日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2019年11月1日(旧暦では2019年10月5日)

みなさん大好きなセキレイ科が数十羽群れていました。とりあえず、鳴き声でマミジロタヒバリが入っていることが分かったので警戒心の強いタヒバリの仲間を飛ばさないように双眼鏡で見てみるといました。マミジロタヒバリのあの姿勢にあの顔つき。そしてタヒバリの仲間の中では分かりやすいあの鳴き声。

ほかにも何か入っていないかと探りますが、ムネアカタヒバリが数羽確認できただけで、残りはツメナガセキレイばかりでした。鳴き声的にも思った通りの結果となりました。

マミジロタヒバリ

1羽だけいたマミジロタヒバリ。

ムネアカタヒバリ

こちらを警戒するムネアカタヒバリ。結構離れて観察しているのですが警戒心が強かった。

ムネアカタヒバリ

水辺にもムネアカタヒバリ。尾羽の裏についた小さな虫を取ろうとしている。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイの幼鳥。(キマユ)ツメナガセキレイとは、眉斑の太さなどで識別できます。

ツメナガセキレイ

こちらは(キマユ)ツメナガセキレイの幼鳥。

Category:野鳥
2019年11月1日(旧暦では2019年10月5日)

シマアジが2羽、沈砂池にコガモやカルガモとともに浮いていました。今季初のシマアジです。

シマアジは2羽ともオスですが、非生殖羽。コガモは、早い個体は、顔に緑が出るぐらい生殖羽への換羽が進んでいますが、ここの池の個体はほんの少しだけ生殖羽が出ているだけでした。

シマアジ

2羽ともシマアジの成鳥オス。まだまだ非生殖羽なのであの派手さがありません。

コガモ

コガモのオス幼鳥。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。肩羽やサイドに生殖羽が出始めています。

コガモ

コガモのオス幼鳥。

コガモ

コガモのメス成鳥。

Category:野鳥
2019年10月30日(旧暦では2019年10月3日)

昨日のレンカク といい、今日のズグロチャキンチョウ、バライロムクドリといい、仕事の合間のほんの少し空いた時間でポンポン見つかっています。効率が良すぎて不気味。^^; 5日前のモズ にも手が震えました。モズは沖縄ではど珍鳥なのです。^^

ズグロチャキンチョウの幼鳥は田んぼに飛来していました。ズグロチャキンチョウの幼鳥はチャキンチョウと識別が難しいですが、おそらくこの個体はズグロチャキンチョウと思われます。

バライロムクドリの幼鳥も撮影できました。数日前から目撃情報があった場所からは直線距離にして数キロ離れているので同じ個体なのか違うのか微妙なところ。今朝はほかの農耕地でも友人が目撃して写真も撮っていますが、換羽の状態が全く違うので少なくとも2個体はバライロムクドリが入っているようです。バライロムクドリは今季、沖縄本島の漫湖湿地センターにも入っています。

カラムクドリ、ホシムクドリ、コムクドリ、ムクドリも今日一日で撮影できました。ギンムクドリも撮れれば石垣島のムクドリはコンプリートしたのですが…。シベリアムクドリは別枠で。

バライロムクドリとホシムクドリのねぐらと餌場も見つけたので、天気のいい日に電線じゃないところに止まってる写真を狙います。^^

シマアカモズもたくさん越冬モードになっており、変わったモズはいないかと探すのですが、シマアカモズばかりでした。

ズグロチャキンチョウ

ズグロチャキンチョウ第1回冬羽。

ズグロチャキンチョウ

正面からズグロチャキンチョウ。

バライロムクドリ

バライロムクドリ幼鳥。まだ第1回冬羽にもなっていませんが、このまま越冬してくれたらあの美しい夏羽が見られるかもしれません。2羽いるので期待。

バライロムクドリ

ホシムクドリと大きさ比べ。この個体の場合、わずかにバライロムクドリの方が小さいです。

ホシムクドリ

ホシムクドリは13羽の群れでした。

カラムクドリ

カラムクドリの成鳥オス。カラムクドリの方がムクドリより明確に小さいです。

コムクドリ

コムクドリは上のカラムクドリよりさらに小さいです。オスの幼鳥。

ムクドリ

ムクドリは7羽の群れ。沖縄本島では局所的に繁殖していますが、石垣島では少ない冬鳥です。

シマアカモズ

シマアカモズ第1回冬羽。

Category:野鳥
2019年10月29日(旧暦では2019年10月2日)

仕事の合間に田んぼをさくっと探索するとレンカクの幼鳥2羽が飛来していました。先日、近所で出たレンカクは見逃していたので今回は自力発見。^^ 以前から目をつけていた二つの田んぼのうちの一つに入りました。このレンカク、警戒心が強めでしたが、車内で静かに待っていると近くまで寄ってくれました。石垣島や沖縄本島の秋の渡りのレンカクはほとんど幼鳥です。

ベニバト3羽はキジバト数十羽の群れの中にいました。この居ついている田んぼは、稲刈り機の性能なのか、切り取った株が切れ味の悪いナイフで切ったようにボサボサ。さらに残った切り株の背が高くベニバトが隠れてしまいます。

稲作地帯を流れる川には、今季初となるオナガガモがカルガモの群れに入っていました。

よくレンカクが入る川には、ムラサキサギが1羽。レンカクは田んぼよりこちらに入って欲しいのですが、そううまくはゆきません。

レンカク

レンカク幼羽から第1回冬羽へ。

レンカク

2羽いるレンカクは稲の間を出たり入ったりしていた。

ベニバト

ベニバトのメス第1回冬羽。

ベニバト

ベニバトのオス。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。

ベニバト

ベニバト成鳥メス。

オナガガモ

今季初確認のオナガガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。

ムラサキサギ

ムラサキサギ幼鳥。

ムラサキサギ

上の同個体。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ幼鳥。そーいえば、石垣島に帰ってからハジロクロハラアジサシを見ていないな。

Category:野鳥
2019年10月26日(旧暦では2019年9月28日)

朝、農地を回っているとカタグロトビがホバリングしていました。かなり距離があったので双眼鏡で見ているとチョウゲンボウがアタックしていた。

石垣島内のカタグロトビは、数を順調に増やしているので、朝夕の田んぼやサトウキビ畑などで出会い機会が多くなっています。

カタグロトビ

カタグロトビ成鳥。ルビーのような赤い目が美しいですね。

カタグロトビ

ホバリングするカタグロトビ。

カタグロトビ

水平飛行する姿も特徴的で遠くからでも一目でカタグロトビと分かります。

カタグロトビ / チョウゲンボウ

チョウゲンボウ幼鳥がカタグロトビの背後から襲いかかる。

カタグロトビ / チョウゲンボウ

カタグロトビも鋭い爪を投げ出し応戦。

カタグロトビ / チョウゲンボウ

カタグロトビとチョウゲンボウの戦いを傍目に周りをツバメが飛び回っていました。

Category:野鳥