日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年4月26日(旧暦では2023年3月7日)

田んぼや海岸のシギ、チドリの入れ替わりが激しくなっています。

田んぼにはウズラシギの群れの中に夏羽が美しいサルハマシギが入っていました。同じく夏羽のヨーロッパトウネンやオグロシギ9羽も飛来してにぎやかになっています。

ハリオシギ、チュウジシギ、タシギも滞在しています。中には長期滞在の個体もいます。

アカアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギは夏羽のコントラストが目立ち始めています。

海岸には、メダイチドリ、オオメダイチドリ、キアシシギ、キョウジョシ、トウネン、チュウシャクシギなどが数多く飛来しています。

サルハマシギ

赤く染まったサルハマシギ。

サルハマシギ

草むらの中を移動しながら餌探し。

サルハマシギ

冬羽がわずかに残っています。

ヨーロッパトウネン

オグロシギがいると聞いて駆けつけたら、ついでに見つけたヨーロッパトウネン夏羽。こちらも美しい。

ヨーロッパトウネン

水の張られた田んぼだったので、全体のプロポーションは見ることができず…。

オグロシギ

オグロシギ9羽飛来。大型のシギが夏羽になると迫力が違いますね。

オグロシギ

こちらはまだまだ冬羽の装い。

ハリオシギ

あぜにハリオシギ。警戒心はあまりありません。

チュウジシギ

こちらはチュウジシギ。くちばしを泥だらけにしてさかんに餌をとっていました。

チュウジシギ

チュウジシギのストレッチ。距離はありますが、尾羽も見えました。

チュウジシギ

チュウジシギ2羽。同時に尾羽を見せてくれました。

ハリオシギ

ハリオシギ。4月10日の個体と同じと思われますので、2週間の滞在となります。春にしては長いですね。

アカアシシギ

夏羽のアカアシシギ。

コアオアシシギ

コアオアシシギも美しい夏羽へ。

アオアシシギ

アオアシシギも夏羽に変わりつつあります。

タカブシギ

タカブシギ夏羽。

タカブシギ

タカブシギ。こちらは冬羽を多く残しています。

ウズラシギ

ウズラシギはピークを迎えて、あちこちの田んぼに相当数が入っています。

ヒバリシギ

ヒバリシギは夏羽、冬羽とさまざまなバリエーション。

ムナグロ

ムナグロも写真のように夏羽に変わったものからまだまだ冬羽を残した個体までさまざま。

オオメダイチドリ / メダイチドリ

メダイチドリとオオメダイチドリの群れ。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ。色合いが淡く感じました。きれいな栗色です。

キョウジョシギ

キョウジョシギが沖合からやってきました。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギは2羽が海岸で採餌。

Category: 野鳥
2023年4月20日(二十四節気の穀雨、旧暦では2023年3月1日)

4月15日に確認されたアメリカウズラシギ は滞在5日目となりました。ウズラシギの群れの中で過ごしています。秋の幼鳥の記録がほとんどなので、春の成鳥は貴重です。

ハリオシギも複数箇所に数羽が滞在中。春のハリオシギは、飛来数がとても少ないのでこちらも貴重です。警戒心も弱く、長時間観察も可能で楽しませてくれます。^^ チュウジシギ、タシギも逗留中。

今季初のクロハラアジサシも飛来しました。代かきするトラクターの後をついてまわっていました。

アメリカウズラシギ

貴重な春のアメリカウズラシギ。

アメリカウズラシギ / ウズラシギ

カタグロトビが現れて、草陰に隠れるアメリカウズラシギ(右)とウズラシギ。

ハリオシギ

今季はこれまでに4羽ほど確認したハリオシギ。

チュウジシギ

チュウジシギもあちこちの田んぼに入っています。

チュウジシギ / ハリオシギ

ハリオシギ(右)とチュウジシギ。同じ体勢でならんでくれました。^^

チュウジシギ

こちらは警戒心強めのチュウジシギ。

ハリオシギ

カルガモが現れたので首を伸ばすハリオシギ。

タシギ

遠くのあぜにタシギがまどろんでいました。

ウズラシギ

ウズラシギも増えてきました。

ムナグロ

ムナグロ15羽の群れ。海岸や牧草地にもやってきています。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのメス。繁殖直前で活発に動いています。

クロハラアジサシ

今季初のクロハラアジサシ。前日の夕方からいたようです。

カルガモ

田んぼではカルガモの親子を目にする機会が増えました。

Category: 野鳥
2023年4月17日(旧暦では2023年閏2月27日)

