日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年11月16日

アサクラサンショウクイを久しぶりに見てきました。人が集まるのを避けてゆっくり見られる場所で観察。 昨年のアサクラサンショウクイ と同様にホウオウボクにつく緑色のシャクトリムシを食っていました。

アサクラサンショウクイ第1回冬羽。虫を求めて忙しく動き回るアサクラサンショウクイですが、静かに見ていると羽繕い。この時がシャッターチャンスですね。

2021年11月16日

雨の降る中、小さな公園にヤツガシラがいました。時期が少し外れていますが、この秋の石垣島の希少渡鳥フィーバーでは入るのは当たり前でしょう。^^ しかし、他がスター選手揃いで、ほとんどだれも興味を示さないという…。

濡れた羽を手入れするヤツガシラ。

2021年11月13日

夕方、師匠から緊急連絡。なんと石垣島にタカサゴクロサギが登場しました!! 石垣島では、過去にも出ているのですが、写真が撮られたのは今回が始めてだと思われます。

ソリハシセイタカシギは今季4羽目。滞在はそれほど長くないですが、この個体は警戒心が薄いので越冬に期待。

オオハシシギは10月20日に確認 してから同じ場所で滞在。こちらも警戒心なし。

そしてクロツラヘラサギもオオハシシギやソリハシセイタカシギ、オオハシシギと同じ場所で警戒心なし。この3種のほかバン、オオバンなどウオーキングの人が通っても平気なのは驚きです。

タカサゴクロサギ。おそらく幼鳥と思われます。これでヨシゴイ属はコンプリート。^^

2021年11月13日

これまで石垣島で記録のなかったシベリアジュリンを発見しました。農道沿いで雑草の種子をついばんでいました。11月に入り、連日、珍しい鳥が入る石垣島には多くの鳥屋が訪れてお祭り騒ぎとなっています。^^

シベリアジュリン第1回冬羽。

2021年11月13日

日を追うごとに寒くなる石垣島ですが、ガンの仲間も増えてきました。石垣島や沖縄では非常に珍しいカリガネもやってきました。ほかにはヒシクイが5羽、オオヒシクイが1羽、マガンが25羽の群れと別の場所に2羽滞在中。

先日の大陸から八重山にかけて吹き付けた強い北西の風に乗ってやってきたのかもしれません。

カリガネ(手前)とヒシクイ。

2021年11月13日

11月に見つけたアサクラサンショウクイは毎日、元気に出現中です。人への警戒心はほとんどないのですが、シマアカモズやカラスに追われています。

昨年のアサクラサンショウクイは12月下旬ごろまで滞在 しましたが、ことしはいつまで見られるのでしょうか。

アサクラサンショウクイ第1回冬羽。出勤前にさくっと1枚撮影。この後、シマアカモズに追い払われてしまいました。

2021年11月9日

昨日の幼鳥 に続き、この日はバライロムクドリの成鳥が現れました。鳴き声が聞けたのと冠羽が見えたのが最高でした。^^

オオムシクイ、コムシクイが多い中、キマユムシクイも確認できました。

最近は珍しい鳥でもなくなった石垣島のカタグロトビ。なれた個体も増えてきました。

ムクドリも一気に数を増やし、町中でも見るようになりました。

石垣島には冬鳥としてやってくるヨシゴイが今季は個体数が多く。河川や沈砂池で多くの個体が越冬しています。

今季初確認となったツグミは昨日までいなかったのに一気に増えていました。

バライロムクドリ成鳥冬羽。冠羽も少し見えています。

2021年11月8日

バライロムクドリ2羽とミドリカラスモドキ2羽が現れました。撮影し損ねましたが、アサクラサンショウクイも1羽確認。海上が荒れたので石垣島に避難してきたのでしょうか?

