越冬タシギ
秋の渡りで楽しませてくれたハリオシギやチュウジシギはいなくなり、田んぼには越冬組のタシギばかりになりました。多いところでは一つの田んぼに十数羽のタシギがいました。
タシギの成鳥(左)と幼鳥。
こちらのタシギは2羽とも幼鳥。
秋の渡りで楽しませてくれたハリオシギやチュウジシギはいなくなり、田んぼには越冬組のタシギばかりになりました。多いところでは一つの田んぼに十数羽のタシギがいました。
タシギの成鳥(左)と幼鳥。
こちらのタシギは2羽とも幼鳥。
一昨日のベニバト8羽 とは別の場所でベニバト3羽。今季の石垣島はベニバトだらけです。
タゲリも多く見られ、すでに40羽ほど確認しています。
島内に散らばっていたクロツラヘラサギはなんとなく一つに集まりだしているようですが、まだ距離があります。
今日はベニバトのオス成鳥ばかり3羽。
クロツラヘラサギの若い個体。3カ所に合わせて7羽ほど滞在しています。
今季はタゲリも多く飛来しています。いまのところ成鳥は一羽も遭遇しておらず、全て幼鳥です。
先日見つけたベニバト6羽の群れ はさらに増えて8羽になっていました。一度に8羽はこれまでの最多記録です。
ズグロミゾゴイはずいぶん警戒心の弱い個体で息子と二人で座って観察しているとぐんぐんこちらに近づいてきて最終的には2メートルほどの距離までやってきました。
石垣島で越冬するサシバは方言で落てぃ鷹(うてぃだか)として市民に親しまれ、歌にもなっており、カラオケにあるそうです。例年、越冬個体が少なくなっているのが少し気になります。
田んぼにはカンムリワシやハヤブサ、チョウゲンボウ、カタグロトビ、チュウヒなど猛禽類が賑やかですが、キジバトやセキレイ科の小鳥たちは戦々恐々です。
満潮の海岸では小さな岩礁にキアシシギやムナグロ、ダイゼンが所狭しと休んでいました。河川でカヌーやSUPが行われるようになってからシギチたちの休む場所がなくなってしまいました。石垣市自然環境保全ネットワークでも問題視されています。
ベニバトの成鳥オス。
ベニバトの成鳥メス。
ベニバトのオス3羽とメス4羽の合わせて7羽。もう1羽のメス個体は写真左上の葉の後ろにいます。幼鳥も1羽いたのですが、発見の日、友人の目の前でハヤブサに狩られてしまいました。
画面中央左に写るオスは妙に色の淡い個体でした。
ズグロミゾゴイ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中でわずかに茶色い羽が見えます。
風で冠羽が広がり、幼羽の美しい模様が見えました。
カンムリワシのメス成鳥。
サシバのオス成鳥。狩りのシーンを見たかったのですが、まったりモードでかなわず…。
ムラサキサギ成鳥。最近、恐竜図鑑にはまっている息子は「恐竜時代から来た鳥がいる」と大騒ぎ。^^ 鳥類は恐竜だということはまだ息子には教えていない。
キアシシギ、ムナグロ、ダイゼンの群れ。
カモ沈砂池に沖縄では珍鳥となるスズガモが入りました。カルガモやキンクロハジロ、ハシビロガモに交じって1羽のみ。昨年の今頃は与那国島でスズガモを2羽 見ています。うれしい2年連続の確認です。^^
昨日の6羽のベニバト とは別の場所2カ所に合わせて3羽発見。石垣島は雨と強風に見舞われていますので10羽近いベニバトが渡れずに滞在しています。
スズガモの幼鳥オス。第1回冬羽がわずかに出ています。
横なぐりの雨の中、ベニバト。2カ所合わせて3羽。
キンクロハジロのメス幼鳥。
仕事の移動中にキジバトの群れを発見。八重山には「キジバトの中にベニバトあり」という格言があるので少し寄り道をして探してみるとオス1羽とメス4羽、幼鳥1羽の合わせて6羽のベニバトが交じっていました。4羽までは見るのですが、6羽を一度に見ることはそうそうありません。
ベニバトはキジバトの群れとともに二期米の刈り取りが終わった田んぼで落穂を拾っていました。
今年の秋の渡りで見たベニバトは 8月の初陣 から数えて16羽となりました。まだまだ増えます。
ベニバトのオス(右)とメス。
ベニバトの幼鳥。あと少しだけ換羽が進めば雌雄が識別できますが幼羽では分かりません。
写真のベニバトは5羽ですが、もう一羽いました。
伸びをするベニバトのオス。尾羽の先端半分の白い部分は飛ぶと時によく目立ちます。
ベニバトのメス。冬羽に換羽しつつあります。
こちらのメスも換羽が進んでいます。この写真だけで4羽写っています。一番奥の個体が6羽目のベニバト。^^