今日はリュウキュウアカショウビン9個体と遭遇しました。バンナ公園内を車で走るだけでも4羽のアカショウビンに会えました。石垣島や西表島では、今時期から5月末ぐらいまでが一番活性が高いですね。

すでに巣穴掘りしているペアもいました。体がすっぽり入るぐらいまでは工事が進んでいました。

リュウキュウアカショウビン

川平で見つけたアカショウビン。通行人が通っても逃げない個体でした。

リュウキュウアカショウビン

バンナ公園の個体。公園で繁殖する個体だけあってこちらも警戒心ゼロ。

リュウキュウアカショウビン

上と同じ個体。くちばしが使い込まれているので、老齢なのかもしれません。

リュウキュウアカショウビン

この日、最後に見つけた9羽目の個体。2メートルほどの距離ですが、こちらを気にする様子はありません。

リュウキュウアカショウビン

こちらもバンナ公園内の個体。散歩の人が通ると飛んで逃げました。

リュウキュウアカショウビン

頭にシラミバエが乗っています。^^;

リュウキュウアカショウビン

細い枝に止まって夕方の餌探し。

リュウキュウアカショウビン

上と同個体。目の前に飛んできて、近すぎてカメラのピントが合わないので下がって撮影しました。

リュウキュウアカショウビン

ほぼ完成したアカショウビンの巣穴。観察しやすそうな場所でした。

Category: 野鳥
2023年4月15日(旧暦では2023年閏2月25日)

数日の晴天続きで鳥が減っていた石垣島でしたが、今日の大雨でいろいろ降ってきました。

同じエリアの田んぼに、なんとコシャクシギ、アメリカウズラシギ、ハリオシギがそろい踏み。しかもコシャクシギとアメリカウズラシギが同じ写真に収まるという奇跡が起きました!!

アメリカウズラシギ / コシャクシギ

コシャクシギとアメリカウズラシギ。この並びは二度と撮れないと思う!!

コシャクシギ

コシャクシギ。少し疲れた様子でした。

アメリカウズラシギ

ウズラシギの群れの中にアメリカウズラシギが1羽。ウズラシギよりアメリカウズラシギのほうが少し大きく感じました。’

ウズラシギ

ウズラシギは数羽の群れで飛来。

ハリオシギ

すぐに抜けると思っていたハリオシギですが、すでに数日の逗留。

ハリオシギ

上と同個体。

チュウジシギ

チュウジシギも数羽滞在中。

セイタカシギ

セイタカシギは十数羽で飛来。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス。毎日、同じお立ち台でアピールしています。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのメス。上の個体とカップルだと思われます。

ケリ

今季はケリが多いです。

ムネアカタヒバリ

ほとんど渡去したムネアカタヒバリですが、1羽だけ残っていました。

Category: 野鳥
2023年4月13日(旧暦では2023年閏2月23日)

今季初となるハリオシギを確認。石垣島の春の渡りのハリオシギは貴重です。チュウジシギも入れ替わりながら滞在。一番多いのはタシギです。

シャクシギはチュウシャクシギに次いでホウロクシギが飛来しました。数日前、与那国航路に出た大学生たちが、石垣港を出航してすぐに海上で見た個体かもしれません。ちなみにこの春の与那国航路の海鳥はかなりよかったようです。その代わり海は荒れますので乗船には覚悟が必要です。^^;

昨年から越冬中のサンカノゴイに久しぶりに会えました。あいかわらず警戒心がありません。数羽滞在中のアカガシラサギは夏羽に変わりつつありました。

ハリオシギ

今季初のハリオシギ。

ハリオシギ

3日後、上の個体とは別に2個体目のハリオシギ。

チュウジシギ

チュウジシギ。左の翼を痛めているようでした。

タシギ

タシギ2羽。警戒心強め。

タシギ

寝て起きないタシギ。

タシギ

一番多いのはタシギ。

チュウジシギ

遠くの草むらにチュウジシギ。

チュウジシギ

カルガモに驚いているチュウジシギ。

ホウロクシギ

田んぼにホウロクシギ。

サンカノゴイ

昨年から越冬しているサンカノゴイ。夏羽に変わりつつあると思うのですが、よくわかりません。

アカガシラサギ

夏羽が増えてきたアカガシラサギ。この個体も警戒心なし。

オナガガモ

オナガガモが3羽残っていました。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイ第1回冬羽から夏羽へ移行中。

キセキレイ

キセキレイも夏羽へ。

ホシムクドリ

ホシムクドリが単独でいました。美しい夏羽に変わりつつあります。

Category: 野鳥