昨日飛来したマガン25羽のクロツラヘラサギ1羽も滞在。オオハシシギは滞在20日となりました。

今季は出会いが多いオジロトウネンは2羽飛来しました。

バライロムクドリ幼鳥(右)。ほぼ幼羽ですが、第1回冬羽が少し出ています。

2021年11月8日

立冬のこの日、マガンが25羽飛来しました。石垣島はもちろん沖縄でも最大の飛来数だと思われます。これまで県内でもっとも多い飛来数は 2018年の11羽 なので倍以上の数に記録更新です。ついでにオナガガモ3羽もついてきました。

今季初となるキンクロハジロを確認。単独で水路を泳いでいました。

先月、50羽ほどの群れで入ったタゲリは島内で分散してあちこちの田んぼにいます。

ツメナガセキレイとムネアカタヒバリは群れで島内を移動していて、昨日は100羽以上の群れがいたのに今日はいないなんてことがよくあります。

ほかにはオグロシギやムナグロ、リュウキュウヨシゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギ、シマアカモズ、サシバなどレギュラーメンバーに会えました。

マガンの群れは成鳥、幼鳥合わせて25羽でした。

2021年11月8日

9月末から10月上旬が渡りのピークのはずのエゾビタキがまだいました。田んぼにはノビタキが2羽。今季はノビタキを確認する機会が多いです。ジョウビタキも数を増やし、この日はオス8羽とメス2羽を確認しました。

季節外れのエゾビタキ。幼鳥でした。

2021年11月5日

田んぼにハイタカがいました。うれしい反面、ツメナガセキレイを飛ばしてしまうのがちょっと迷惑。^^;

近所の河川にはヨシゴイ2羽とリュウキュウヨシゴイ1羽がよく姿を現します。かち合うとけんかが始まります。^^;

ハイタカ幼鳥。鷹揚な個体で散歩の人が歩いても気にする様子はありませんでした。

2021年11月3日

先月からのレンカク はまだ滞在していました。相変わらず警戒心のない個体です。

ジャワアカガシラサギと入れ替わりにアカガシラサギが増えてきました。近年の石垣島の恒例行事になりつつあります。

カモも増えてきました。コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモがメインでたまにシマアジも現れます。

先月から滞在中のレンカク幼鳥。

2021年11月3日

久しぶりにハリオシギに出会えました。タシギ6羽、チュウジシギ1羽の群れでした。チュウジシギも久しぶりの出会いでした。

アオアシシギやコアオアシシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、ハマシギ、セイタカシギ、タカブシギ、コチドリ、ダイゼン、ムナグロなども滞在中。

ハリオシギ幼鳥。警戒心が強い個体でした。

2021年11月3日

イエスズメが石垣島に飛来しました!! 3年前には沖縄本島でオスのイエスズメ を本島発記録として見つけましたが、今回の個体はメスのイエスズメだったこともあり、ニュウナイスズメのメスだと思い込んでいました…。で、このイエスズメの写真を数枚撮ったところでバッテリー切れを起こすという失態…。なので動画は撮れませんでした。^^;

ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリの移動中の群れが石垣島をどんどん通過しています。

ハクセキレイも少しずつ増えてきました。

イエスズメのメス。パイナップル畑にいました。

2021年10月30日

今月2羽目となるレンカクが現れました。1週間ほど前に出た1羽目は名古屋に帰省していて見逃していましたが、今回は見ることができました。この時期現れるのはほとんど幼鳥です。

自宅前の畑からカンムリワシの鳴き声がするので外へ出てみるとカンムリワシの成鳥とサシバの幼鳥2羽が三竦になっていました。最終的にはサシバの幼鳥が移動しました。

レンカク幼羽から第1回冬羽へ換羽中。

2021年10月30日

沖縄では数少なく、石垣島では稀なヨシガモが飛来していました。ホオジロハクセキレイ、マガンも今季初確認しました。

オオハシシギは 10月20日に飛来した個体 がまだ滞在中で同じく 20日に別の場所で確認していたオグロシギ と一緒になっていました。

ヨシゴイは複数箇所で複数羽が逗留中。今季は観察する機会が多いです。

石垣島では珍しいヨシガモ。エクリプスから繁殖羽へ換羽中。