石垣島の2日目は、前日の忘年会の酒が残っているといけないので10時ごろまでホテルでごろごろしていました。
今期の石垣島製糖工場は12月4日からサトウキビの受け入れが始まっており、それに合わせてサトウキビ農家は一斉にサトウキビの刈り取りを開始します。キビの機械刈りが始まるとハーベスターに驚いて畑から飛び出してくるネズミやカエル、昆虫などを狙ってカンムリワシやアマサギなどが畑の周りに集合します。今の時期や水稲の刈り取りの時期はカンムリワシの飛翔写真を撮る大チャンスです。
2日目は、あちこちでキビ刈りが行われており、カンムリワシも10個体以上観察しました。下の動画は、サトウキビを収穫するハーベスターとスプリンクラーの上で獲物を待つカンムリワシです。かなりやかましいハーベスターですが、餌に夢中なカンムリワシやサギたちには関係ないようです。
田んぼではカンムリワシ以外にもサシバやチョウゲンボウ、冬羽のアカガシラサギやタゲリ、シロハラクイナが獲物を求めて活動していました。諦めきれずにアオシギを探していると口元からグッピーがのぞくリュウキュウヨシゴイに出会いました。^^
石垣島シリーズ(12月10日〜11日)
石垣島でバードウオッチング(2日目)
牧草地のカンムリワシ。
沖縄本島も春の渡りの季節に向けて野鳥の移動が始まった模様。冬には見られなかったツグミやアカハラが増えて、田んぼには、タヒバリの小さな群れも入っていた。4月下旬から5月上旬の渡りの最盛期まで何が現れるか楽しみ。^^
1月15日に初めて確認したミヤマガラス もまだいた。マガンは、昨年の 11月に見た群れ や 12月に見た群れ とは違うと思われる個体が1羽だけやってきました。
他には、留鳥のリュウキュウコノハズクやシロハラクイナ、ヒバリシギ、タカブシギなどの春の渡り組が少し見えました。コチドリは、夏羽になった個体もいた。
リュウキュウコノハズク。リュウキュウオオコノハズクの餌場にやってきました。肝心のリュウキュウオオコノハズクは現れず。^^;
今年の年末年始は異常に暖かかったですが、やっと気温が下がりました。高速道路では、財布を忘れてしまい料金所の事務所で手続きして後日支払うことに…。^^; おかげでコンビニにも寄れず喉の乾く1日だった。^^;
オジロトウネンは5羽いました。ヒシクイ4羽とマガン5羽はまだ滞在。このまま越冬するのか?
水路には、ヒバリシギが20羽ほどとタシギ。沖縄本島では少ないシロハラクイナも出てきましたが、警戒心が強い。^^; 水の張られた田んぼにはコサギとアマサギ合わせて50羽ほどの混群。
海岸では、チュウシャクシギやキアシシギなど。カワセミもいたけど遠い。
田んぼ沿いの防風林には、獲物を探すチョウゲンボウ。
オジロトウネン。近かったー。
一昨日は、雪が降り積もるころとされる二十四節気の大雪。沖縄も朝晩は冷えてきました。
今日は、ある迷鳥を田芋畑で探していると大きな鳥が頭上に5羽。双眼鏡で覗くとヒシクイでした。5羽のヒシクイでしたが、二つに別れてしまい、2羽が近くの休耕田に降りました。 10月上旬に同所で見たヒシクイ なのか別の個体なのか?
先日からのソリハシセイタカシギ もまだ滞在していました。10日近くの滞在です。警戒心は多少は薄れてきているようでした。近くにいたご夫婦のバードウオッチャーに教えてあげました。^^
八重山にはゴロゴロいますが、沖縄本島では数少ないシロハラクイナにも出会えました。本島では初の撮影。
沖縄には珍しいケリもいました。心なしか寂しそうな感じ。
結局、目的の鳥は見つからず…。^^;
今季、同所で2度目のヒシクイ。5羽の群れのうちの2羽。
忘年会のため、1泊2日で石垣島に行ったついでにバードウオッチングをしてきました。
田んぼには、ベニバトやソリハシセイタカシギ、ズグロミゾゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギなど八重山らしい野鳥たちが2カ月ぶりの帰島を出迎えてくれました。しかし、天気は強めの雨です。^^;
夜は、コノハズクやアオバズクを見たかったのですが、雨が弱まる気配がないので断念。
沖縄本島では11月11日に初確認し、最近はかなり増えてきたシロハラなど大型ツグミ類は、石垣島にはまだほとんど渡ってきていませんでした。
石垣島シリーズ(11月27〜28日)
ソリハシセイタカシギの近くの田んぼでは、キジバトに混じってベニバトが落ち穂を拾っていました。八重山では、キジバトの群れを見つけたら必ずベニバトを探さないといけません!!