日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

April 9, 2018

今年は渡りのスタートが遅いようで鳥が少ない日々を送っていますが、やっとウズラシギが現れました。シギ、チドリの渡りは、この後が続くといいのですが…。

南部の畑には、 3月末に見て 以来、少しずつ増えてきたようで、あちこちにツバメチドリが入ってきました。喜屋武と米須合わせて7羽ほど確認できました。

カモは、三角池にはコガモのメスが3羽とハシビロガモのオスが1羽、米須海岸には、ヒドリガモがオスとメス合わせて数羽でした。

シギとチドリの仲間は、アオアシシギとセイタカシギが三角池でそれぞれ20と50。米須海岸では、ヒバリシギが十数羽、アオアシシギ数羽、ムナグロ数十羽、コチドリ、シロチドリ 、メダイチドリが少しずついました。

シロチドリは、すでに抱卵に入っているペアもいました。

やっと渡ってきたウズラシギ。三角池に数分間滞在したのちどこかへ飛び去りました。タイミングの良い出会いでした。

Dec. 3, 2017

久しぶりの金武です。タゲリの幼鳥が4羽いました。 9月に見つけた足環付きのアカアシシギ も滞在していました。

シギの数も減って、水路にまばらにいるだけ。ジシギは全てタシギでした。

ヒバリシギに混じってヨーロッパトウネンもいたほか、セイタカシギやアオアシシギ、クサシギなどが数羽ずつ。怪我をしているのか同じ場所から動かないオオバンがいた。

タゲリ第1回冬羽。全部で4羽いたけど、全て幼鳥でした。

Sept. 24, 2017

三角池にエリマキシギが2羽やってきました。幼鳥のオスとメスです。

ほかにはトウネン、コアオアシシギ、アカアシシギ、セイタカシギなどが滞在中。先日、コガモが2羽入っていましたが今日は見当たりませんでした。

エリマキシギの幼鳥オス(右)と幼鳥メス。

Sept. 18, 2017

フラッグ付きのアカアシシギとセイタカシギがいました。

アカアシシギはフラッグが外れてしまっていましたが、メタルリングの記号「KANKYOSYO TOKYO JAPAN 6A27456」は読み取れた。セイタカシギの方は白と青のフラッグでフラッグには「UM」メタルリングには「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」と刻印してありました。

2羽とも同日、金武の田んぼで見つけました。一日に同じ場所で複数羽のフラッグ付きを見つけたのは初めてのことです。

最近、フラッグ付きを見つけて山階鳥類研究所に連絡しても音沙汰ないことが何度かありましたが、今回は返事に期待して連絡します。どこでいつ付けられたものなのか分かるのが楽しみです。^^

9月20日追記

Twitterからの情報では、アカアシシギの方は、2015年に久米島で放鳥されたもので、2016年1月には、金武で撮影され、山階鳥類研究所へ報告された個体だそうです。

9月26日追記

本日、山階鳥類研究所鳥類標識センターから連絡がありました。それによると、「KANKYOSYO TOKYO JAPAN 6A27456」のアカアシシギは足環番号から2015年9月26日に久米島宇江城で放鳥された個体と判明しました。セイタカシギは台湾に問い合わせている最中で返事があり次第、私にも知らせてくれるとのこと。

10月15日追記

本日、「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」のセイタカシギについて山階鳥類研究所鳥類標識センターから連絡があり、このセイタカシギは、足環番号から2015年11月16日に台湾の Lan-Yan River, I-Lan County (宜蘭県の蘭陽溪かな?)で放鳥された個体と判明しました。緯度と経度も教えていただき 24d42mN 121d50mE だそうです。これを Google maps で表示してみると以下の場所が表示されるので台湾宜蘭県の蘭陽溪河口付近での放鳥ということで間違いなさそうです。

山階からのメイルによると「今回の記録はセイタカシギの海外放鳥個体が日本で初めて観察された貴重なもの」とのことです。わずかながらですが野鳥の生態研究、延いてはそれが野鳥の保護につながってくれたらいいなと思うところです。

10月16日追記

Twitterからの連絡によるとアカアシシギの方は、2016年11月26日にも今回と同じく金武で写真とともに山階鳥類研究所へ報告されていました。先日、教えてくれた方とは別人。3年連続で同じ場所にやってきていることになります。来年も見つけられるといいな。金武にこの時期行くみなさんは、ぜひこのアカアシシギを気にして見てください。

フラッグとメタルリング付きのセイタカシギ。

Sept. 7, 2017

数日中の野鳥の様子。金武の田んぼにはツメナガセキレイの群れが入っていました。ツバメチドリも十数羽。三角池には午前中、キリアイがいたそうですが、夕方にはいなくなっていた。トウネン、ヒバリシギ、コチドリはたくさんいた。

漫湖干潟のナンヨウショウビンは、ツミが現れて枝の上でのんびりするもんだから気配すらなし。^^;

金武でシベリアツメナガセキレイ?幼羽→第1回冬羽。眉斑はシベリアツメナガセキレイっぽいけど幼鳥だからなー。^^;

