2020年12月17日(旧暦では2020年11月3日)
今季初のニュウナイスズメをスズメの群れの中に確認。飛び立ってシャッフルされるたびにニュウナイスズメの姿を見失いました…。^^ 狙って見つけたとはいえ、石垣島ではニュウナイスズメの飛来が少ないので嬉しいですね。
長期滞在のサカツラガンはほぼ同じ場所に滞在中。
今季は少なくて心配していたギンムクドリはここにきて増えてきました。市街地のアカギやガジュマルなどの実を食っています。ムクドリやカラムクドリ、インドハッカなどと群れたり離れたりで公園や図書館、市民会館あたりを巡回しているようです。
田んぼにではタシギが一か所に固まっています。石垣島では、ほかにもアカアシシギを中心に数種類のシギたちが越冬中です。
ニュウナイスズメ ニュウナイスズメ ススキにぶら下がっているスズメと比べるとニュウナイスズメの小ささが分かります。
ニュウナイスズメ ニュウナイスズメはススキの種子を食ったりしていました。
ニュウナイスズメ ニュウナイスズメ飛翔ですが、シャッタースピードが遅すぎて羽の様子が全く分かりません。^^;
スズメ スズメたちもススキなどイネ科植物の種子を食っています。
サカツラガン タシギ ギンムクドリ アカギの種子を食っていたギンムクドリ。くちばしの付け根が赤いのはアコウの実を食っていたからだと思われます。
ムクドリ 石垣島では冬鳥のムクドリ。沖縄本島では空港付近で繁殖もしています。
2020年12月16日(旧暦では2020年11月2日)
今季2度目の出会いとなったツメナガホオジロ。前回、10月下旬の個体はメスの成鳥でしたが、今回はオスの成鳥でした。今年の10月ごろは、石垣島のほかに沖縄本島や与那国島、粟国島とツメナガホオジロがよく現れます。環境も良く、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなど越冬組も多くいるのでツメナガホオジロもこのまま越冬する可能性が高いですね。
シベリアアオジは昨年の春にメスを撮影して以来です。ご多分にもれず、この仲間は草むらによく潜るので撮影するのに難儀しますね。シベリアアオジは単独でいましたが今のところ滞在2日目です。
オオカワラヒワも相変わらず警戒心が強いですが、しばらくの石垣島逗留を決めたようです。
アカハラは今季初撮影。ツグミ、アカハラ、シロハラは渡ってきてまもない個体が多く、まだまだ警戒心が解けないです。
大量に滞在中のムネアカタヒバリは警戒心が多少緩んできました。わずかにタヒバリも交じっているのですがこの日はチョウゲンボウが3個体もうろうろして驚いて群れが飛ぶたびにシャッフルされてツメナガホオジロを見失うのでタヒバリ属には時間を割けず…。^^;
ツメナガホオジロ ツメナガホオジロ ツメナガホオジロ 食料は豊富にあり、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなども大量にいるので安心して越冬してくれるでしょう。
ツメナガホオジロ ツメナガホオジロや一緒にいる鳥たちの警戒心が大変強いので待ちの体制でいると目の前までやってきました。
ツメナガホオジロ ツメナガホオジロの特徴でもある真っ黒で長い後趾が見えます。
ツメナガホオジロ シベリアアオジ シベリアアオジ シベリアアオジ 時折「チッ、チッ」と鳴きながら畔の草むらに入ったり出たりを繰り返していた。
オオカワラヒワ アカハラ 先月末から姿を現し出したアカハラ。成鳥のメス。警戒心が強い個体が多い中、比較的、落ち着いた個体でした。
ムネアカタヒバリ ムネアカタヒバリ 2020年12月15日(旧暦では2020年11月1日)
ことしは石垣島のベニバトは当たり年のようで秋からこれまでに20羽以上を撮影しています。条件が悪かったり、飛ばれたりして撮影していない個体を合わせたらいったい何羽見たのだろうか。^^;
今回の3羽はどれもことし生まれなのですが、第1回冬羽にほとんど変わっていました。
ツグミ、シロハラ、アカハラもいましたが、警戒心が強く、ツグミ以外は写真に撮れず…。^^;
石垣島BIRD観察さんにツメナガホオジロ、ヤツガシラ、イカル情報をもらいましたが、時間切れで見られず…。^^;
ベニバト ベニバトのオス。少し幼羽が残っていますがほぼ第1回冬羽。
ベニバト こちらはベニバトのメス個体。上のオスと同じように換羽が進んでいます。
ベニバト 上とは別のメス個体。初列風切と雨覆に幼羽を残しています。
リュウキュウキジバト リュウキュウキジバト幼羽から第1回冬羽へ換羽中。虹彩の色も鈍いです。
ツグミ 2020年12月15日(旧暦では2020年11月1日)
石垣島の田んぼではソリハシシギが2カ所で3羽のほかアカアシシギやアオアシシギ、セイタカシギ、クサシギ、ハマシギ、タシギなどが越冬中。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) ソリハシセイタカシギ(アボセット) 近くで観察していると「ジャッ、ジャッ」とくちばしが水を切る音が聞こえてきました。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) ソリハシセイタカシギ(アボセット) アカアシシギ タシギ ハマシギ アオアシシギ 2020年12月15日(旧暦では2020年11月1日)
12月2日に現れたサカツラガン5羽 は相変わらず警戒心がなく田んぼに滞在中です。島内の田んぼを移動しているようです。
ことし生まれのズグロミゾゴイたちは、どの個体も換羽が始まっています。
クロツラヘラサギは島内複数箇所に数羽が滞在中。クロツラヘラサギのすぐそばにはムラサキサギとカンムリワシがいました。ムラサキサギとカンムリワシはこの季節、どこの田んぼにもいます。
サカツラガン サカツラガン5羽。田んぼ数カ所を行ったり来たりしています。
ズグロミゾゴイ クロツラヘラサギ 若いクロツラヘラサギ。こちらも1カ月近い滞在となります。
ムラサキサギ ムラサキサギ成鳥。ムラサキサギは成鳥、幼鳥含めて出会う機会は多いです。