2015年10月25日(旧暦では2015年9月13日)
カタグロトビ遭遇率100パーセントです。^^
今日は、師匠が先日の場所でスタンバイ、私は遊撃手として牧草地帯を車で探しました。すると遠くに何やら獲物を襲う鳥影が。双眼鏡でのぞいてみると、お目当てのカタグロトビでした。すぐに師匠に電話して、二人で駆けつけるとスプリンクラーの上でクマネズミを食っていました。しばらくして飛んでしまったのですが、午後6時に戻ってきて、ねぐら入りも確認できました。どちらの場所も 先日の頻出ポイント より離れたところでした。
餌場とねぐらゲットです。^^
他は、チョウゲンボウ3羽とハヤブサの幼鳥1羽、サシバなど猛禽類が多く観察されました。また、クロハラアジサシはあちこちの牧草地で数羽の群れが観察されました。赤土地帯では、ムナグロ40羽とツバメチドリ30羽の群れも確認できました。
ほんの2時間でこれだけ観察できる石垣島を、あらためて素晴らしいと実感。^^
明日からは、鹿児島へ取材なのでカタグロトビとはしばらく会えません…。
カタグロトビ おや、遠くに何かいるぞと思ったら、カタグロトビがクマネズミをつかんで飛んでいるところでした!!
カタグロトビ スプリンクラーに止まってクマネズミを食っていました。超トリミング。^^;
カタグロトビ 最初発見した時は、840mmのレンズでこれぐらい離れていました。遠いー。^^;
サシバ サシバ ツバメチドリ 2015年10月23日(旧暦では2015年9月11日)
10月5日と10月20日に観察したカタグロトビ が再び現れました。「炯眼人を射る」じゃないですが、この鋭く赤い目はすべて見通されているようでゾクゾクしますねー。
そして、このカタグロトビ、石垣島が気に入ったようです。^^ この日も先日とほぼ同じような場所に現れましたが軽自動車しか入れない場所。^^; 先日より少し警戒心が強いようでした。
カタグロトビは、アフリカや南ヨーロッパ、インドや東南アジアに分布するそうですが、どうやって石垣島までやってきたのでしょうか。石垣島以外にも与那国島や沖縄本島で記録されたことがあります。このまま越冬してくれると嬉しいのですが。
カタグロトビ カタグロトビは、真っ赤な目と目の周りの黒い模様の鋭い顔つきが特徴です。かっこいいですねー。
カタグロトビ カタグロトビ 2015年10月20日(旧暦では2015年9月8日)
白変種のアオアシシギがいました。他のアオアシシギと比べて警戒心強目でした。 アカアシシギの白変種 は見たことありますので、あとはキアシシギの白変種を見たら「赤、青、黄」でそろいますね。^^
アオアシシギ アオアシシギ自体、白っぽいシギではありますが、白変種はほぼ真っ白で美しかったです。
アオアシシギ コアオアシシギ ハマシギ セイタカシギ セイタカシギはどこにでもいて、一番警戒心がないです。^^;
2015年10月20日(旧暦では2015年9月8日)
10月5日に見て以来、2度目のカタグロトビです。前回の牛種子牧場の牧草地から、直線で1キロの牧草地にいました。前回は、遥か遠くを飛んであまりよく観察もできなかったのですが、今回はなんと、目の前30メートルほどの距離でホバリングをしているじゃないですか!! しかし、空港に取材に向かう私の手元にあるレンズは、広角ズームレンズのみ…。^^; 仕方ないので、iPhone6で動画を撮影しました。
獲物を襲うために急降下するとき、普通の猛禽のように翼をすぼめるのでなく、メンフクロウのように翼を伸ばしたまま万歳の状態で降下していました。ぜひ動画をご覧ください。
師匠に電話したら、「5分で行ける」とのことなので、私は後ろ髪を引かれながら仕事に向かい、あとは師匠にお任せしました。 師匠は、写真もバッチリおさえていました !!
このカタグロトビ、石垣島に2カ月ほど滞在しているので、まだまだチャンスはありそうです。
2015年10月19日(旧暦では2015年9月7日)
川平石崎で10月15日に確認していましたジョウビタキのオスがやっと撮影できました。^^ 昨年は10月14日に初認で11月22日に初撮影 でした。来月の半ば頃には、シロハラやツグミなども渡ってくるでしょう。
ジョウビタキ 川平石崎にジョウビタキが3羽入っていました。全てオスでした。この個体は第1回冬羽です。
ジョウビタキ ジョウビタキ この枝がお気に入りのようです。あまり人を恐れない個体でした。