2021年1月6日(旧暦では2020年11月23日)
石垣島初記録となるマキバタヒバリが飛来しました。全国的にもごく稀な鳥です。与那国島では昨年の3月に友人が撮影していますが、石垣島では記録がありません。
2021年に入って初バードウオッチングでマキバタヒバリを見つけてしまうなんてなんて幸運なんでしょう。 2019年の春には沖縄本島から石垣島にもどってきていきなりミヤマヒタキを発見 しています。そういうタイミングはなんらかの力が働くのでしょうか…。^^;
マキバタヒバリは、タヒバリやムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなどと行動を共にしていました。鳴き声(フライトコール)はタヒバリとほとんど同じでした。
草むらの合間をちょこまかと忙しく動き回り、双眼鏡で捉えてもカメラに持ち替えるとマキバタヒバリは、ふたたび行方不明。撮影に難儀しましたが、識別点を多く確認したいので時間の許す限りマキバタヒバリの写真を量産しました。^^;
全体的にタヒバリやムネアカタヒバリなどに比べいろが明るいこととや胸の縦斑が点線状で一つ一つが丸いこと、眉斑が目立たないこと、上尾筒の色や体の小ささプロポーション、後趾の爪が長く黒っぽいことなどマキバタヒバリの主な識別点が全て合致しています。
マキバタヒバリ あきらかに明るいベースにオリーブ色が三列風切などに見えます。プロポーションもタヒバリとは違うようです。
マキバタヒバリ 双眼鏡に最初に入ったときのマキバタヒバリはこのような姿。白っぽい胸に目立つ縦斑を見た瞬間「ドキッ」としました。
マキバタヒバリ マキバタヒバリの上尾筒。タヒバリやムネアカタヒバリとは模様の入り方などが違うようです。
マキバタヒバリ 分かりにくいですが、写真中央に長く伸び、黒ずむ後趾の爪。
マキバタヒバリ マキバタヒバリの尾羽。T6に白斑があるのはタヒバリやムネアカタヒバリと同じのようです。
2021年1月5日(二十四節気の小寒、旧暦では2020年11月22日)
サカツラガン5羽はまだいます。滞在1カ月を超えました。いつまでいるのでしょうかね。一時は心ないバードウオッチャーに追われて落ち着きをなくしていましたが、最近は以前のように警戒心もなくのんびりと過ごしています。
石垣島の越冬ジシギはほとんどタシギなのですが、きょうはチュウジシギは1羽だけ確認できました。きちょうな冬のチュウジシギなので越冬してほしいですね。
コチドリの群れに交じってオジロトウネンが1羽いました。サカツラガンの休む田んぼで採餌していました。秋のオジロトウネンは2回ほど撮り逃していたので近くで撮影できてうれしいです。^^
コチドリは換羽が早いので、すでに夏羽に衣替えしている個体も数羽いました。
アカガシラサギ、ベニバトもいましたが仕事の都合上時間切れ。明日、撮影してきます。
サカツラガン 長期滞在中のサカツラガン。警戒心が薄いので座り込んで寝てしまいました。^^
サカツラガン サカツラガン5羽。石垣島製糖で今期のサトウキビの状況などを取材していたら上空を飛んで行った。社に戻る途中、飛び去っと方角の田んぼに行ったらいた。
オジロトウネン オジロトウネン オジロトウネン正面顔。泥の中から細いミミズを摘み出して食っていた。
チュウジシギ 越冬組は数が少ないチュウジシギ。念のため、翼後縁や脇も確認しました。^^;
コチドリ 夏羽のコチドリ。冬の間に夏羽に変わり、夏の間に冬羽に変わる気の早い鳥。^^;
イソシギ イソシギ第1回冬羽。一見地味ですが、羽に光が当たると美しく輝きます。
2020年12月30日(旧暦では2020年11月16日)
昨年、12月に石垣島初記録として確認したハジロカイツブリ が今年も飛来しました。今回で石垣島2例目です。前回は1日で行方不明になりましたが、今回の個体は安定して見られそうです。
ケリも沖縄では珍しく、今季は長いこと滞在しています。 10月に同所で撮影した個体 と同じかもしれません。春までいて夏羽を拝みたいところです。
カンムリワシの幼鳥も縄張りが安定してきて複数個体がほぼ毎日見られます。
池のカモ類はハシビロガモとコガモ、カルガモを筆頭に、ヒドリガモやキンクロハジロなどが見られます。メジロガモも飛来していますが、きょうは見つけられませんでした。
石垣島発記録となるキバラガラが12月24日に確認されました。今季は九州や関東などでも出ています。年々キバラガラの情報は聞くようになりました。分布を広げているのでしょうか?
