日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年5月25日(旧暦では2020年閏4月3日)

先日のリュウキュウアオバズク と合わせて2ペアが近所で繁殖に入っています。こちらのペアは抱卵に入ったようです。昨年、この近くで繁殖した個体と比較するとどれとも当てはまりません。昨年も繁殖していたけど見落としていたのか、それとも新たにこの場所へやってきたのか分かりませんが、ヒナが巣立つまで見守ることとします。

近くでは、コノハズクも営巣 しており、うまくいけば7月の終わりごろには、巣立ったヒナたちの姿をみることができると思われます。

リュウキュウアオバズク

近くにほかのアオバズクはおらず、おそらくメス個体が抱卵していると思われますが、営巣木らしきは見当たりませんでした。

Category: 野鳥
2020年5月25日(旧暦では2020年閏4月3日)

石垣島では、2週間ほど前に複数羽の若いベニバトが観察されましたが、今日は、2カ所にて5羽のベニバトが現れました。オス3羽、メス2羽はすべて成鳥のようでペアリングしていると思われる個体もいました。石垣島での繁殖も目前か?!

石垣島では日本一早い新米「超早場米」の収穫が5月中旬ぐらいから始まり、米に集まるベニバトなどの観察がしやすくなります。

シマキンパラの小さな群れは、今年巣立った幼鳥を引き連れていました。石垣島では、街路樹のフクギなどにワラなどを集めて巣を作り繁殖していますが、大幅に数を増やすこともなく細々と生きている感じです。

ベニバト

春の渡りでやってきたオス成鳥のベニバト。キジバトと一緒に過ごしていました。

ベニバト

超早場米の刈り取りあとで落穂をついばむベニバト。

シマキンパラ

シマキンパラの成鳥。米も食害しますが、雑草の種子も食べてくれます。

シマキンパラ

シマキンパラの幼鳥。この小さな群れは、幼鳥を何羽か引き連れていました。

Category: 野鳥
2020年5月25日(旧暦では2020年閏4月3日)

5月10日に70羽以上が今季初飛来したオオアジサシはまだ大半が石垣島に逗留中。この後、繁殖地の尖閣諸島へ渡っていきます。

ここ数日、天気の悪い八重山地方ですが、オオアジサシたちは二十数羽が海面を飛び回り、獲物を捕まえていました。

大きなオオアジサシに交じり小さなアジサシも舞っています。双眼鏡でのぞいてみるとクロハラアジサシが数羽いました。オオアジサシとともに獲物を狙っていました。

オオアジサシ

近くまで来てくれるのですが、どうしても真っ白な空がバックになってオオアジサシの良さが出ません。 ^^;

オオアジサシ

獲物を見つけて急降下。

オオアジサシ

あちこちで急降下するオオアジサシの姿が見えるのですが、全て遠かったですね…。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシも数羽、オオアジサシの群れと交じり狩りをしていました。

オオアジサシ

雨が強くなってきましたが、オオアジサシは盛んにエサをとっていました。防水機能のない私は退散です…。

知らないうちに、最近カメラにハマっている3歳の息子がオオアジサシ撮影中の私を後ろから撮ってくれていた。^^

Category: 野鳥
2020年5月23日(旧暦では2020年閏4月1日)

世界的に数が少なく貴重なカラシラサギ3羽が飛来していました。海岸を軽やかに跳ねながら小魚などをとっているようでした。

5月に入ってから島の海岸や河口などで断続的に観察されています。石垣島の春の渡りのカラシラサギは6月にかけてよく観察されます。

カラシラサギ

カラシラサギは、潮の引いた海岸を歩き回りながら小魚や甲殻類などを捕まえているようでした。

カラシラサギ

アナゴのような細長い魚を捕まえたカラシラサギ。

カラシラサギ

海岸の番長ことクロサギが現れて驚き、飛び上がった。^^

カラシラサギ

こちらのカラシラサギは小さなハゼの仲間を捕まえました。

カラシラサギ

水中の獲物に狙いを定めるカラシラサギ。この後、狩りは失敗。^^;

カラシラサギ

大雨で茶色く染まった海を歩く。

カラシラサギ

渡りの途中だからか、もともとそういう性格なのか、カラシラサギはクロサギのようにほかの個体を追いかけ回すようなことはしません。

カラシラサギ

大雨の中、河口で狩りをする3羽のカラシラサギ。

クロサギ

白色型のクロサギは小さな熱帯魚を捕まえた。

クロサギ

放り投げてひとのみ。

Category: 野鳥
2020年5月19日(旧暦では2020年4月27日)

今日は、昼前から雨が本格的に降り出し、一時は道路が川のようになりました。

視界が悪く、バードウオッチングも賞味1時間ほどしかできないような天気でしたが、林道と公園を回り、カンムリワシやズグロミゾゴイ、リュウキュウアカショウビンなどを観察。鳥たちはみんなずぶ濡れになっていましたが、林道のカンムリワシは相当な濡れ鼠と化していました…。^^;

公園ではアカショウビンを6羽とズグロミゾゴイを確認。道路を横切るセマルハコガメやヘビなどにも遭遇しました。

カンムリワシ

雨に打たれてずぶ濡れのカンムリワシ。この後、ヘビを捕まえて森に消えました。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。こちらもずぶ濡れ。

リュウキュウアカショウビン

メスのアカショウビンを見かけなかったので、そろそろ抱卵に入っているのかもしれません。

リュウキュウアカショウビン

雨が降りアカショウビンの警戒心もかなり緩んでいました。

Category: 野鳥