日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2017年9月18日

沖縄にもタシギがぼちぼちやってきたようです。

ほかのジシギも結構な数を見かけますが、識別がやはり難しいですね。^^; ジシギの識別を勉強中です。間違いなどありましたら教えていただければ幸いです。

タシギ以外が自信がなく「チュウジシギ?」とクエスチョンマークをつけていたのですが、マスターから「写真で見る限りはチュウジシギでいいんじゃないか」と判定をいただきました。自信を持ってチュウジシギと言えるようにまだまだ勉強が必要です。

まずは自信のあるタシギから。同じ田んぼで4羽ほど見かけました。

2017年9月12日

日帰り出張で石垣島に行ったついでに、今話題のカタグロトビを久しぶりに見てきました。

カタグロトビは、先月は4羽のヒナが巣立ち、同年3月には1羽のヒナが巣立ち石垣島で数を増やしつつあります。人間が持ち込んだわけでもなく、おそらく台湾あたりに生息する個体群からの自然飛来と思われます。

旺盛な繁殖力で今後も数を増やす可能性もありますが、しばらくはモニタリングなどして静かに見守るしかないでしょう。

カタグロトビの成鳥がこちらへ向かって飛んできました。思い通りのコースを飛んでくれたのはいいのですが、これを最後に見失ってしまいました。飛行機の時間も迫っていたので探索も断念。

2017年9月12日

日帰りで、約半年ぶりに石垣島へ行ってきました。半分仕事でしたのでバードウォッチングは空港への帰り道に少ししただけでしたが、町から一番近い田んぼには、オグロシギやトウネン、ウズラシギ、チュウジシギ、タマシギ、セイタカシギ、ムナグロ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ツバメチドリなどたくさんのシギやチドリが入っていました。

特にジシギは一つの田んぼに数個体が警戒心も薄く、エサ取りに勤しんでいました。

ジャワアカガシラサギやキリアイ、カンムリワシ幼鳥のポイントなども教えてもらったのですが見つけることができなかった。時間が足りないですね…。^^;

幼羽から第1回冬羽に変わりつつあるオグロシギ。

2017年9月7日

きょうは、二十四節気の一つ白露。平年に比べて3度ほど暑い沖縄は、まだまだ真夏日が続きます。いつもなら9月22日ごろには最高気温が30度を下回ってくるのですが、今年はもうしばらく真夏日が続きそうですね。

上げ潮に合わせて時間が取れたので久しぶりにナンヨウショウビンを見てきました。

漫湖干潟を見渡せるとよみ大橋に到着し、しばらく双眼鏡で探しているとナンヨウショウビンが視界に現れました。お気に入りの枝に止まってカニを捕まえていました。30分もすると干潟は見えなくなり、ナンヨウショウビンもマングローブの中へ消えていきました。8月10日に発見されて以来、もうすぐで滞在1カ月となります。この調子だと、このまま越冬しそうですね。^^;

とよみ大橋に到着後、ほどなくして現れたナンヨウショウビン。久しぶりの再開ですが元気そうでした。

2017年9月7日

数日中の野鳥の様子。金武の田んぼにはツメナガセキレイの群れが入っていました。ツバメチドリも十数羽。三角池には午前中、キリアイがいたそうですが、夕方にはいなくなっていた。トウネン、ヒバリシギ、コチドリはたくさんいた。

漫湖干潟のナンヨウショウビンは、ツミが現れて枝の上でのんびりするもんだから気配すらなし。^^;

金武でシベリアツメナガセキレイ?幼羽→第1回冬羽。眉斑はシベリアツメナガセキレイっぽいけど幼鳥だからなー。^^;

2017年8月29日

田んぼには、ツバメチドリやウズラシギ、トウネン、ヒバリシギ、セイタカシギなどが入っていました。ジシギも数個体。

ツバメチドリは、20羽ほどの群れでした。ウズラシギは10羽程度です。

ジシギは、識別しようと粘りましたが尾羽を広げたところは見せてくれず…。^^; マスターからもらったジシギ識別用写真集を見比べて見ると体型や色合いからチュウジシギか?

