2021年1月21日(旧暦では2020年12月9日)
小学生の野鳥観察会の取材をしたついでに鳥見。
カンムリワシ、サシバ、ウミネコの飛翔と愛想のいいアカガシラサギやタイワンハクセキレイ、沖縄では珍しいマガモ、越冬シマアカモズ、アカハラなど見られました。^^
サシバ
カンムリワシ
ウミネコ
ウミネコ
ウミネコ成鳥。頭が白くなってきており、すでに夏羽への換羽が進んでいます。ウミネコの換羽は早いようです。
アカガシラサギ
タイワンハクセキレイ
シマアカモズ
シマアカモズ
マガモ
沖縄では数少ないマガモですが、今季は沖縄本島でも石垣島でもよく確認されています。
アカハラ
2021年1月19日(旧暦では2020年12月7日)
半径100メートルにカタグロトビとアカガシラサギとカンムリワシがいました。石垣島はそんなところ。^^
きょうにも沖縄県の緊急事態宣言が出るということで仕事中がばたついていましたが、明日の「大寒」用の写真を撮りに出たついでに少しだけ巡回。 昨日のクロウタドリ とは別に新たに2カ所でクロウタドリが出ました。ふつうは3月が渡りの季節なのですが、なぜか今季はすでに複数個体が通過していきます。宮古島でもクロウタドリ出ているそうです。
昨年から石垣島初記録のマナヅルやキバラガラ、ごく稀なマキバタヒバリ、オオノスリ2個体やチュウヒ、ハイイロチュウヒ、石垣島では珍しいオオタカやヒバリが越冬したり、ツメナガホオジロが複数羽あちこちで出たり、ナベコウが西表島とを行ったり来たりしたり、サカツラガン5羽やコハクチョウ、マガン、ヒシクイ、オオヒシクイが合わせて20羽以上滞在したり、チョウセンチョウゲンボウやブラックサシバなどもいて近年まれに見るにぎわいを見せています。
カタグロトビ
石垣島で一番警戒心のないカタグロトビ。ほぼ毎日、夕方になるとこの電柱に現れます。畑に現れるネズミを狙っています。
アカガシラサギ
長期越冬中のアカガシラサギ。同じエリアにもう1羽の越冬個体がいますがそちらは警戒心が強い。
カンムリワシ
2021年1月18日(旧暦では2020年12月6日)
冬の記録はほとんどなく春の記録が圧倒的に多いので石垣島では「春の使者」とも言われているクロウタドリを見つけました。民家を拠点に周りの庭木の実を食ったり、畑に降りて採餌したりしていました。この時季、石垣島にいるということはら越冬個体かもしれませんね。
クロウタドリのさえずりや地鳴きを聞く機会は国内ではほとんどありませんが、この個体は地鳴きしていたので見つけられました。警戒心はとても強い個体でした。
冬季はツグミやシロハラ、アカハラばかり見ていますのでクロウタドリは異様にでかく感じますね。
タカサゴモズは空振りでしたがこの時季、特に珍しいクロウタドリが見られてよかった。^^
クロウタドリ
クロウタドリの成鳥オス。地鳴きが聞けたのも収穫です。
クロウタドリ
クワの木に止まるクロウタドリ。目尻に白変した羽毛が特徴の個体。
2021年1月17日(旧暦では2020年12月5日)
正月早々に見つけたマキバタヒバリは元気に滞在中です。次に現れるのは、いつになるのか分かりません。観察できるときに、しっかりと特徴などを押さえておき識別に役立てようと暇を見つけては足を運んでいます。
今では、現場について数分で見つけることができるまでになりました。
石垣島に来島されるみなさんもぜひ、この珍しくて可愛らしくて渋好みな鳥を堪能ください。^^
小雨が降る中でしたが、マキバタヒバリはタヒバリやムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイなどと餌を求めて歩き回っていました。
マキバタヒバリ
マキバタヒバリ
今のところで一番可愛らしいマキバタヒバリの写真が撮れました。
マキバタヒバリ
草の隙間を歩き回ったり、地面の割れ目を覗き込んだりして小さな虫を探していました。
マキバタヒバリ
きれいに全身が撮れたと思ったら手前に草がかぶっていましたが、マキバタヒバリの特徴である長く直線的な後趾の爪は写っていました。識別に役立ちますがここを見られる状況ならほかでも識別できていると思われます。^^;
ムネアカタヒバリ
タヒバリ
ツメナガセキレイ
(キマユ)ツメナガセキレイ成鳥冬羽。幼鳥、成鳥合わせて10羽ほどが一緒に行動していました。
2021年1月17日(旧暦では2020年12月5日)
サカツラガンはまだいます。昨年の12月2日に初認なので1カ月半の滞在です。たまに姿をくらましますが、しばらくするとお気に入りの場所に戻ってきます。
コハクチョウは1月10日からの滞在。当初の場所からは3キロほど離れた田んぼに移動していました。犬の散歩が嫌だったのでしょう。^^;
ホシハジロは八重山では少なく、今冬は昨年の12月2日に初認でこの個体で2羽目の確認です。
サカツラガン
コハクチョウ
南国生活を満喫中のコハクチョウ幼鳥。サカツラガンの群れまで3.5キロと以前より近くなりました。幼鳥単独では心許ないので合流して欲しいですね。
コハクチョウ
昨年末、沖縄本島に滞在していた個体の写真を頂戴して比較しましたが別個体のようです。
ホシハジロ