日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

越冬中のチョウセンチョウゲンボウ、ヒシクイ、オオヒシクイ、マガンの群れなど

2020年12月27日(旧暦では2020年11月13日)

先日のチョウセンチョウゲンボウの写真 があまりにもひどかったので撮り直してきました。警戒心もなく観察しやすい個体です。チョウセンチョウゲンボウは完全に越冬モードなので来春までは見られそうです。

ヒシクイ、オオヒシクイ、マガンの群れは9羽まで増えました。最初は 10月にマガン1羽11月にヒシクイ4羽 、いつの間にかオオヒシクイが3羽合流してしばらく8羽でいたのですが、つい数日前にさらにヒシクイが1羽追加され、現在は9羽の群れで越冬中。石垣島でこの数は初記録と思われます。西表島では過去にコハクチョウ9羽の記録があります。

サシバは沖縄本島に比べると少ないですが、それでも安定して越冬個体が見られます。

ツグミも日に日に数を増やしています。ことしはハチジョウツグミは少ないですが、石垣島では年によってはツグミが少なく、ハチジョウツグミだらけのこともあります。

ことし生まれのリュウキュウヨシゴイは換羽が進んでいました。

チョウセンチョウゲンボウ

チョウセンチョウゲンボウのメス幼鳥。

チョウセンチョウゲンボウ

見張り台の下を人が通ろうが無関心。愛想のいいチョウセンチョウゲンボウです。

オオヒシクイ / ヒシクイ / マガン

ヒシクイ、オオヒシクイ、マガンの群れ。全部で9羽まで増えました。越冬中のサカツラガンと合流しないのはなぜだろう。 昨年は一瞬だけ、サカツラガンとヒシクイが合流 したのですが、ヒシクイの警戒心が強くてすぐに別れてしまいました。

オオヒシクイ / ヒシクイ / マガン

この日のねぐらはこの田んぼに決めたようです。警戒心がとても強く、これ以上はとてもじゃないけど寄れません。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス第1回冬羽。

サシバ

越冬サシバの幼鳥。

ツグミ

増えてきたツグミ。オスの第1回冬羽。

ツグミ

ツグミのメス第1回冬羽。