Aug. 11, 2017

久しぶりに与根の三角池とその周辺の干潟でシギ・チドリの状況を見てきました。まだまだ数も種類も少なかったです。

ヒバリシギとコチドリが一番多く、それぞれ30羽ほどいました。そのほかは、キアシシギが3羽、アカアシシギが2羽、セイタカシギも2羽、ムナグロが1羽、チュウジシギが1羽確認できました。

カモ類は、まだ一羽もやってきていませんでした。

池の奥の方では、バンが巣を構えていた。サギの仲間は、アオサギやダイサギ、コサギ、ゴイサギなどがいて、ティラピアの稚魚を狙っていた。

ムナグロは三角池の北側の干潟にいた。

April 13, 2017

沖縄では、北上組のシギが入れ替わり中継地の海岸にやってきます。

オジロトウネン3、コアオアシシギ2、ウズラシギ6、アカアシシギ3、タカブシギ数羽など海岸は賑やかになってきた。

夏羽に変わった個体もいくつか見られた。越冬していたカモやオオバンの数はかなり減りました。

夏羽になりつつあるコアオアシシギ。美しい模様です。

April 3, 2017

ハマシギやアカアシシギ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ヒバリシギなど春の北上組がちらほら。

オオソリハシシギ1羽が頭上を越えて降り立ちましたが遠過ぎて途中で見失う。^^;

夏羽に変わりつつあるハマシギ。

March 21, 2017

コガモやハシビロガモもだんだんと少なくなっています。アオアシシギは今月半ばあたりから増えたり減ったり。多いときは、70羽ほどの群れが観察できます。春の渡り組でしょう。

セイタカシギは美しい夏羽に衣替えした個体も増えてきた。

1羽だけいたアカアシシギは三列風切が白く見えます。一部白化個体か?

コチドリやヒバリシギ、バン、オオバン、カルガモなども滞在中。クロツラヘラサギはいたりいなかったり。三角池にいないときは、豊崎干潟にいることが多い。

美しい夏羽が生えそろったセイタカシギ成鳥オス。

Feb. 20, 2017

数日前から南風が吹き暖かくなってきました。きょうは雨が降ったり止んだりで湿度も上がり蒸し暑い一日。旧暦の2月、新暦の2月末ごろになると南風が急に北風に変わり海が時化るニンガチカジマーイ(二月風廻り)が発生します。台湾付近で発生し早いスピードで北上してくる低気圧を期待しつつ面白い鳥がやってこないかと首を長くしています。^^

工場地帯の公園には、イソヒヨドリとシロハラが仲良く喧嘩しながら餌探し。その近くでは、シマキンパラの群れが草の種を食っていた。最近、アオジを見る機会が増えてきたのですが写真をまともに撮らせてくれない…。天気のいい日に再挑戦したいですね。

豊崎干潟には、アカアシシギやチュウシャクシギが増えてきた。これから北上する鳥たちが増えるだろう。

クロツラヘラサギの群れは、見つかりませんでしたが1羽だけ豊崎干潟にいた。J10でした。

イソヒヨドリのオス。どこにでもいるごく普通の野鳥ですが大変に美しいです。

Dec. 27, 2016

2週間ぶりに休みが取れたので、やんばるから日の出とともにバードウオッチングをスタートするも強風も吹き土砂降り。夜は、満天の星が見えるぐらいに晴れ渡ってたのになー。^^;

仕方ないので、金武の田んぼに移動してみるとマガン5羽にヒシクイ4羽がいました。タゲリ、オジロトウネンのほか、アカアシシギ、アオアシシギ、ムナグロ、ヒバリシギ、セイタカシギ、タカブシギ、タシギなどいつもの面々も越冬モード。やはり、金武には安定して鳥たちがいますね。自宅から遠いのが難点。

マガンは、成鳥の胸から腹にかけての黒い模様の具合から、 11月2日に見た群れ とは異なるようです。群れの数も前回は7羽でした。

ヒシクイは、 10月9日に5羽12月8日に2羽 を同所で確認していますが同じ群れなのかどうかは不明。今回は4羽なので違う可能性が高いですね。

沖縄本島では警戒心の強い、リュウキュウヨシゴイもやっと写真に収めることができました。

タゲリが1羽やってきた。この体勢のまま動く気配なし。

Sept. 29, 2016

ソリハシセイタカシギが漫湖水鳥・湿地センターに1羽入っていました。干潮時は、かなり遠かったですが、潮が満ちてくると比較的近くで休憩していました。今季2羽目のソリハシセイタカシギです。

このソリハシシギ、上のくちばしが欠けているので 先日、うるま市で今季初確認したソリハシセイタカシギ とは別の個体のようです。

チュウシャクシギとアカアシシギが数十羽ずついました。漫湖に大量に生息しているヒメヤマトオサガニはシギたちの餌になっているようです。

休んでいるソリハシセイタカシギを見ていると目の前にカワセミが止まりました。久しぶりにカワセミの撮影ができました。^^

今季2羽目のソリハシセイタカシギ。遠くて大気の状態も悪く撮影には悪条件でした。^^;

