ソリハシセイタカシギが飛来しました。 10日ほど前から2羽いたツルシギ は4羽に増えました。
夏羽のクロハラアジサシも田んぼの上を飛び回り、春の渡りがいよいよ本格的に動き出したようです。
昨年の秋から今年にかけてオス3羽、メス1羽を確認したヨシガモ。シーズンで4羽も見るのは、沖縄ではかなり珍しいです。オカヨシガモのメス4羽と行動を共にしていました。
タシギは越冬組に渡り組が加わり多少賑やかになってきましたが、タシギ以外のジシギの確認はまだです。
繁殖シーズンに入っているタマシギが数日間、同じ草むらの中にいます。巣作り中なのでしょうか。
ズグルミゾゴイも繁殖シーズン到来で婚姻色が出だしています。
ハクセキレイも移動が活発で、20羽程度の群れをいくつか見ました。ホオジロハクセキレイも混じっています。
ツグミも増えたり減ったりで入れ替わりが激しい模様。春の渡りが始まっているようです。
水の張られた田んぼにはセイタカシギやアマサギ、アオサギが飛来していました。こちらも春の渡りの最中だと思われます。
ヨシガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。
昨年からのメジロガモ は2羽が越冬中。換羽は進んでいるのかよく分かりません…。^^;
海のシギ、チドリは春の渡り組が続々と入り賑やかでしたが、田んぼにもやっと渡りのタカブシギの群れがやってきました。これからさらに増えることを期待します。
田んぼで越冬するシギは、セイタカシギやクサシギ、イソシギ、タシギなどですが、今季は少ないような気がします。
メジロガモのメス。
夕方、師匠から緊急連絡。なんと石垣島にタカサゴクロサギが登場しました!! 石垣島では、過去にも出ているのですが、写真が撮られたのは今回が始めてだと思われます。
ソリハシセイタカシギは今季4羽目。滞在はそれほど長くないですが、この個体は警戒心が薄いので越冬に期待。
オオハシシギは10月20日に確認 してから同じ場所で滞在。こちらも警戒心なし。
そしてクロツラヘラサギもオオハシシギやソリハシセイタカシギ、オオハシシギと同じ場所で警戒心なし。この3種のほかバン、オオバンなどウオーキングの人が通っても平気なのは驚きです。
タカサゴクロサギ。おそらく幼鳥と思われます。これでヨシゴイ属はコンプリート。^^
先日の個体 に続き、今季2羽目となるソリハシセイタカシギが飛来しました。オオハシシギとヒドリガモは今季初確認となりました。
今季2個体目のオグロシギも確認。田んぼにはアオアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、タシギ、ハマシギ、クロハラアジサシなどが滞在中です。
先日の個体よりは警戒心が弱いソリハシセイタカシギ第1回冬羽。
今季最初の石垣島へ飛来したカモはシマアジでした。海岸のセイタカシギやコサギの群れの中にいました。
ヨーロッパトウネンは 前回の幼鳥 に続いて2羽目。トウネンやヒバリシギと群れを形成していました。
ハジロクロハラアジサシは前回の成鳥に続き、幼鳥が到着。田んぼで元気よく餌を取っていました。
ハリオシギ、チュウジシギ、タシギのジシギ3種は滞在中。全種楽しめるのは今だけですね。
田んぼのスズメの群れに色彩変異を起こして派手な茶褐色になった幼鳥が2羽いました。 6月上旬には同所で同じような色彩変異を起こした成鳥 を見ているのでその子孫かもしれませんね。
今季初確認となったシマアジ。
ツバメチドリは最初の繁殖地が耕されるなどアクシデントもありましたが、場所を変えておおむね順調に進んでいます。まだほとんど飛べないヒナから、親と変わらないぐらいに成長したヒナまでさまざまでした。
ベニバトは相変わらず、だらだらと現れます。以前は秋の渡りで飛来する印象でしたが、最近は一年中、石垣島にいるような気がします…。^^;
リュウキュウヨシゴイも子育て中のようで餌をとっては同じ茂みに入っていっていました。
ムラサキサギも田んぼに親子で登場。親鳥の給餌でも見られないか観察していましたが、まったく気配なし。かといって、幼鳥も自分で獲物をとるような仕草もなし。
シギはタカブシギが少しずつですが増えてきました。セイタカシギもパラパラと飛来。アカアシシギやヒバリシギは1〜2羽程度の少数で現れます。コチドリは十数羽の群れが田んぼにいました。
クロハラアジサシは数羽が複数箇所に飛来。飛び回りながら獲物をとっていました。
ツバメチドリのヒナ。まだほとんど飛べません。
石垣島のリュウキュウアオバズク、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアカショウビンの琉球御三家の巣立ちラッシュが続いています。アオバズクは5巣、リュウキュウコノハズクも5巣、アカショウビンは7巣を観察中ですが、数が多過ぎてとてもじゃないですが、全部は見られません…。^^;
田んぼには、ソリハシセイタカシギやセイタカシギ、クロハラアジサシが飛来。
カンムリワシはいつものところにいつもの繁殖に参加していない若い個体がいました。アカショウビンと餌場を共有していますが、軋轢はないようです。
夜探では子連れのオオクイナが藪の中で寝ていました。
アオバズクはすでに3カ所で巣立ち。ヒナの数は1〜2羽の若干少なめです。こちらは1羽だけの巣立ちでした。左がヒナで右がメス。