがありません。

Category: 野鳥
2019年8月21日(旧暦では2019年7月21日)

雨上がり、リュウキュウアカショウビンを求めて林道へと牧場へ。

林道ではペアの2羽。牧場では1羽確認できました。雨が降るとアカショウビンたちの活性が上がり探しやすいです。

アカショウビンのカップルは、子育てを終えても同じ縄張りで渡るまで過ごします。

リュウキュウアカショウビン

林道のアカショウビン。換羽と退色が進んでいます。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンは繁殖期最盛期に比べたらあまりさえずらないのですが、この個体は、たまにさえずっていた。

リュウキュウアカショウビン

バッタを捕まえた。マダラコオロギだろうか?

リュウキュウアカショウビン

牧場のアカショウビン。こちらはさえずることはなく、時折、警戒鳴きをしていた。

Category: 野鳥
2019年8月21日(旧暦では2019年7月21日)

ジャワアカガシラサギ2羽は元気に滞在中。たまに見えない時もあるのですが、どこからともなく現れたりします。同じ田んぼがお気に入りの模様。

秋の渡りのシギも増えてきました。ハリオシギは少ないですが、チュウジシギはたくさん。タシギはまだ現れません。

コアオアシシギが数羽にトウネンの小さな群れも入っていました。タカブシギは相変わらず多く、セイタカシギはフレッシュな幼鳥がお目見えしました。

どこの田んぼも賑やかになってきて楽しいですね。

ジャワアカガシラサギ

滞在1週間ほどになるジャワアカガシラサギ。

ジャワアカガシラサギ

田んぼの奥にいると意外と見つけにくいジャワアカガシラサギ。双眼鏡でしっかり探しましょう。

ハリオシギ

ハリオシギの幼鳥。

チュウジシギ

チュウジシギ成鳥。ミミズを捕まえた。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。

チュウジシギ

こちらもチュウジシギ幼鳥。

セイタカシギ

フレッシュな幼羽をまとったセイタカシギ。こんなの見つけるとラッキーな気分。^^

コアオアシシギ

コアオアシシギ成鳥ほぼ冬羽。

トウネン

トウネン成鳥夏羽後期。

ムラサキサギ

ムラサキサギ成鳥。

Category: 野鳥
2019年8月18日(旧暦では2019年7月18日)

息子のリクエストでカンムリワシを探しに田んぼと林道へ。それぞれ、カラスに追われて茂みに逃げ込む幼鳥と成鳥を見ることができました。

田植えの終わったばかりの田んぼには、ハリオシギが飛来していました。この秋、初めてのハリオシギです。セイタカシギやタカブシギ、アオアシシギなども増えてきました。

林道ではリュウキュウキビタキのオスに出くわしました。

ほかには、ヒクイナ、アカショウビン幼鳥、リュウキュウヨシゴイ、ムラサキサギなど八重山らしい野鳥に遭遇。

ハリオシギ

ハリオシギの成鳥。今季初です。

リュウキュウキビタキ

リュウキュウキビタキの成鳥オス。林道沿いで採餌していた。

Category: 野鳥
2019年8月17日(旧暦では2019年7月17日)

国頭村営林道に続き沖縄県営林道の通行止めが試験的に2019年8月26日から始まります。これによりやんばるを走る国頭村営林道と沖縄県営林道が夜間通行止めとなり、北部の林道は許可を得ないと夜間において一般車は、ほとんど通行不可能となります。

許可の取り方は2種類あり、一番応用範囲が広いのは国頭村の許可を取ることです。国頭村の許可を取れば、県が規制する林道を通行することも可能ですのでほとんどの方はこちらをおすすめします。本運用となったら変わるかもしれませんので、その時は再度記事化したいと思います。国頭村の方は、 国頭村営林道夜間通行規制にかかる許可証の取得方法 をご覧ください。

ただし、国頭村の規制時間が日の入りから日の出までと季節変動があるのに対し、沖縄県の方は、午後7時から午前5時までとなっていますので留意ください。

また、県が規制する林道は村営林道と違い、ゲートが設けられるほか、監視カメラも設置されます。詳細は、 沖縄県自然保護課のウェブサイト をご確認ください。県の方で許可が取りたい方も同課のサイトをご覧ください。

毎度のことながら申請書が適応ヴァージョンすら分からないWordでしか用意してありませんので、こちらで用意したPDF版をご利用ください。

県版夜間林道通行許可申請書PDF版(実証実験版) (Acrobat Reader 4.0以上が必要です。 Adobe社より入手 してください。無料です。)

通行止めのお知らせチラシ。

Category: 閑話