コミミズク、カンムリワシ、サシバ
今季もコミミズクが越冬のためやってきています。オオノスリやハヤブサ、サシバ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒなど多くの猛禽類も越冬中。
田んぼのコミミズク。人間を気にしない個体なので観察しやすいですが、狩りのじゃまになるといけないので、記録用の撮影は1分以内に終わらせます。
見かけない場所にいたカンムリワシ。
獲物を探し、草原を見渡すサシバ幼鳥。
今季もコミミズクが越冬のためやってきています。オオノスリやハヤブサ、サシバ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒなど多くの猛禽類も越冬中。
田んぼのコミミズク。人間を気にしない個体なので観察しやすいですが、狩りのじゃまになるといけないので、記録用の撮影は1分以内に終わらせます。
見かけない場所にいたカンムリワシ。
獲物を探し、草原を見渡すサシバ幼鳥。
海岸でオニアジサシが大きな魚と格闘。体高があり、なかなか飲み込めないようでした。魚は糸状の背びれが確認できるのでシマヒイラギと思われます。
オニアジサシは、小さな魚は飛びながら飲み込むのですが、このシマヒイラギは大きすぎたので波打ち際まで運んできました。よく見てみるとじゃまな背びれや胸びれをくちばしで引きちぎっていました。
じゃまになるひれが取れたところで飲み込みにかかりますが、なかなか大変そうでした。
時間はかかりましたが、なんとか飲み込むことに成功しました。
カモメ成鳥冬羽。カモメが石垣島に現れるのは10年に1度程度の頻度なので、うれしいです。
ミユビシギとシロチドリ。くぼみに座って強風を避けています。
オジロトウネン第1回冬羽。3羽ほどいました。
ヒバリシギ第1回冬羽。今年は越冬組が少ないです。
コチドリ第1回冬羽。
ずいぶん白い鳥が飛んだなぁと思ったら真っ白なシロガシラでした。アルビノかと思いましたが、写真に撮って見てみると少し色素が残っているようです。最初はシロガシラ? ウグイス? セキレイ? と迷いましたが「地ビール、地ビール」の鳴き声でシロガシラと相成りました。
写真を撮っているとすぐにほかのシロガシラ10羽ほどが合流。オオムラサキシキブやカポックの熟した実を食っていました。
美しいシロガシラの白化個体。
夕日が当たるとアルビノというよりルチノーって感じですね。
飛ぶシロガシラ。やはり白い!!
オオムラサキシキブの実を食う。左下には普通のシロガシラもいます。
こちらは普通のシロガシラ。カポックの実を食っている。
ハイイロガン5羽滞在中。オオヒシクイ、ヒシクイとともにいます。ハイイロガン5羽という群れは 2年前に沖縄本島北部 で見て以来でした。
ハイイロガン5羽とオオヒシクイ(右)、ヒシクイ(右から3羽目)。ヒシクイは小型タイプなのでツンドラ型でしょうか。全て成鳥です。 ヒメヒシクイと見られる個体 は、群れから離れてしまったようです。
昨年末、2羽だけだったころのハイイロガン。
雨の中のハイイロガン。無事に年越しました。いつまでいるのでしょうか。
年末年始を名古屋で過ごしたので、3時間だけ鳥見。同じエリアにエンベリが何種類もいて地鳴きを聞くのが楽しかった。石垣島ではできない体験ができて短時間でしたが満足度は高かった。^^ 島では出会う機会が少ないヒバリやモズも見ることができました。
同じ田んぼにホシムクドリがいて驚いた。ムクドリの群れに5羽混じっていた。タゲリとケリもいた。この辺りにはケリはいつもいるけど、タゲリは初めて見た。
エンベリの地鳴きを聞いていると目の前に現れたのはオオジュリン。石垣島ではお目にかかれない。
上と同個体。しばらくきょろきょろした後に飛んでいった。
ホオジロのオス。10羽ほどの群れが見え隠れしていました。
ホオジロのメス。
カシラダカのオス。カシラダカは数羽の群れ。
カシラダカのメス。
ヒバリも数羽の群れでいました。
遠くにタヒバリ。ピピットはこれだけ。
カワラヒワの鳴き声がすると思ったら遠くに2羽。
モズはあちこちで見ましたが、一番近かったのはこの個体。ギンヤンマのヤゴとかとってた。
ムクドリの中にホシムクドリ。
ツグミは例年より少なかった。と言っても年に1回しか訪れないのですが…。^^;
タゲリは数羽がケリと付かず離れずで行動していました。
ケリは相変わらず多い。交通量の多い県道沿いの田んぼにもふつーにいました。
シギはタカブシギだけを確認。いつもより少ない印象です。
実家の窓からハシボソガラス。このウェブログにハシボソガラスが登場するのは初めて。石垣島ではハシボソガラスの記録はありません。
上の個体とペア。雌雄は不明。