2021年4月21日(旧暦では2021年3月10日)
7羽で石垣島に飛来したコシャクシギ は数を2羽に減らして滞在中です。
天地返し中のサトウキビ畑にはエサが豊富にあるようでカラスに追われたり、通行人に驚いて逃げたりしても同じ畑に戻ってきていました。
コシャクシギ
コシャクシギ
コシャクシギ
カラスや通行人が来ると芽出し中のサトウキビ畑に逃げ込みます。
コシャクシギ
最初は1羽しかいませんでしたが、しばらく観察しているともう一羽が空から降ってきました。^^
コシャクシギ
コシャクシギ
今季の八重山はオオチドリは少なかったですが、コシャクシギは豊作です。^^
2021年4月17日(旧暦では2021年3月6日)
石垣島にコシャクシギ7羽が飛来しました。例年、いてもめちゃくちゃ遠い牧草地とかに入りがちなコシャクシギですが、今回は超近距離で観察、撮影することができました。
シャクシギの中でも飛び抜けてかわいらしいのがコシャクシギですね。そんなコシャクシギが近くで思う存分見られて幸せでした。
コシャクシギの近くにはツバメチドリやムナグロもいました。今季の石垣島フライウェイはこのエリアのようです。
田んぼには長期滞在中のアカガシラサギ。だんだん夏羽が目立つようになってきました。コアオアシシギやセイタカシギ、ウズラシギ、タカブシギ、ヒバリシギもどんどん数を増やしています。
みなさんの気になるブロンズトキは3羽減らして16羽が滞在17日経過しました。以前より少し分かりにくい場所に移動しました。
コシャクシギ
コシャクシギ成鳥。ほぼ冬羽ですが、夏羽も数枚顔を覗かせています。
コシャクシギ
コシャクシギ
コシャクシギ
ツバメチドリ
コシャクシギと同じ畑にツバメチドリも数羽いました。
アカガシラサギ
コアオアシシギ
セイタカシギ
2021年4月17日(旧暦では2021年3月6日)
多忙につき、4月16日までの3日分のバードウオッチングの成果の一部をまとめてご紹介します。今季初となるチュウジシギをやっと確認。後日、追記します。
情報もらっても見に行っていない鳥もいますので、そのあたりは割愛します…。^^; 以下の写真の通り、田んぼや海岸には日替わりで渡り鳥たちがやってきています。この時季の石垣島は、とっても楽しいですよ。
後日追記
ブロンズトキは毎日のようにハヤブサに追われて落ち着きません。群れの数も19羽から16羽に減りました。食われたか逸れたかしたのでしょう。滞在場所も以前とは違う場所になりました。
海岸にはシギやチドリが日替わりで出たり入ったりを繰り返しています。メダイチドリやキョウジョシギ、トウネンあたりがレギュラーメンバーでその合間にサルハマシギやミユビシギ、オバシギなどが渡ってきます。キリアイも珍しく近くで見ることができました。夏羽のハシブトアジサシも河口で飛び回っています。
ブロンズトキ
ここ数日、ハヤブサに追われまくっているブロンズトキの群れ。この個体は首をやられましたが、命だけは助かりました。
ブロンズトキ
襲われた直後、ショックのあまり食ったジャンボタニシを吐き戻すブロンズトキ。
キリアイ
キリアイ
キリアイ
サルハマシギ
こちらも夏羽に変わりつつあるサルハマシギ。真っ赤なサルハマシギもいいですが、すれた冬羽を残したサルハマシギも厳しい旅を想像させてくれていいですね。
サルハマシギ
このサルハマシギは、同所にいるほかのシギより少し警戒心が強いようでした。
ミユビシギ
まだまだ冬羽のミユビシギ。すれ具合が長旅の厳しさを物語っています。
オバシギ
サルハマシギやミユビシギを観察していたら海岸に舞い降りてきたオバシギ3羽。長旅を経ていま到着しましたという感じで疲れ切っていました。
メダイチドリ
キョウジョシギ
ムナグロ
ハシブトアジサシ
ハシブトアジサシ
ハシブトアジサシは見事な飛行術で獲物を捕らえていました。
ハシブトアジサシ
竹富島島をバックに河口を飛び回るハシブトアジサシ。
トウネン
海岸には大きなクマドリオオギガニがたくさんいました。
タカブシギ
ヒバリシギ
ウズラシギ
クサシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
タシギ
チュウジシギ
タシギ / チュウジシギ
タマシギ
タマシギのメス。後ろで造巣するオスを見守っていました。
タマシギ
手前にぼんやり写るメスに見守られながら造巣するオスが草の陰にわずかに見えました。
セイタカシギ
ヘラサギ
ヘラサギも飛来。島内を日々、移動しているようです。
クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ成鳥。繁殖期用の飾り羽が出てきています。
クロツラヘラサギ
ズグロミゾゴイ
ミゾゴイ
林道には警戒心の強いミゾゴイが数日前から滞在中。1200mmでこの距離が適正な個体です。
リュウキュウヨシゴイ
リュウキュウヨシゴイのオス。まだ婚姻色は出ていませんね。
オシドリ
カルガモ
ダイサギ
チュウダイサギ
ムネアカタヒバリ
ムネアカタヒバリ
アトリ
アトリ
アトリ
アトリ
2021年4月12日(旧暦では2021年3月1日)
漁港近くの公園にヤツガシラが1羽。小さな公園ですが、たまにヤツガシラが観察されます。今季も2羽ほど飛来しています。
石垣島で越冬していたムクドリの仲間はだんだん数が減ってきていますが、私の勤務先と自宅裏のタブノキには熟れた実を食べにコムクドリやカラムクドリ、ムクドリが群れで毎日のようにやってきます。
ヤツガシラ
ヤツガシラ
この後、ほかのガイドのグループが不用意に近づき飛ばしてしまいました。渡鳥は長旅で疲れているのでそっと見守りましょう。
コムクドリ
自宅裏のタブノキに来るコムクドリ。ムクドリとカラムクドリもたまに来ます。
コムクドリ
コムクドリ
コムクドリには大きすぎるようで飲み込むのに苦労していました。
2021年4月12日(旧暦では2021年3月1日)
4月1日のエイプリルフールに19羽という信じられない数で飛来して、日本中のバードウオッチャーを混乱の渦に陥れたブロンズトキは1羽も欠けることなく石垣島に滞在中です。
ブロンズトキ
田んぼで仲良く餌探し。何かの幼虫らしきをメインディッシュにしていました。
ブロンズトキ
日光が当たり、美しい金属光沢を見せるブロンズトキの雨覆。
ブロンズトキ
石垣島とは思えず、まるでアフリカの湿地かどこかのようです。
ブロンズトキ
ジャンボタニシでも食うのかと思いましたが、獲物は水生昆虫がほとんどでした。
ブロンズトキ
時折、鳴き声をあげていざこざが起こったりしていましたが、基本的には平和的に群れで行動していました。