今季初のハリオシギ
今季初となるハリオシギを確認しました。例年なら4月に入ってからの飛来なので1カ月以上早い登場となりました。今季はアカショウビンもすでに石垣島に到着しており、季節が早く進んでいる印象です。
2月22日追記
典型的なハリオシギですが、今季初なので翌日、念のため 尾羽を撮ってきました 。これで晴れて保証書付きとなりました。^^
今季初のハリオシギ。分かりやすい個体です。草むらから全く動かず、カタグロトビの登場で完全に茂みに隠れてしまいました。
今季初となるハリオシギを確認しました。例年なら4月に入ってからの飛来なので1カ月以上早い登場となりました。今季はアカショウビンもすでに石垣島に到着しており、季節が早く進んでいる印象です。
2月22日追記
典型的なハリオシギですが、今季初なので翌日、念のため 尾羽を撮ってきました 。これで晴れて保証書付きとなりました。^^
今季初のハリオシギ。分かりやすい個体です。草むらから全く動かず、カタグロトビの登場で完全に茂みに隠れてしまいました。
暖かい日が続き、リュウキュウキビタキの鳴き声が林道を走っていると聞こえるようになりました。キンバトの鳴き声もありました。わが家からアカショウビンの鳴き声も確認。暖冬の影響なのか、いつもより早い時期の確認です。
カンムリワシは繁殖期序盤を迎えており、田んぼやサトウキビ畑、林道などどこにいってもペアで確認できます。
ツメナガセキレイは越冬数のピークを迎えることなく、今季を終えそうです。これも暖冬の影響で、大陸から南下する群れが少なかったのでしょうか?
リュウキュウキビタキ第2回夏羽へ。
石垣島や沖縄では珍鳥のトビ。10年に1回程度の頻度で確認されますが、幼鳥ばかりです。
カンムリワシ成鳥。獲物を食い終わっていつもの止まり木に帰る。
林道のカンムリワシ。
田んぼのカンムリワシ。
ズグロミゾゴイのオス成鳥。
昨年生まれのズグロミゾゴイ幼鳥。換羽はほとんど進んでいません。
(キマユ)ツメナガセキレイ第1回冬羽。
ウミネコはすでに夏羽。今季は2羽確認。
昨年から複数箇所で越冬していますが、なかなか写真の撮れないビンズイ。この日は鳴き声で発見。芝生に6羽が降りていました。ちょこまか動き回る小鳥が多い中で、ビンズイのゆったりとした動作は癒されますね。
ビンズイの近くにはツグミもいました。今冬はツグミやシロハラ、アカハラがとても少ないです。林道を走っていると茂みの中から地鳴きは聞こえますが、農耕地に出てくる個体がほとんどいません。年によっては、ハチジョウツグミだらけの冬もあるのですが、何らかの理由で年回りがあるようです。
田んぼには、ツメナガセキレイとムネアカタヒバリの数十羽の群れ。十数羽のハクセキレイの中にタイワンハクセキレイもいました。今季はタイワンハクセキレイが少なくホオジロハクセキレイが多いです。
オジロトウネンやアオアシシギ、タカブシギ、コチドリなどもぱらぱらと滞在中。
やっと撮影できたビンズイ。自宅周りにも数羽がいるのですが、警戒心が強くて写真に収められません。
今季のタイワンハクセキレイは少なめ。ホオジロハクセキレイはいつにも増して多いです。ハクセキレイはいつも通り。沖縄本島ではメンガタハクセキレイが出たので石垣島でも期待しているのですが…。^^;
(キマユ)ツメナガセキレイ第1回冬羽。
天気が荒れるといつもは警戒心の強いムネアカタヒバリが観察しやすくなります。
顔が少し赤いムネアカタヒバリ。近くのチョウゲンボウを警戒している。
ツグミのメス成鳥。別の場所にハチジョウツグミも越冬中ですが、この冬はツグミの仲間が全体的に少ない。
シマアカモズのメス第1回冬羽。
オジロトウネン第1回冬羽。
アオアシシギ第1回冬羽。
石垣島ではカタグロトビやカンムリワシの幼鳥が姿を見せてバードウォッチャーを楽しませています。チョウゲンボウやサシバ、ハイタカは越冬中。オオノスリやハヤブサ、チュウヒなども滞在しています。
ジャワアカガシラサギとアカガシラサギは仲良く同じ田んぼで越冬中。昨年からの滞在で無事に年も越しました。わずかながら夏羽も出てきています。
目線の高さで観察できるポイントのカタグロトビ。いつものお気に入りの枝で赤い目を光らせています。
しばらくするとカラスが2羽やってきてカタグロトビを追い払ってしまった。カタグロトビは近くの電柱で交尾していたので、この付近で繁殖するものと思われます。
上のカタグロトビは別場所で巣立った幼鳥。1羽だけのようでした。目の色は成鳥とは全く違っています。
こことは別の場所では2羽のヒナが初飛行。石垣島のカタグロトビは季節を問わず、1年に2回ほど繁殖しているようです。
水路でカエルを捕まえたカンムリワシの幼鳥。
じゃまなカラスを嫌って藪の中へ運んで行きました。
牧草地でチョウゲンボウが狩り。ケラやバッタを捕まえていました。
警戒心のうすい個体で、ブラインドを張って観察していると目の前で狩りをすることもありました。
遠くのサシバ。おそらくバッタをメインにとっていました。
上と同個体。これぐらい離れているとブラインドも不用ですね。
カタグロトビとバトルしていたハイタカ。石垣島で観察するのは、ほとんど幼鳥なのでオスの成鳥を近くで見られて得した気分です。
昨年から年を越したジャワアカガシラサギ。特徴的な亜麻色の夏羽も少し出ています。
上のジャワアカガシラサギと一緒に越冬しているアカガシラサギ。こちらも夏羽が見えています。ジャワアカガシラサギと比べると濃いのが分かります。
ノビタキのオスが飛来していました。島内には数羽が滞在中です。
今季の石垣島は越冬含め、猛禽類が充実しています。オオノスリは島内の2カ所で3羽確認。ハヤブサは幼鳥から若鳥、成鳥まで例年になく多い個体がいるようです。チョウゲンボウもあちこちにいます。
カタグロトビは子育て終盤に差し掛かり、カンムリワシの幼鳥は暖かくなると餌探しに活発です。
子育て中のカタグロトビ。ヒナたちはまもなく巣立ちを迎えます。
通りすがりのオオノスリ。今季は島内に3羽いるようです。
ノスリが頭上を通過。
チュウヒがカタグロトビにモビングを受けていました。
若いハヤブサ。2cyと思われます。
上と同個体。とても美しい個体でした。
ハヤブサ幼鳥。
シベリアハヤブサがコサギを捕まえました。この個体は狩りがとてもうまいです。
カンムリワシの幼鳥。水路をこちらへ向かって飛んできました。
上と同個体。どうでもいいですが、SONYのα1は、この距離に来てもピントを外しませんね。
やけに細身で小柄なのチョウゲンボウ幼鳥。一瞬、アレかと思いました。^^;