2019年11月13日(旧暦では2019年10月17日)
2日前に入ったサカツラガン と 10月末に入ったレンカク は順調に滞在中です。
今季初のタゲリは早朝に20羽ほど入ったそうですが、私が訪れた昼ごろには4羽だけになっていました。全て幼鳥。
サカツラガン
サカツラガンは3羽とも健在です。越冬は難しいと思いますが、いつまでいてくれるかな。
サカツラガン
野猫か何かに驚いて飛び立ったサカツラガン。田んぼの上を旋回するとまた戻ってきました。
レンカク
滞在3週間ほどになるレンカク。当初は2羽いましたが、いつの間にか1羽だけになっています。
レンカク
レンカク
タゲリ
タゲリ
2019年11月13日(旧暦では2019年10月17日)
今季初のヘラサギがクロツラヘラサギとともに飛来しました。コサギ、クロツラヘラサギと並ぶとヘラサギの大きさが一段と目立っていました。
クロツラヘラサギがかなり若い個体で不安なのかヘラサギについて回るのですが、あまりヘラサギに近づき過ぎるとしかられていました。^^ それでもヘラサギが飛び立つとクロツラヘラサギも飛び立ってついて行っていました。
ヘラサギ
クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ / ヘラサギ
ヘラサギ(左)とクロツラヘラサギが並ぶとヘラサギの大きさが際立っています。コサギはヘラサギとクロツラヘラサギについて回っていました。2羽がくちばしを左右に振り採餌して驚いて飛び出した水生生物を捕まえようという魂胆です。
クロツラヘラサギ
飛ぶクロツラヘラサギ。幼鳥特有の黒い羽が目立ちます。
ヘラサギ
ヘラサギの飛翔。若鳥なのでこちらも黒い羽が目立ちます。
2019年11月12日(旧暦では2019年10月16日)
ジャワアカガシラサギを見ていると師匠から連絡が。サカツラガン3羽が田んぼに入ったとのこと。ジャワアカガシラサギの写真は諦めて現場に急行すると全て成鳥のサカツラガンが水を張った田んぼで休んでいました。
サカツラガンは草を食ったり羽繕いをしたりリラックスした様子で、ウオーキングの人やバイクが通っても首を伸ばす程度で逃げたりするようなことはありません。
しばらく見ていると代掻きしたエリアへ移動し、草を無心に食んでいました。
今年の石垣島は レンカクが既に9羽 確認されたり、 大陸からと思われるハヤブサ がいたり、サカツラガンが3羽もやってきたり、大陸系の特徴を持ったノスリの小さな群れが観察されたりと大陸からの中継組が多く観察されています。粟国島にはインドガンが3羽、沖縄本島にはキバラガラが飛来しました。今後も大陸からの変なのが入らないか気が抜けません。^^
サカツラガン
サカツラガン
オスとメスでサイズが違うようだけど、よく分からない…。
サカツラガン
サカツラガンの名前の由来は頬がオレンジ色に染まり酒を飲んで頬が紅潮したように見えるとのことだけど。
サカツラガン
サカツラガン
2枚の写真をつなげてパノラマに加工。全て成鳥。なんとなく一番左がオスかな?
2019年11月12日(旧暦では2019年10月16日)
石垣島2年目の暗色型サシバ。昨年は3月まで滞在したので今年も越冬中は楽しませてくれそうです。
草刈り、浚渫された水路に虹彩が暗色のズグロミゾゴイがいました。人に慣れすぎな個体なので事故などが心配。
サシバ
かっこいいブラックサシバがこっちに来た!! ピントが甘いけど警戒心が強い暗色型サシバの貴重なショットなので…。^^;
サシバ
ズグロミゾゴイ
サシバ
2019年11月11日(旧暦では2019年10月15日)
サカツラガンを見ていると近くにくちばしの妙に長いシロチドリを発見。双眼鏡で覗いてみると猛禽類のようにくちばしの先端が湾曲していました。
世界的にウイルスによる野鳥のくちばしの変形が問題視されていると言う記事がナショナルジオグラフィックに載っていた。奇形は「鳥ケラチン障害」と言うらしいがこのシロチドリの変形もそれが原因なのだろうか?
今季のハマシギは飛来が多く、田んぼや水路、海岸などで観察できます。
シロチドリ
シロチドリ第1回冬羽。これぐらいの変形なら餌も取れると思うけど、進行したら厳しいですね。
ハマシギ
ハマシギ