2023年10月18日(旧暦では2023年9月4日)
小鳥たちも数を増やして来ました。ムネアカタヒバリやツメナガセキレイは至るところで見られます。
ムネアカタヒバリ
ツメナガセキレイ
(キマユ)ツメナガセキレイ冬羽。大きな群れだと100羽単位で動いています。
ツメナガセキレイ
ツメナガセキレイ
ノビタキ
ノビタキのメス。同じ田んぼに2羽いて、たまに喧嘩していました。
サシバ
カンムリワシ
2023年10月17日(旧暦では2023年9月3日)
初記録となるセイケイを発見しました!! セイケイは1970年代に本土で3例、1995年に沖縄本島で1例あるそうですが、どれもカゴ抜け判定されているそうで正式な記録がありません。なので、今後の調査で国内初記録となる可能性大です。
予定していた取材が取りやめになったので、しかたなく田んぼに寄ったら見つけてしまいました。最初はツルクイナかと思ったのですが、双眼鏡に入れるとはてなマークが頭の中を巡りました。「えっ、タカヘ」「いや、タカヘは飛べないな」「もしかしてセイケイ!!!!!!」と、そのヤバさが現実のものになりました。
セイケイ属は世界中にいくつかおり、以前は亜種の扱いでしたが、スプリットしてIOCのリストによると少なくとも7種類はいるようです。その中ではフィリピンセイケイに一番近いように感じました。
2023年日本野鳥類目録の第8版では検討種になっています。この機会に報告論文でも書いて検討種からランクアップさせたいですね。
セイケイ
まったく頭にない鳥が出てくると何かまったく分かりませんね…。^^;
セイケイ
レンカク
レンカクの幼鳥も飛来しましたが、セイケイに完全にお株を奪われていました。
レンカク
レンカク
ジャワアカガシラサギ
ムラサキサギ
チュウジシギ
ハリオシギは全くいなくなりましたが、チュウジシギは多少残っています。
ツルシギ
エリマキシギ
ウズラシギ
オシドリ
オシドリのオスも飛来していました。ほかにシマアジもいるそうですが見つけられず…。
2023年10月14日(旧暦では2023年8月30日)
サシバの渡りがピークを迎えています。この日は、過去最高記録と思われる3000羽以上が渡っていきました。わたしは仕事で黒島に行っていたので、石垣島に戻ってから慌てていつもの渡り鳥観察所へ移動。向かっている最中もあちこちからサシバが湧いて来ていました。1000羽以上のタカ柱もあったそうです。
到着してからもあちこちからサシバが湧いてきてタカ柱をつくっていました。中には暗色型のいわゆるブラックサシバも確認できました。
渡り切らずに山林に降りる個体も相当数いたので、あすの朝は素晴らしいねぐらだちとなりそうです。
サシバ
サシバ
サシバ
サシバ
暗色型のブラックサシバが画像の中央から少し左下に見えます。
2023年10月14日(旧暦では2023年8月30日)
今季初のソリハシセイタカシギ、ツルシギ、ヒドリガモ、ハシビロガモが到着しました。メボソムシクイは鳴き声は数日前から聞いていましたが、写真は今回、やっと撮れました。
ハリオシギは数を減らし、今日はなんとか1羽だけ絞り出すことができました。チュウジシギはピークよりは減っていますがまだまだ滞在中。タシギは増えています。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ソリハシセイタカシギとセイタカシギ。両方とも幼鳥。
コアオアシシギ / ツルシギ
ツルシギは第1回冬羽。コアオアシシギと仲良しでした。
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
タシギ
タシギ
アカアシシギ / タシギ
タシギ
タシギ
アカアシシギ / タカブシギ
ヒドリガモ
ヒドリガモ
ヒドリガモ
ハシビロガモ
ハシビロガモのオス。エクリプスから生殖羽に換羽中。
メボソムシクイ
メボソムシクイ。鳴き声が聞けたので識別できました。
メボソムシクイ
エゾビタキ
2023年10月6日(旧暦では2023年8月22日)
ハリオシギはかなり減ってしまいました。代わりにタシギが増えています。個体数的にはチュウジシギが一番多いです。いつも通り、ハリオシギを集中的に探しましたがチュウジシギばかりでした。
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
ハリオシギ
タシギ / ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
タシギ
タシギ
チュウジシギ / ハリオシギ
左からチュウジシギ、チュウジシギ、ハリオシギ、チュウジシギ。
チュウジシギ