日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年7月2日(旧暦では2022年6月4日)

6月6日に現れたソリハシセイタカシギ はまだ滞在しています。いつまで居る気なんでしょう。海岸ではチュウシャクシギ9羽の群れが飛来。早すぎるので秋の渡りとしてよいものなのか迷います…。

田んぼにはタカブシギやアオアシシギ、セイタカシギなどもぱらぱらと飛来しています。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

季節外れにやってきてすでに滞在3週間以上。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギは9羽の群れ。

チュウシャクシギ

換羽が始まりつつあります。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギにしては例年より、ずいぶん早い群れの到着。

チュウシャクシギ

最初は幼鳥も交っていると思ったのですが、よく見てみると成鳥ばかり。

タカブシギ

タカブシギ夏羽後期。

アオアシシギ

アオアシシギ夏羽後期。

セイタカシギ

セイタカシギのメス。第1回夏羽。

ムラサキサギ

ムラサキサギの幼鳥。

Category: 野鳥
2022年6月29日(旧暦では2022年6月1日)

石垣島のリュウキュウアカショウビンは子育て真っ盛りですでに巣立ったところもあれば、まだ抱卵中のペアもいるなど繁殖ステージがバリエーションに富んでいます。仕事が忙しくて残念ながら、まだ巣立ちには立ち会えていませんが…。

リュウキュウアカショウビン

大合唱のクマゼミを狙うアカショウビン。

リュウキュウアカショウビン

水浴び後のアカショウビン。オス個体。

リュウキュウアカショウビン

子育て中のアカショウビン。ここのヒナたちはこの2日後の25日に無事に巣立って行きました。

リュウキュウアカショウビン

「オエッ」とペリットを吐くのかと思ったらあくびでした…。^^;

リュウキュウアカショウビン

樹上を見上げてセミ探し。

リュウキュウアカショウビン

オス個体。ここの縄張りはオスしか見ません。まだ抱卵中なのかヒナが小さいのか…。

リュウキュウアカショウビン

この時期はクマゼミなど獲物には困らないようです。

Category: 野鳥
2022年6月29日(旧暦では2022年6月1日)

標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。

6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。

昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。

リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き

標識付きのリュウキュウコノハズクのメス。

リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き

一度は巣穴に戻りましたがまた出てきた。ヒナが成長して追い出されるのでしょうか?

リュウキュウアオバズク

アオバズクのメス。大きくなったヒナが巣穴から顔を覗かせていました。少なくとも2羽はいるようです。

カタグロトビ

カタグロトビのオス。メスがいる巣を見張っています。

Category: 野鳥
2022年6月22日(旧暦では2022年5月24日)

6月も中旬を過ぎるとキンバトとの出会いが多くなってきました。ほとんどオス個体ですが、たまにメスも。巣内のヒナが大きくなってきているからだと思われます。

リュウキュウアオバズクは今季初の巣立ちを確認。この時期から7月の上旬にかけてがアオバズクの巣立ちのピークとなります。

リュウキュウアカショウビンも子育て真っ盛りで、そろそろ巣立つところも出てくるでしょう。

自宅近くで痩せ気味のズグロミゾゴイのメスを発見。子育てで疲れているのでしょう。こちらは7月中旬ごろが巣立ちシーズンです。

キンバト

キンバトのオス。ツミの鳴き声に緊張しています。

キンバト

上と同個体。地面に落ちた実を食っていました。この時季はオオバギやヤンバルアカメガシワの落果がお気に入りです。

キンバト

別場所のキンバト。こちらもオスです。メスはやっと最近、見られるようになってきました。

リュウキュウアオバズク

今季最初のアオバズクの巣立ち。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのメス。胸をぶつけたのか羽毛が乱れていました。近くにオス個体もいたので近くで繁殖しているのでしょう。メスが出てきているのでヒナも順調に成長していると思われます。

ズグロミゾゴイ

お疲れ気味のズグロミゾゴイのメス。こちらも子育て中だと思われます。

Category: 野鳥
2022年6月18日(旧暦では2022年5月20日)

石垣島の野鳥たちの繁殖は連日の記録的な雨の影響を受けつつも順調に進んでいます。

リュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクは、それぞれ1ペアの巣が大雨で水没したようで繁殖失敗していました。

そのほかのリュウキュウアカショウビン8、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3、サンコウチョウ2、リュウキュウツミ3の繁殖は順調に推移しています。

ツバメチドリは孵化率が低いような印象。エリグロアジサシとベニアジサシは抱卵中。繁殖の早いコアジサシは巣立ちビナを連れて飛び回っています。リュウキュウヨシゴイは親離れした幼鳥を今季初確認しました。

先日のソリハシセイタカシギ は2羽から1羽に減りましたが、まだ滞在しています。

稲刈り後の田んぼにはキジバトに混じってベニバトが飛来していました。こちらは秋の渡りシーズンに向けて増加し、幼鳥も見られるようになります。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。

リュウキュウアカショウビン

ヒナに与えるため大きなムカデを捕まえてきたアカショウビン。ヒナたちの成長は順調なようです。

リュウキュウサンコウチョウ

抱卵中のサンコウチョウのメス。

リュウキュウコノハズク

見張りをするリュウキュウコノハズクのオス。

リュウキュウコノハズク

ほかの個体の鳴き声がすると、こちらの個体も鳴き声を上げて応じていた。

リュウキュウアオバズク

アオバズクのオスが見張り。

リュウキュウアオバズク

上の個体とペアのアオバズクのメス。ヒナが大きく成長して、巣外に出ていました。繁殖は順調に推移しているようです。

リュウキュウヨシゴイ

今年生まれのリュウキュウヨシゴイの幼鳥がいました。今季初の幼鳥。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

また滞在しているソリハシセイタカシギ。第1回夏羽。

ベニバト

ベニバトも複数箇所で確認。これから秋にかけて飛来が増えてきます。成鳥メス。

ベニバト

キジバトとベニバトの大きさ比べ。一回り以上小さいです。

Category: 野鳥