日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年7月26日(旧暦では2016年6月23日)

石垣島でバードウオッチングの林道、森林公園編です。リュウキュウアカショウビンやカンムリワシ、リュウキュウツミ、チュウダイズアカアオバトなどです。

沖縄本島でアカショウビンを探すのはやんばるまで行かないといけない上に、密度も少なく空振りに終わることが多いです。それに比べて、八重山、特に石垣島はリュウキュウアカショウビンが撮り放題!! 今回は、初日に10羽、2日目に4羽の合計14羽を観察することが出来ました。多くの個体で撮影も出来ました。初日の午前中は全く姿も鳴き声も聞こえずでしたが、昼のスコールの後には活性が上がってたくさん出てきました。

カンムリワシも久しぶりの再開です。運がいいことに幼鳥の観察もできました。7月に幼鳥を見たのは初めてです。子育て中で観察が比較的難しい時期でしたが、合計4羽撮影出来ました。

リュウキュウツミは、ちょうど親離れしたぐらいの若鳥に会えました。行動は幼い部分も残っていましたが、鋭い目つきは猛禽そのもの。リュウキュウクマゼミを捕らえて食っていました。

石垣島シリーズ(7月24、25日)

石垣島でバードウオッチング(田んぼ、畑、牧草地編)

石垣島でバードウオッチング(林道、森林公園編)

石垣島でバードウオッチング(特別編カタグロトビ)

リュウキュウアカショウビン

森林公園でリュウキュウアカショウビン。これを撮影するために石垣島に来たと言っても過言ではありません。^^

リュウキュウアカショウビン

大あくびのリュウキュウアカショウビン。

リュウキュウアカショウビン

こちらは林道。まだ抱卵中のアカショウビンもいました。抱卵しながら時折、巣の内部を拡張しているようでした。下の方に動画もあります。

リュウキュウアカショウビン

森林公園に生息するアカショウビンは、なれたのが多いです。

カンムリワシ

カンムリワシの幼鳥。久しぶりに石垣島の師匠のレクチャーを受けてきました。

カンムリワシ

林道ではカンムリワシの成鳥が獲物を待ち伏せ。子育てには参加しなかった個体でしょうか。

カンムリワシ

こちらも上のカンムリワシと同じ林道にて。

リュウキュウツミ

リュウキュウツミの幼鳥。

リュウキュウツミ

観察している30分ほどの間にリュウキュウクマゼミを3匹も捕まえていました。ツミは小さいのでクマゼミが大きく見えますね。こちらも下の方に動画があります。

チュウダイズアカアオバト

アカギに座るチュウダイズアカアオバト。

Category:野鳥
2016年7月26日(旧暦では2016年6月23日)

沖縄本島へ異動になってから半年。会社の送別会で石垣島に戻ったついでに24、25日の2日間、久しぶりの石垣島バードウオッチングを楽しんできました。やっぱり石垣島は野鳥の宝庫です。^^

数が多いので、 この田んぼ、畑、牧草地編林道、森林公園編特別編カタグロトビ の三つに分けて掲載します。

今回は、リュウキュウヨシゴイやツバメチドリなど石垣島の田んぼや畑、牧草地などで観察できる野鳥です。

リュウキュウヨシゴイは、沖縄本島にも生息するのですが、数が少なく撮影するのはなかなか大変。石垣島では、平田原で4個体を観察、撮影できました。しかも沖縄本島と違って、八重山産は警戒心が薄く撮影も楽勝です。

秋の渡りも始まりつつあるようで、田んぼにはアカアシシギやジシギ、クサシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが入っていました。

ツバメチドリは年中観察できます。今回は、ツバメチドリの餌場となっている牛種子牧場で撮影です。入れ替わり立ち代り常に数羽が牧草の上を素早く飛び回り、獲物となる昆虫を捕まえていました。すっかり冬羽に変わっていました。

リュウキュウヨシゴイ

歩行者に驚いて飛び上がったリュウキュウヨシゴイのメス。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイの羽衣は美しい褐色です。

リュウキュウヨシゴイ

枯れ草にまぎれるとなかなか探せませんね。

ツバメチドリ

すっかり冬羽になったツバメチドリ。

ツバメチドリ

ツバメチドリ第1回冬羽。

タシギ

警戒心の薄いタシギもいました。成鳥です。

アカアシシギ

アカアシシギは夏羽から冬羽に変わりつつあります。

クサシギ

早い登場のクサシギ。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ夏羽。田んぼの上を飛び回り獲物を探していました。

