July 29, 2019(旧暦では2019年6月27日)
田んぼを回った2日分です。
7月中旬ごろからシギ・チドリが増えてきました。特に多いのがタカブシギでその次がアオアシシギとセイタカシギ、ヒバリシギやアカアシシギ、トウネンはまだまだ少ないです。
アカガシラサギは越夏しているのか田んぼでよく会います。
クロハラアジサシは、幼鳥はほとんどいなくなりましたが、成鳥が各田んぼに数羽ずついます。
ムラサキサギは幼鳥が増えてきて、リュウキュウヨシゴイもメスを見る機会が増えてきました。
カタグロトビは石垣島内でかなり個体数を増やしているようで島の全域で遭遇します。年に何回も繁殖する鳥なので今後も増え続けると思います。
ツバメチドリ アカアシシギ アカアシシギ幼羽。もう幼鳥が渡り始めているんですね。
アカアシシギ アオアシシギ アオアシシギ タカブシギ タカブシギ ヒバリシギ イソシギ トウネン トウネン セイタカシギ アカガシラサギ 越夏していると思われるアカガシラサギが2羽いました。
コチドリ タカブシギ 左足のないタカブシギ成鳥。折りたたんでいるだけだと思ったけど、飛んだ時も足が出なかった。旅の途中で事故にでもあったのか…。
クロハラアジサシ クロハラアジサシも各地の田んぼで見られます。夏羽から冬羽へ換羽中。
リュウキュウヨシゴイ カタグロトビ リュウキュウヨシゴイを見ていると上空にカタグロトビの幼鳥が現れました。今やカタグロトビは石垣島の全域で見ることができます。これからも数を増やしていくものと思われます。
July 29, 2019(旧暦では2019年6月27日)
遅めの繁殖だったコノハズク のヒナが巣立ちました。巣立ったヒナは見つけられませんでしたが、親鳥は近くにカラスがくると追い払っていました。
アカショウビンは、大きく成長し自分で餌を取れるようになった幼鳥をたまに見かけるようになりました。
リュウキュウコノハズク リュウキュウコノハズク リュウキュウアカショウビン 自分で獲物が取れるまで成長した今年生まれのアカショウビンの幼鳥。ところでCanonの100-400mmは逆光に弱い。この写真も真っ白に写ったけど現像でなんとかしました…。^^;
July 23, 2019(二十四節気の大暑、旧暦では2019年6月21日)
やんばる夜のフクロウ3種(リュウキュウオオコノハズク、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク)とヤンバルクイナを見てきました。写真に撮れなかったのが非常に悔やまれるのですが、越夏していると思われるサシバも林道で確認しました。
参院選の応援で昨日から那覇入り。仕事が終わり、シャワーを浴びて出発し、やんばるに着いたのはちょうど丑三つ時の午前2時すぎと厳しい時間帯。それでもオオコノハズク1家族にコノハズク8家族を見ることができました。アオバズクは成鳥の1ペアが同じ外灯で餌取り。おそらく巣立ったヒナは他の場所にいるのでしょう。
ヤンバルクイナはいつもの鉄板ポイントへ行くとすぐに見つかりました。比較的低い枯れ木で眠っていました。
午前6時ごろ明るくなってくるとホントウアカヒゲがいたるところで鳴き出し、ヤンバルクイナやノグチゲラも多く観察することができました。
少し場所を変えて私が唯一知るカラスバトが周年見られるポイントへ移動。この日は5羽のカラスバトを確認しましたが、写真はいつも難しい。1羽は地上に近い茂みから飛び出したので「営巣か!?」と一人、色めき立ちましたが足場も悪く帰る飛行機の時間も迫っていたので確認できませんでした。カラスバトの繁殖を記録することが当面の目標。
リュウキュウオオコノハズク リュウキュウオオコノハズクのヒナ。巣立ち後、1カ月以上経っていると思われますが、まだ親鳥から給餌を受けていた。
リュウキュウオオコノハズク リュウキュウオオコノハズク 雌雄は不明の親鳥。オオコノハズクの雌雄の判断は難しい。
リュウキュウオオコノハズク 沖縄で繁殖する3種のフクロウの中では圧倒的な可愛さのオオコノハズク。
リュウキュウコノハズク コノハズクの幼鳥。巣立ち後、かなりの日数が経過していると思われますが、まだ親鳥から餌をもらっていた。
リュウキュウコノハズク この成鳥は長いこと同じ枝に止まっていた。餌場でもないような環境。すぐ脇の壁面の水抜き穴で子育てでもしているのか?
