日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年11月9日

昨日の幼鳥 に続き、この日はバライロムクドリの成鳥が現れました。鳴き声が聞けたのと冠羽が見えたのが最高でした。^^

オオムシクイ、コムシクイが多い中、キマユムシクイも確認できました。

最近は珍しい鳥でもなくなった石垣島のカタグロトビ。なれた個体も増えてきました。

ムクドリも一気に数を増やし、町中でも見るようになりました。

石垣島には冬鳥としてやってくるヨシゴイが今季は個体数が多く。河川や沈砂池で多くの個体が越冬しています。

今季初確認となったツグミは昨日までいなかったのに一気に増えていました。

バライロムクドリ成鳥冬羽。冠羽も少し見えています。

2021年11月8日

バライロムクドリ2羽とミドリカラスモドキ2羽が現れました。撮影し損ねましたが、アサクラサンショウクイも1羽確認。海上が荒れたので石垣島に避難してきたのでしょうか?

昨日飛来したマガン25羽のクロツラヘラサギ1羽も滞在。オオハシシギは滞在20日となりました。

今季は出会いが多いオジロトウネンは2羽飛来しました。

バライロムクドリ幼鳥(右)。ほぼ幼羽ですが、第1回冬羽が少し出ています。

2021年11月8日

立冬のこの日、マガンが25羽飛来しました。石垣島はもちろん沖縄でも最大の飛来数だと思われます。これまで県内でもっとも多い飛来数は 2018年の11羽 なので倍以上の数に記録更新です。ついでにオナガガモ3羽もついてきました。

今季初となるキンクロハジロを確認。単独で水路を泳いでいました。

先月、50羽ほどの群れで入ったタゲリは島内で分散してあちこちの田んぼにいます。

ツメナガセキレイとムネアカタヒバリは群れで島内を移動していて、昨日は100羽以上の群れがいたのに今日はいないなんてことがよくあります。

ほかにはオグロシギやムナグロ、リュウキュウヨシゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギ、シマアカモズ、サシバなどレギュラーメンバーに会えました。

マガンの群れは成鳥、幼鳥合わせて25羽でした。

2021年11月8日

9月末から10月上旬が渡りのピークのはずのエゾビタキがまだいました。田んぼにはノビタキが2羽。今季はノビタキを確認する機会が多いです。ジョウビタキも数を増やし、この日はオス8羽とメス2羽を確認しました。

季節外れのエゾビタキ。幼鳥でした。

2021年11月5日

田んぼにハイタカがいました。うれしい反面、ツメナガセキレイを飛ばしてしまうのがちょっと迷惑。^^;

近所の河川にはヨシゴイ2羽とリュウキュウヨシゴイ1羽がよく姿を現します。かち合うとけんかが始まります。^^;

ハイタカ幼鳥。鷹揚な個体で散歩の人が歩いても気にする様子はありませんでした。

2021年11月3日

先月からのレンカク はまだ滞在していました。相変わらず警戒心のない個体です。

ジャワアカガシラサギと入れ替わりにアカガシラサギが増えてきました。近年の石垣島の恒例行事になりつつあります。

カモも増えてきました。コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモがメインでたまにシマアジも現れます。

先月から滞在中のレンカク幼鳥。

2021年11月3日

久しぶりにハリオシギに出会えました。タシギ6羽、チュウジシギ1羽の群れでした。チュウジシギも久しぶりの出会いでした。

アオアシシギやコアオアシシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、ハマシギ、セイタカシギ、タカブシギ、コチドリ、ダイゼン、ムナグロなども滞在中。

ハリオシギ幼鳥。警戒心が強い個体でした。

2021年11月3日

イエスズメが石垣島に飛来しました!! 3年前には沖縄本島でオスのイエスズメ を本島発記録として見つけましたが、今回の個体はメスのイエスズメだったこともあり、ニュウナイスズメのメスだと思い込んでいました…。で、このイエスズメの写真を数枚撮ったところでバッテリー切れを起こすという失態…。なので動画は撮れませんでした。^^;

ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリの移動中の群れが石垣島をどんどん通過しています。

ハクセキレイも少しずつ増えてきました。

イエスズメのメス。パイナップル畑にいました。

2021年10月30日

今月2羽目となるレンカクが現れました。1週間ほど前に出た1羽目は名古屋に帰省していて見逃していましたが、今回は見ることができました。この時期現れるのはほとんど幼鳥です。

