日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年7月16日(旧暦では2022年6月18日)

数日中に巣立ちそうなリュウキュウアカショウビンを見てきました。時間帯的に給餌回数は少なかったですが、親鳥はクマゼミをヒナに与えていました。

7月19日追記

3日後の19日にヒナ2羽が無事に巣立ちました。巣内にはまだヒナ残っており、20日には巣立つものと思われます。

リュウキュウアカショウビン

ヒナに餌を与える親鳥。

リュウキュウアカショウビン

獲物はクマゼミが多いようでした。

Category: 野鳥
2022年7月16日(旧暦では2022年6月18日)

台風襲来もなく、エリグロアジサシの繁殖はどこも順調に進んでいます。陸地から一番近い営巣地に行ってみると2羽のヒナが育っていました。半分人工物でできた岩礁で、ヒナたちが隠れる場所もあることから巣立ちまで順調に推移しそうです。

河口にはシロチドリの幼鳥が2羽いました。島内での繁殖個体だと思われます。年々、シロチドリの繁殖地が少なくなっているような気がしますが今季も確認することができました。

エリグロアジサシ

エリグロアジサシの親鳥が獲物の小魚を持って帰ると岩陰から2羽のヒナが口を開けながら飛び出してきました。

エリグロアジサシ

エリグロアジサシのヒナ。孵化後、十数日でしょうか。

シロチドリ

シロチドリの幼鳥。同じようなステージの幼鳥がもう1羽いました。

シロチドリ

シロチドリ夏羽後期。上の幼鳥の親鳥かもしれません。

Category: 野鳥
2022年7月13日(旧暦では2022年6月15日)

夏羽のエリマキシギ成鳥オスが飛来しました。まさか石垣島で夏羽が残ったオスを見られるとは思ってもいませんでした。最初見つけた時は、何かわからず戸惑いました…。

田んぼにはコアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、セイタカシギ、コチドリなどが増え出して秋の渡りが始まったことを感じさせてくれます。

昨年の石垣島の秋の渡りは大当たりで、かなりの人が訪れてフィーバーしておりました。今季はどんな鳥が飛来するか今から楽しみです。^^

エリマキシギ

今季初のエリマキシギは夏羽の成鳥オス!!

エリマキシギ

伸びも見せてくれました。

エリマキシギ

夏羽のオスに会えたのは初めてでした。遠くから見つけた時は何か分かりませんでした…。^^;

コアオアシシギ

コアオアシシギも今季初確認。

ヒバリシギ

ヒバリシギは増えてきました。

タカブシギ

タカブシギも日を追うごとに数を増やしています。

セイタカシギ

セイタカシギの負傷個体。足を骨折しているようでした。

コチドリ

コチドリも今季初。十数羽の群れでした。

コアジサシ

コアジサシは田んぼに何度か水を飲みにやってきていました。

Category: 野鳥
2022年7月8日(旧暦では2022年6月10日)

今季3カ所目のリュウキュウアオバズクの巣立ちを確認。こちらも一人っ子のようでした。5月の記録的な長雨、大雨が影響しているのか?

リュウキュウアオバズク

アオバズクの巣立ちビナ。営巣木のとなりのアカメガシワに止まっていた。

リュウキュウアオバズク

警戒心の強いオス親。

リュウキュウアオバズク

警戒心のないメス親はいつもの枝に止まってわが子を見守っていました。

Category: 野鳥
2022年7月8日(旧暦では2022年6月10日)

シラコバトが石垣島に現れました。島では珍しいです。大陸から南下してきたのでしょうか。

ベニバトもまだ数は少ないですが、渡りが始まっており観察できるようになってきました。

田んぼでは繁殖を終えたスズメやシマキンパラが群れになりつつあり、数を増やしています。キジバトはまだ繁殖中で2〜3羽ほどで行動していることが多いです。

石垣島では8月に入れば、シギやチドリも含めて渡りが活発化してきます。

シラコバト

シラコバト成鳥。稲刈りが終わった田んぼでキジバト数羽とともに落穂を拾っていました。

ベニバト

ベニバトのオス成鳥。こちらも田んぼで落穂拾い。

リュウキュウキジバト

キジバトはまだ群れずに少数で活動。

ベニバト

電線で見つけたベニバトのオス。

ベニバト

稲刈り後の田んぼがベニバトたちの餌場です。

シマキンパラ

スズメほどではありませんが、シマキンパラも群れが大きくなってきました。

Category: 野鳥