Category:野鳥
2016年7月23日(旧暦では2016年6月20日)

エリグロアジサシのコロニーを2カ所見てきました。まだ、抱卵中のペアや孵化後3週間以上たったヒナなど十数ペアが繁殖しています。海岸から営巣する小島まで30メートルほどしか離れていないので肉眼でもヒナが見えるほどです。

今年は台風がまだ来ていないので多くのヒナが巣立っていきそうです。^^

エリグロアジサシ

このペアはまだ抱卵していませんでした。

エリグロアジサシ / 足環・フラッグ付き

獲物の小魚を運ぶエリグロアジサシ。青いフラッグが尻の辺りに見えます。シルバーの足環もしていたのですが記号までは読めず…。

エリグロアジサシ

まだ抱卵もしていたので孵化2日目ぐらいのヒナでしょうか。

エリグロアジサシ

こちらの顔だけ見えるヒナはかなり成長しています。エリグロアジサシの巣立ちは孵化後28日ほどなので3週間以上はたっていますね。

エリグロアジサシ

餌を運ぶエリグロアジサシ。

エリグロアジサシ

フラッグ付きのエリグロアジサシばかりを撮ってみました。

Category:野鳥
2016年7月22日(二十四節気の大暑、旧暦では2016年6月19日)

15日ぶりにバードウオッチングしてきました。こんなに長期間バードウオッチングしないと体調がおかしくなるね。^^;

成果は、いつものメンバーでホントウアカヒゲ、サンコウチョウ、アカショウビン、ヤンバルクイナ、ノグチゲラなど。ヤンバルクイナは、いつも通り道路を横断する個体ばかり。たまに林道で見つけたと思ったら撮影する間もなく藪の中へ…。ノグチゲラも数はそこそこいるのですが、撮れる場所には出てこない。

ホントウアカヒゲは、日の出から1時間も経たずして目視30以上、鳴き声を合わせると100近くが確認できました。巣立ちしたヒナも独り立ちし、ホントウアカヒゲが一年で一番個体数を伸ばす時期ですね。さえずってる個体も時々います。午前10時を過ぎると森の中に入ってしまい探すのは困難。

アカショウビンは、やっとやんばるで撮れたのですが、いざ撮影を始めたら枝にいた獲物を捕まえて谷へ降りてしまいました。獲物を枝に叩きつける音は聞こえるのですが、藪で姿が確認できず。タイミングの悪いこと…。^^;

ツミのメスもいましたが、やんばるの個体は警戒心が強いです。市内の公園に住むツミとは大違い。

リュウキュウアカショウビン

やっとアカショウビンが撮れたと思ったらこんなの。この後すぐに獲物をくわえて藪の中へ。石垣島なら撮り放題なのになー。

ホントウアカヒゲ

今年生まれのホントウアカヒゲ。立派に成長しました。

ホントウアカヒゲ

こちらも若いホントウアカヒゲ。

ホントウアカヒゲ

こちらは成鳥オス。子育ても終わり換羽中でボロボロ。

ツミ

ツミのメス。警戒心が強くて豆粒。

タカブシギ

帰りに喜如嘉に寄ってみました。タカブシギやクサシギ、コチドリなどが少しだけ入っていました。

Category:野鳥
2016年7月6日(旧暦では2016年6月3日)

観察していた四つのアオバズクの営巣が数日の間で全て巣立ちました。しかし、巣立ちビナが確認できたのは1ペアだけ。^^; 先日の巣立ち寸前のアオバズク とは別の場所です。

ここ1カ月ほど、高校野球、参院選、県議会があり、なかなかバードウオッチングに時間が割けませんでした。来月からは秋の渡りも始まりだすのでなるべく時間を見つけて見廻りたいですね。

アオバズクは巣立ちの日が毎年ほとんど同じなので来年は、もう少し楽に観察出来そうです。^^

リュウキュウアオバズク

夕方、アオバズクの営巣地に出向くと、1羽が巣立っていました。モクマオウのかなり高いところにいました。

リュウキュウアオバズク

すぐ近くには親鳥がわが子を見張っています。

リュウキュウアオバズク

夜まで待って、給餌の観察もできました。高いところにいるのでほぼ真下からとなりました。このアオバズクのヒナ、左の翼が奇形のように見えたので心配です。見間違いならいいのですが…。

Category:野鳥