自宅前の畑からカンムリワシの鳴き声がするので外へ出てみるとカンムリワシの成鳥とサシバの幼鳥2羽が三竦になっていました。最終的にはサシバの幼鳥が移動しました。

レンカク幼羽から第1回冬羽へ換羽中。

2021年10月30日

沖縄では数少なく、石垣島では稀なヨシガモが飛来していました。ホオジロハクセキレイ、マガンも今季初確認しました。

オオハシシギは 10月20日に飛来した個体 がまだ滞在中で同じく 20日に別の場所で確認していたオグロシギ と一緒になっていました。

ヨシゴイは複数箇所で複数羽が逗留中。今季は観察する機会が多いです。

石垣島では珍しいヨシガモ。エクリプスから繁殖羽へ換羽中。

2021年10月25日

先日の個体 に続き、今季2羽目となるソリハシセイタカシギが飛来しました。オオハシシギとヒドリガモは今季初確認となりました。

今季2個体目のオグロシギも確認。田んぼにはアオアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、タシギ、ハマシギ、クロハラアジサシなどが滞在中です。

先日の個体よりは警戒心が弱いソリハシセイタカシギ第1回冬羽。

2021年10月25日

コホオアカとノビタキが複数飛来。オオムシクイは厳しい条件でしたが鳴き声で確認。それぞれ今季初確認となりました。小鳥の渡りも始まったようです。

鳴き声がするので探してみると今季初のコホオアカを確認。

2021年10月25日

チゴハヤブサが飛来していました。今季、初確認。サシバの渡りでも出ていたそうです。

シマアカモズは今年生まれの幼鳥が警戒心もなく観察がしやすいです。主にバッタを捕まえていました。容器に誘われてか、さえずりも見せていました。

カンムリワシは子育ても終わり、成鳥があちこちで観察できます。幼鳥も順調に親元を離れて7個体ほどが確認されています。

チゴハヤブサ幼鳥。ツバメにモビングされていました。

2021年10月17日

2018年に幼鳥で石垣島にやってきた暗色型サシバ は4年連続でことしもやってきました。例年3月ごろまで越冬しています。

ことしは真白のサシバが和歌山県や奄美大島で撮影されているので、石垣島まで南下してこないか期待しているところです。

ブラックサシバが到着した日の15日は1500羽、翌日の16日は3000羽と石垣島のサシバの渡りはピークを迎えています。

暗色型サシバは、めちゃくちゃ遠くの芭蕉に止まっていました。

2021年10月15日

目の前に30羽ほどのジシギの群れが降りてきました。双眼鏡で見てみると全てタシギの幼鳥でした。

タシギ幼鳥。疲れているのかおおあくび。

2021年10月15日

職場と自宅周辺で少しだけ鳥見。

今季初のハシビロガモとオナガガモは前日、初認していましたが写真は撮れずでしたが、この日、ハシビロガモだけは写真の記録が残せました。シマアジは5羽の群れがやってきました。

海岸ではムナグロやダイゼン、キアシシギ、トウネン、メダイチドリなどが滞在中。

サトウキビ畑には警戒心の弱いカタグロトビがいました。石垣島のカタグロトビはずいぶん増えて、田んぼやサトウキビ畑、牧草地に行けばたいてい見られます。

シマアジ成鳥。雌雄は不明。

2021年10月12日

白いツバメがいるよということで見てきました。部分白化を起こした白い体は群れの中でもよく目立っていました。

ツバメ幼鳥。上から見下ろす形で少し撮りにくかったのですが、おかげで背面はよく見えました。

2021年10月11日

非繁殖期には昼間の発見が非常に難しいリュウキュウコノハズクの貴重なねぐらシーンを観察することができました。連日、同じ場所に止まっているので定宿のねぐらに使っていると思われます。

カタグロトビ、カンムリワシはあちこちの田んぼや畑で見ることができます。自宅近くで繁殖したカタグロトビは次も同じ場所で営巣しそうで、毎日、オスかメスのどちらかが必ず見晴らしのよい枝に止まっています。

カンムリワシは幼鳥の出現も増えて、きょうは今季7羽目が記録されたそうです。

リュウキュウコノハズクのねぐら。ほとんど警戒心はありません。