ハジロカイツブリ カンムリワシ カンムリワシ チュウダイズアカアオバト チュウダイズアカアオバトの成鳥オスがハマセンダンやスダジイの実を食っていました。
ケリ こちらも沖縄では珍しいケリ。この個体は第1回冬羽です。
キンクロハジロ キンクロハジロ成鳥のペア。右のオスはエクリプスから生殖羽へ換羽中。
2020年12月27日(旧暦では2020年11月13日)
先日のチョウセンチョウゲンボウの写真 があまりにもひどかったので撮り直してきました。警戒心もなく観察しやすい個体です。チョウセンチョウゲンボウは完全に越冬モードなので来春までは見られそうです。
ヒシクイ、オオヒシクイ、マガンの群れは9羽まで増えました。最初は 10月にマガン1羽 、 11月にヒシクイ4羽 、いつの間にかオオヒシクイが3羽合流してしばらく8羽でいたのですが、つい数日前にさらにヒシクイが1羽追加され、現在は9羽の群れで越冬中。石垣島でこの数は初記録と思われます。西表島では過去にコハクチョウ9羽の記録があります。
サシバは沖縄本島に比べると少ないですが、それでも安定して越冬個体が見られます。
ツグミも日に日に数を増やしています。ことしはハチジョウツグミは少ないですが、石垣島では年によってはツグミが少なく、ハチジョウツグミだらけのこともあります。
ことし生まれのリュウキュウヨシゴイは換羽が進んでいました。
チョウセンチョウゲンボウ チョウセンチョウゲンボウ 見張り台の下を人が通ろうが無関心。愛想のいいチョウセンチョウゲンボウです。
オオヒシクイ / ヒシクイ / マガン ヒシクイ、オオヒシクイ、マガンの群れ。全部で9羽まで増えました。越冬中のサカツラガンと合流しないのはなぜだろう。 昨年は一瞬だけ、サカツラガンとヒシクイが合流 したのですが、ヒシクイの警戒心が強くてすぐに別れてしまいました。
オオヒシクイ / ヒシクイ / マガン この日のねぐらはこの田んぼに決めたようです。警戒心がとても強く、これ以上はとてもじゃないけど寄れません。
リュウキュウヨシゴイ サシバ ツグミ ツグミ 2020年12月25日(旧暦では2020年11月11日)
雨上がり、カンムリワシの成鳥6羽と幼鳥3羽に出会えました。
カニを食っているカンムリワシがいたので飛びたちを狙ってみました。SONYのα9iiはやっぱすごいわ。そして200-600mmのレンズも素晴らしい。顔にピントが来たら放さず近距離のピントがシビアな状況でも余裕で追います。
しかもCanonからSONYに乗り換えてからは三脚を使わず手持ちでの撮影。軽いは正義ですね。^^
カンムリワシ幼鳥は3羽と遭遇。今季の幼鳥はこれで13羽目とカンムリワシ幼鳥の戸籍係の石垣島BIRD観察さんに教えてもらいました。^^
カンムリワシ カニを食い終わり、見張り台に帰るカンムリワシ成鳥。
カンムリワシ SONYのα9iiとEF 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの組み合わせはノートリミングでこのサイズになるぐらいの近距離でも顔にピントを合わせ続けてくれます。しかもミラーレスはフォーカス範囲が広いので画面の端っこでもオートフォーカスが効きます。
カンムリワシ 上の写真を切り抜き。カメラのフォーカス性能もなのですが、レンズのフォーカススピードが速くないとこの距離の飛び物はフォーカスが追いつきません。SONYは安いのに優秀ですね。
カンムリワシ バナナの木に止まりながらマングローブ湿地のカニを狙うカンムリワシ。石垣島らしい風景です。
カンムリワシ カンムリワシ カンムリワシ 獲物目掛けて急降下するカンムリワシの幼鳥。こちらは飛ぶ準備をしていなかったのでシャッタースピードが遅く、意図せず流し撮りになりました。^^;