Sept. 27, 2016

台風17号は、沖縄本島からかなり離れていましたが、大変大きな台風だったようで沖縄本島でも結構な風が吹きました。

そんな中、海岸と田んぼの様子を見に行くと、海岸はホウロクシギ2羽と少し離れてダイシャクシギ1羽。田んぼには、オグロシギやエリマキシギ、アメリカウズラシギ、ウズラシギなどいろいろ入っていました。

海岸にはダイシャクシギが。1200mmの手持ち重い…。^^;

ホウロクシギ2羽も近くにいたのですが、自撮りカップルに飛ばされました…。明日、もう一度見てこようと思います。

Sept. 15, 2016

久しぶり(10日ぶり)にバードウオッチングをしてきました。

うるま市の田んぼには、サルハマシギやアカアシシギ、コアオアシシギなどシギの仲間がいろいろ入っていました。

宮城島や伊計島のサトウキビ畑では、軽く車を流しただけでミフウズラを8個体も観察できました。ミフウズラは、サシバがやってくると途端に見えなくなるので今のうち!!

サルハマシギの幼鳥が田んぼに入っていました。

Sept. 2, 2016

やんばるへ行く途中、金武インターチェンジで降りて、田んぼの様子を見てきました。

エリマキシギやアカアシシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、ムナグロ、コチドリ、ハジロクロハラアジサシ? などいろいろ入って賑やかになってきました。^^

今季初のキセキレイにもやっと巡り合えました。

羽衣をいろいろ考察しましたが、間違っている可能性もあります。

エリマキシギのメス幼鳥。

Aug. 16, 2016

高校時代の友人と昼飯を食った帰りにうるま市の田んぼと伊計島の畑を回ってきました。

田んぼには、ジシギが5羽ほどいました。水を張った田んぼには、セイタカシギやヒバリシギ、アオアシシギ、アカアシシギなどがポツポツといました。

伊計島の畑には、あちこちにツバメチドリがいました。全部で数十羽ほどでしょうか。

尾羽を羽繕いしたのきの模様からオオジシギのようですが、沖縄にはオオジシギのような尾羽のチュウジシギもいるらしいので…。^^; そして、沖縄本島ではオオジシギはかなり少ないそうなのでチュウジシギかな。

July 26, 2016

沖縄本島へ異動になってから半年。会社の送別会で石垣島に戻ったついでに24、25日の2日間、久しぶりの石垣島バードウオッチングを楽しんできました。やっぱり石垣島は野鳥の宝庫です。^^

数が多いので、 この田んぼ、畑、牧草地編林道、森林公園編特別編カタグロトビ の三つに分けて掲載します。

今回は、リュウキュウヨシゴイやツバメチドリなど石垣島の田んぼや畑、牧草地などで観察できる野鳥です。

リュウキュウヨシゴイは、沖縄本島にも生息するのですが、数が少なく撮影するのはなかなか大変。石垣島では、平田原で4個体を観察、撮影できました。しかも沖縄本島と違って、八重山産は警戒心が薄く撮影も楽勝です。

秋の渡りも始まりつつあるようで、田んぼにはアカアシシギやジシギ、クサシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが入っていました。

ツバメチドリは年中観察できます。今回は、ツバメチドリの餌場となっている牛種子牧場で撮影です。入れ替わり立ち代り常に数羽が牧草の上を素早く飛び回り、獲物となる昆虫を捕まえていました。すっかり冬羽に変わっていました。

歩行者に驚いて飛び上がったリュウキュウヨシゴイのメス。

May 2, 2016

三角池に夏羽に変わったアカアシシギやウズラシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、セイタカシギがいました。クロツラヘラサギはまだ5羽滞在中。カモ類はゼロでした。

すっかり夏羽に変わったアカアシシギ。

Feb. 7, 2016

一昨日と今日、豊見城の三角池と豊崎干潟で探鳥してきました。三角池には、ソリハシセイタカシギ、ツクシガモがまだ滞在していました。他には、クロツラヘラサギやアオアシシギ、セイタカシギなど。

豊崎干潟には中洲で十数羽のクロツラヘラサギが休んでいました。カワセミやアカアシシギ、時折上空をミサゴが待っていました。カワセミがいた場所は、地元の方のポイントになっているらしく、止まり木などが設置してありました。写真を見せていただきましたが、大変美しく撮られていました。

ブラインド無しで、レンズはヨンニッパを使っていた通り、かなり慣れたカワセミのようでした。私も一度、カワセミのダイビング撮影に挑戦したいものです。

ツクシガモが三角池にまだいました。

Oct. 5, 2015

田んぼにシギが多く入っています。いつも遠くて撮りづらいエリマキシギが近くで撮影できました。^^ コアオアシシギは計10羽ほど飛来していました。久しぶりにウズラシギも近くで観察することができました。

他は、たくさんいるタカブシギやアカアシシギ、アオアシシギ、チュウジシギなど。

至近距離でエリマキシギ幼鳥オスが撮影できました。