ツバメチドリ冬羽。

2017年8月25日

ナンヨウショウビンは、次にいつ見られるか分からないので、きょうも見てきました。^^

昨日と同じ枝に現れましたが、枝が被ってよく見えない。しばらくすると対岸の一番遠い場所へ飛んでいってしまった。しばらく待つと元いた木の近くへ戻ってきましたが、枝が込み入った場所でやはり見難い。^^;

昨日と同じ木に止まったナンヨウショウビン。枝が被らないようにとよみ橋の上を右へ左へ移動して撮影しました。^^;

ナンヨウショウビンは、ヒヨドリなどほかの鳥が嫌いなようで近くに来ると追い払っていた。

2017年8月24日

帰宅途中、漫湖干潟に寄ってみました。きょうもナンヨウショウビンは、いつもの場所に登場。発見されてから15日が経ちました。漫湖干潟には、カニなどナンヨウショウビンの餌となる生き物がたくさんいるので、このまま越冬してくれたら嬉しいですね。

夕方になり現れたナンヨウショウビンは、餌取りなどの行動は見せてくれず、マングローブでまったりと過ごしていた。毎回のことですが、ナンヨウショウビンまでの距離があり、豆粒のようにしか写真には写らなかったので、超トリミングしています。^^; いつかは、もう少し近くで写真に収めたいものです。

ナンヨウショウビンは、しばらく美しい姿を堪能させてくれたのち、ねぐらをとっている林の中へ消えていった。

きょうのナンヨウショウビンは、マングローブの葉っぱをくわえたりして遊んでいた。

2017年8月23日

きょうは、二十四節気の一つ処暑。シギやチドリの渡りが始まり、秋は着実に来ているのですが暑い一日でした。^^;

漫湖干潟では、1週間ぶりにナンヨウショウビンに会えました。きょうもとよみ大橋からの観察で遠かったですが、再び巡り会えてよかった。8月10日に発見されてから2週間がたちました。

「最後にナンヨウショウビンをもう一度見てみたい」と思っていましたが、いざ見つかるとまだまだいてほしいという気持ちになるものです。^^

久しぶりに沖縄本島のマスター(勝手に私が思っているだけ…。^^;)とも数カ月ぶりにフィールドで会うことができた。ジシギの識別の手助けになるようにと、マスター作の沖縄のジシギ写真集も頂いた。昨年も識別頑張ろうとして挫折していますが、今冬こそやるぞ!!

遠いし、マングローブの影でしたが、再びナンヨウショウビンに会えました。

2017年8月22日

漫湖干潟でナンヨウショウビンの登場を待っているとリュウキュウヨシゴイが登場。以前よりかなり数を減らしているそうです。私も漫湖干潟で見たのは初めて。

秋の渡りのシギは、チュウシャクシギやキアシシギ、アカアシシギ、ソリハシシギが多くいます。アオアシシギは数羽。

肝心のナンヨウショウビンは出ませんでした。^^; 明日に期待。

満潮に向けて潮が満ちてきたらいつのまにかリュウキュウヨシゴイが現れました。

2017年8月16日

現場に着くとすでにナンヨウショウビンが餌取りにやってきていました。 昨日 に比べると距離が倍ぐらいあり遠い…。^^;

しかし、愛想よく獲物のカニなどをとったりして楽しませてくれました。

今月10日に発見されてから1週間がたちましたが、このナンヨウショウビンは、いつまで滞在してくれるのでしょうか。

漫湖水鳥・湿地センターへは、ナンヨウショウビンについて何件か問い合わせの電話があったそうです。漫湖水鳥・湿地センターへもぜひ立ち寄ってみてください。係の方は非常にフレンドリーで親切ですし、野鳥情報も聞けますよ。

一番近くてもナンヨウショウビンまで、数十メートルは離れていました。

2017年8月15日

那覇市と豊見城市にまたがる漫湖干潟になんと珍鳥ナンヨウショウビンが姿を見せました。沖縄野鳥の会の会長さんと沖縄南部自然を守る会の会員さんから情報を提供いただきました。ありがとうございます。

午前中は、饒波川からとよみ大橋まで2時間以上かけて歩きながら探したのですが、見つからず。途中、野鳥の会の会員さんとばったり会い、夕方のが出がいいですよとのアドバイスをいただき、出直すことにしました。

夕方は、とよみ大橋からの探索。沖縄本島初記録となるナンヨウショウビンを一目見ようと約10人ほどが集まっていました。

誰かに見つけてもらったナンヨウショウビンは、絶対に嫌だったので最初に見つけてやろうと目を皿のようにして探していると日没直前の午後6時48分に出ました!!

