2018年11月4日(旧暦では2018年9月27日)
具志干潟にオニアジサシが6羽入りました。過去最高タイ記録です。ズグロカモメ1羽に越冬ミサゴも増えてきました。具志干潟にオニアジサシとズグロカモメは、10月末から11月上旬にかけての風物詩です。
オニアジサシは、満潮近くなると具志干潟上空を飛び回り、あちこちでドボンドボンと魚を捕まえていた。ズグロカモメはシオマネキを捕まえているようでした。
増えてきた越冬ミサゴも現れて魚を捕まえていた。
風向きが悪く、飛び込む姿は全て後ろからでした。南風が吹いてくれたらなー。
オニアジサシ
魚を捕まえたオニアジサシ。飛び回りながら呑み込みます。
オニアジサシ
ズグロカモメ
オニアジサシ / ズグロカモメ
オニアジサシ
このオニアジサシは初列風切の換羽をあと4枚残しています。
オニアジサシ
風向きが悪く、ドボンは全て後ろ向き。狩りは成功。魚をくわえています。
オニアジサシ
オニアジサシ / ズグロカモメ
オニアジサシ5羽とズグロカモメ1羽。もう1羽のオニアジサシは飛び回っており、6羽揃うのは撮れませんでした。
ミサゴ
2018年11月3日(旧暦では2018年9月26日)
那覇空港の南側に位置する具志干潟、瀬長島と与根の三角池で探鳥してきました。
具志干潟には、ダイシャクシギやチュウシャクシギ、ダイゼン、キアシシギ、ハマシギ、メダイチドリのほか、オニアジサシやミサゴ、ダイサギやコサギなど魚食の鳥たちが集まっていました。
マングローブの根元にはササゴイが獲物を狙っていた。具志干潟にササゴイを見たのは初めて。
瀬長島の球場では芝生でムネアカタヒバリ10やムナグロ、コチドリ、シロチドリ、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ホシムクドリなどが餌を採っています。途中、チョウゲンボウ2羽に荒らされましたが、しばらくすると戻ってきた。
三角池には、エリマキシギが2羽入っていました。ほかにコガモ十数羽やセイタカシギ、アオアシシギ、ハマシギ、ヒバリシギなどがいます。
ササゴイ
ササゴイ
ムネアカタヒバリ
ムネアカタヒバリ
ダイシャクシギ
キアシシギ
メダイチドリ
メダイチドリ。嘴が大きく見えオオメダイチドリっぽいですが、沖縄にはこんなメダイチドリが結構いる。
ハマシギ
エリマキシギ
ハマシギ
チュウシャクシギ
ダイゼン
2018年10月27日(旧暦では2018年9月19日)
アカアシチョウゲンボウの下見。ちょうど3週間たちましたが、まだ滞在中です。残念ながら、幼鳥はいなくなっていました。
アカアシチョウゲンボウを見ているとハイタカやハヤブサ、チョウゲンボウが頭上を通過しました。サシバは10羽ほどの群れがやってきました。近くにバラバラと降り立ったようで、一晩休んで明朝には、さらに南を目指して飛び立つのでしょう。
アカアシチョウゲンボウ
大きなバッタを握りしめお気に入りの止まり木に帰ってきたアカアシチョウゲンボウ。
アカアシチョウゲンボウ
サシバ
サシバ10羽ほどの群れがやってきてばらけながら辺りの農耕地に降り立った。
チョウゲンボウ
ふつうチョウゲンボウ。目の前でホバリングを何度もしていた。
アカアシチョウゲンボウ
私が帰ってから近くを飛び回ったらしい。これは少し距離がある。
2018年10月26日(旧暦では2018年9月18日)
アカアシチョウゲンボウのメスが新たに現れた と思っていましたが、どうも幼鳥のようです。成鳥のメスは胸の下方の斑が横斑になるようです。
この日も2羽は同じ木に隣同士で止まって仲良くしていました。成鳥がとった獲物を幼鳥が横取りするシーンもありました。それでも成鳥は排除するでもなく、まるで親子のようです。
午前8時前に現地に着きましたが、アカアシチョウゲンボウたちは羽繕いなどして動きはありませんでした。午前8時半ごろになるとオスの方が、盛んにホバリングなどして獲物を捕まえていた。幼鳥の方は、イソヒヨドリに脅されて逃げたりしていました。^^;
ホバリング動画あり。
アカアシチョウゲンボウ
アカアシチョウゲンボウ
朝日を浴びて落ち着いた様子のアカアシチョウゲンボウの成鳥オス。
アカアシチョウゲンボウ
先日は激しく降る雨の中でよく見えませんでしたが、今朝は美しい姿を拝むことができました。
アカアシチョウゲンボウ
午前8時半ごろから活動しだしホバリングで牧草地の獲物を探していた。
アカアシチョウゲンボウ
アカアシチョウゲンボウの翼下面は黒白で二つに塗り分けられたよう。一方、幼鳥は黒白のまだら模様でした。
アカアシチョウゲンボウ
得意のホバリング中は辺りを見回して獲物を探しているようです。獲物はバッタやネズミなど。
アカアシチョウゲンボウ
アカアシチョウゲンボウ成鳥オスの背面は一面に青灰色。
2018年10月26日(旧暦では2018年9月18日)
海岸や河川、ため池、ダム湖にササゴイやオオバン、ヒドリガモ、コガモなど冬鳥の姿が増えてきました。
農耕地にはツバメチドリ数羽の群れが入っていました。こちらはさらに南へ渡っていきます。
ツバメチドリ
ツバメチドリはサトウキビ畑に数羽。さらに南を目指して渡っていくものと思われます。
ササゴイ
具志干潟のササゴイ。ここでササゴイを見たのは初めてです。
オオバン
河口にオオバンが4羽やってきていました。葉っぱを一生懸命ついばんでいた。