リュウキュウコノハズク 2羽の兄弟。沖縄本島もコノハズクの巣立ちは今が最盛期なので厳しい時間帯にもかかわらず、8家族を確認できました。コノハズクのヒナたちは深夜0時すぎたぐらいには眠っちゃうことが多い。
リュウキュウアオバズク オオコノハズクやコノハズク、アオバズクの現れる外灯に今夜はアオバズクが陣取っていた。アオバズクが一番上位なのか、こうなるとオオコノハズクもコノハズクも出てきません。
ヤンバルクイナ 木の上で休むヤンバルクイナ。安心の鉄板ポイントでした。
ヤンバルクイナ 翌日の早朝にはヤンバルクイナを6羽確認。道路を横断する個体がほとんど。
ノグチゲラ ノグチゲラも複数確認。写真はまともに撮れなかった…。^^;
July 23, 2019(二十四節気の大暑、旧暦では2019年6月21日)
沖縄本島への出張ついでに南部のエリグロアジサシとベニアジサシの繁殖地を久しぶりに見てきました。石垣島のコロニーは台風5号で全滅してしまいましたが、沖縄本島のコロニーは被害はなかったようで、孵化後2週間ぐらいのヒナや抱卵中のペアを観察することができました。
ベニアジサシも同じ岩礁で繁殖していますが、観察地点からは岩陰に隠れるので見えませんが、餌運びなどから推測するに少なくとも数ペアは繁殖しているようでした。
エリグロアジサシ エリグロアジサシのヒナ(中央)に小魚を運んできた親鳥。
エリグロアジサシ ベニアジサシ エリグロアジサシのコロニーと同じ岩礁でベニアジサシもコロニーを形成していました。
July 19, 2019(旧暦では2019年6月17日)
今日はカンムリワシを見たいという息子と二人でバードウオッチング。昼飯を中華で済ませ、昼過ぎから山間部へ。
キンバトは林道で6個体確認。毎年のことですが、台風後はキンバトが見やすくなります。巣作り中のキンバトも発見。マーニ(クロツグ)の枝の付け根に小枝で巣を作っている最中でした。オスが小枝を集め、メスが巣で受け取っていました。キンバトはなかなか繁殖を観察する機会がないので大切に繁殖の記録をつけたいと思います。
コノハズクは孵化後、1週間程度たっているはずですが、まだメスがヒナを抱いていました。オスは近くで見張り番。
アカショウビンはすでに子育て終了しているようでした。6月下旬までにほとんど終わってしまいます。
カンムリワシはメスが1羽。犬の散歩をしている人が近づくと飛んで逃げました。人間には慣れた個体ですが、犬のことは相当警戒していました。
キンバト キンバト キンバト キンバト 結構長い枝も運んでいました。暗い環境なので翼がぶれぶれ…。^^;
リュウキュウコノハズク リュウキュウコノハズク リュウキュウコノハズク コノハズクは、完全にリラックスしているとこんな感じで枝に止まっています。
リュウキュウコノハズク リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビンもまだまだ観察できます。
リュウキュウアカショウビン カンムリワシ カンムリワシ 犬の散歩に驚いて数十メートル移動。しかし、この後、再び犬の散歩が来て林の中へ消え去りました。