「居た!!」と言って万が一にもカワセミだったら恥ずかしので、息を整えてもう一度双眼鏡を覗くと完全にナンヨウショウビンでした。そこで初めて、沖縄野鳥の会会長さんに報告の上、皆さんに居たことを告げると全員で撮影会。

次はいつ見られるか分からないので、遠い、暗い、橋が揺れるの三重苦の厳しい条件の中、とりあえず写真に押さえようとシャッター音があたりに響き渡りました。^^

湿地のマングローブに止まったナンヨウショウビンは、キアシシギやコサギにアタックしていました。自分の縄張りだと主張しているかのようです。10分ほど、飛び回り、ほかの鳥を散々驚かしてから午後7時10分ごろにはマングローブの中に消えて行きました。

その後は、居合わせた皆さんと固い握手をしてナンヨウショウビンに会えたことを喜びました。^^

小笠原方面の台風の影響なのか今月上旬に名護市で2羽、北谷町で1羽のコアホウドリが迷い込んできているので、このナンヨウショウビンもその影響で沖縄本島までやってきてしまったのでしょうか。

この時が一番近かった。とっさに2倍のエクステンダを外し、橋の上から干潟にカメラを落とさないか心配しながら600mm手持ちでの撮影。

ブルーの背中が大変に美しいナンヨウショウビンです。

2017年8月14日

秋の渡り鳥を見に沖縄本島南部の米須海岸へ行ってきました。コチドリ、シロチドリ、ダイゼン、ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギ、タカブシギ、イソシギ、トウネン、ヒバリシギなどがいました。

夕方には、ゴイサギがやってきてクロサギと餌場の取り合いをしていた。^^;

キョウジョシギ。

2017年8月14日

エリグロアジサシとコアジサシの巣立ちビナというか幼鳥が海岸に何羽かいました。

自分で獲物を狩れるようでしたが、成功率は低いようで、まだまだ親鳥からも餌をもらっていました。

親鳥に餌をねだるコアジサシの幼鳥。

2017年8月11日

久しぶりに与根の三角池とその周辺の干潟でシギ・チドリの状況を見てきました。まだまだ数も種類も少なかったです。

ヒバリシギとコチドリが一番多く、それぞれ30羽ほどいました。そのほかは、キアシシギが3羽、アカアシシギが2羽、セイタカシギも2羽、ムナグロが1羽、チュウジシギが1羽確認できました。

カモ類は、まだ一羽もやってきていませんでした。

池の奥の方では、バンが巣を構えていた。サギの仲間は、アオサギやダイサギ、コサギ、ゴイサギなどがいて、ティラピアの稚魚を狙っていた。

ムナグロは三角池の北側の干潟にいた。

2017年8月11日

ことし生まれのセッカの兄弟が2羽でいました。最初は、ペアかと思ったんですが、よく見るとまだ若い。

ことし生まれと思われる若いセッカ。

2017年7月29日

福岡県の実家に子どもと帰省していた妻を迎えに行きがてら、佐賀県の有明海に面する東よか干潟に行ってきました。ラムサール条約湿地に登録されていて、鳥屋の間では大授搦と呼ばれており、シギやチドリの仲間の日本一の飛来数を誇る干潟です。

秋の渡りには少し早かったようで、ダイゼンとハマシギぐらいしかいませんでした。

干潟には、7月5日に九州を襲った大豪雨により海に流された流木が大量に漂着していた。17日には、この付近で女性の遺体が2体見つかったそうだ。冥福を祈る。

2泊3日の間、被害のひどかった朝倉市や日田市なども立ち寄った。重機などが入り復旧に向けて作業が進んでいた。大授搦にも重機が数台入り、漂着物の除去を行なっていた。

ダイゼンは、流木を取り合いケンカが絶えない。^^;

2017年7月21日

先週のコチドリとタカブシギに続き、ヒバリシギとクサシギも渡ってきました。

この後、フクロウ3種を撮りたい友人2人をやんばるでガイドしてきました。無事、アオバズク、コノハズク、オオコノハズクの撮影に成功。^^

ヒバリシギは2羽だけでした。