日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年11月18日(旧暦では2020年10月4日)

チョウセンチョウゲンボウが田んぼに飛来しています。行動範囲は広く、神出鬼没ですが、警戒心の弱い個体で近くで観察できます。

夕方になるとカタグロトビのペアが畑に現れ、獲物を狙っていました。求愛給餌も期待したのですが、獲物がいないようでどこかへ飛んでいってしまいました。こちらも行動範囲が広いです。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウのメス第1回冬羽。幼羽も残っています。

チョウセンチョウゲンボウ

バッタかなにかを追っているようでしたが、狩りは失敗していました。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウは全体に色が淡く、胸の縦斑は細く小さいです。

カタグロトビ

カタグロトビのペア。左がオスです。

Category: 野鳥
2020年11月18日(旧暦では2020年10月4日)

秋の渡りで楽しませてくれたハリオシギやチュウジシギはいなくなり、田んぼには越冬組のタシギばかりになりました。多いところでは一つの田んぼに十数羽のタシギがいました。

タシギ

タシギの成鳥(左)と幼鳥。

タシギ

こちらのタシギは2羽とも幼鳥。

Category: 野鳥
2020年11月17日(旧暦では2020年10月3日)

一昨日のベニバト8羽 とは別の場所でベニバト3羽。今季の石垣島はベニバトだらけです。

タゲリも多く見られ、すでに40羽ほど確認しています。

島内に散らばっていたクロツラヘラサギはなんとなく一つに集まりだしているようですが、まだ距離があります。

ベニバト

今日はベニバトのオス成鳥ばかり3羽。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギの若い個体。3カ所に合わせて7羽ほど滞在しています。

タゲリ

今季はタゲリも多く飛来しています。いまのところ成鳥は一羽も遭遇しておらず、全て幼鳥です。

Category: 野鳥
2020年11月16日(旧暦では2020年10月2日)

先日見つけたベニバト6羽の群れ はさらに増えて8羽になっていました。一度に8羽はこれまでの最多記録です。

ズグロミゾゴイはずいぶん警戒心の弱い個体で息子と二人で座って観察しているとぐんぐんこちらに近づいてきて最終的には2メートルほどの距離までやってきました。

石垣島で越冬するサシバは方言で落てぃ鷹(うてぃだか)として市民に親しまれ、歌にもなっており、カラオケにあるそうです。例年、越冬個体が少なくなっているのが少し気になります。

田んぼにはカンムリワシやハヤブサ、チョウゲンボウ、カタグロトビ、チュウヒなど猛禽類が賑やかですが、キジバトやセキレイ科の小鳥たちは戦々恐々です。

満潮の海岸では小さな岩礁にキアシシギやムナグロ、ダイゼンが所狭しと休んでいました。河川でカヌーやSUPが行われるようになってからシギやチドリたちの休む場所がなくなってしまいました。石垣市自然環境保全ネットワークでも問題視されています。

ベニバト

ベニバトの成鳥オス。

ベニバト

ベニバトの成鳥メス。

ベニバト

ベニバトのオス3羽とメス4羽の合わせて7羽。もう1羽のメス個体は写真左上の葉の後ろにいます。幼鳥も1羽いたのですが、発見の日、友人の目の前でハヤブサに狩られてしまいました。

画面中央左に写るオスは妙に色の淡い個体でした。

ズグロミゾゴイ

ズグロミゾゴイ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中でわずかに茶色い羽が見えます。

ズグロミゾゴイ

風で冠羽が広がり、幼羽の美しい模様が見えました。

カンムリワシ

カンムリワシのメス成鳥。

サシバ

サシバのオス成鳥。狩りのシーンを見たかったのですが、まったりモードでかなわず…。

ムラサキサギ

ムラサキサギ成鳥。最近、恐竜図鑑にはまっている息子は「恐竜時代から来た鳥がいる」と大騒ぎ。^^ 鳥類は恐竜だということはまだ息子には教えていない。

キアシシギ / ダイゼン / ムナグロ

キアシシギ、ムナグロ、ダイゼンの群れ。

Category: 野鳥
2020年11月14日(旧暦では2020年9月29日)

カモ沈砂池に沖縄では珍鳥となるスズガモが入りました。カルガモやキンクロハジロ、ハシビロガモに交じって1羽のみ。昨年の今頃は与那国島でスズガモを2羽 見ています。うれしい2年連続の確認です。^^

昨日の6羽のベニバト とは別の場所2カ所に合わせて3羽発見。石垣島は雨と強風に見舞われていますので10羽近いベニバトが渡れずに滞在しています。

スズガモ

スズガモの幼鳥オス。第1回冬羽がわずかに出ています。

ベニバト

横なぐりの雨の中、ベニバト。2カ所合わせて3羽。

キンクロハジロ

キンクロハジロのメス幼鳥。

Category: 野鳥