今季初のハリオシギとチュウジシギ(動画あり)
今季初となるハリオシギとチュウジシギを確認。ハリオシギは成鳥2羽と幼鳥1羽、チュウジシギは幼鳥5羽でした。これからどんどん増えてくると思います。
ちなみに第3回石垣島ジシギ合宿は8月30日に開催します。
ハリオシギ成鳥。
こちらもハリオシギ成鳥。幼鳥も1羽いましたが、写真を撮る前に草むらの中へ…。^^;
チュウジシギ幼鳥。
今季初となるハリオシギとチュウジシギを確認。ハリオシギは成鳥2羽と幼鳥1羽、チュウジシギは幼鳥5羽でした。これからどんどん増えてくると思います。
ちなみに第3回石垣島ジシギ合宿は8月30日に開催します。
ハリオシギ成鳥。
こちらもハリオシギ成鳥。幼鳥も1羽いましたが、写真を撮る前に草むらの中へ…。^^;
チュウジシギ幼鳥。
今年の2月21日に交通事故に遭い、瀕死の状態で救護されたカンムリワシが約160日ぶりに自然に帰りました。環境省職員も獣医師も助かる確率は相当低いと見ていましたが、驚異的な生命力で復活しました。まさに不死鳥。
放鳥現場で判明したのですが、第一発見者はよく知る人でした。カンムリワシにはその知人の娘さんが「嘉例」と名付けました。「嘉例」は「かりー」と読み、乾杯の掛け声に用いられ、「ぐすーよー、かりーさびら!!」などと使います。意味は「みなさん、かんぱいしましょう!!」で沖縄本島でよく使われる言葉です。
そんなめでたい名前をつけられた「嘉例」ですが、事故で右の眼球を損傷したほか、右の翼と足を骨折しました。獣医師の懸命な治療とリハビリを担当する石垣やいま村のスタッフの献身的な世話でなんとか8月1日に自然に返すことができました。骨折は完治したのですが、残念ながら右目は失明してしまっていましたが、元気よく飛び去っていきました。
地面に置かれると迷うことなく飛び立ったカンムリワシの嘉例。左足には個体識別用の「5」が刻印された青い足環を装着。貴重な記録になるので、元気にしている姿を見つけた際はお知らせください。
関係者に見守られ力強い羽ばたき。飛行コースうは狙い通りでカメラを構える私の方へ一直線。^^
救護者親子とカンムリワシ。右目は見えていません。
島に住む鳥屋見習い中の2人を連れて4時間ほど鳥見。オオメダイチドリとアカアシシギの幼鳥に出会えました。どちらも今季初の幼鳥。これでシギ、チドリの幼鳥はシロチドリ、コチドリと合わせて4種を確認。
オオメダイチドリの幼鳥。台風の影響なのか田んぼでの発見となりました。
アカアシシギの幼鳥。タカブシギの群れに単独で交じっていた。
今季初のコアオアシシギは夏羽から冬羽へ移行中。
アオアシシギも冬羽が少し出ています。
タカブシギは大量に飛来していて、半日で数百羽を見た…。こちらの幼鳥はまだ到着していません。
キアシシギ第1回夏羽から冬羽へ。
シギやチドリを探していると毎日のように出会うリュウキュウヨシゴイ。
台風3号は大きな被害をもたらすことなく通過しましたが、台湾の西側に到達しても八重山ではまだ風の影響が続いています。
田んぼではシギの数がかなり増えて、タカブシギはどこに行っても数十羽の群れ。アオアシシギやイソシギ、クサシギ、トウネン、ヒバリシギなども増えてにぎやかになっていました。
まだまだ夏羽が残るアオアシシギ。
今季初のトウネン。
遠くに今季初のクサシギ。
イソシギも今季初です。
ヒバリシギも増えてきました。
セイタカシギは数羽の群がちらほら。
コチドリも十数羽の群れで飛来。
この時季、リュウキュウヨシゴイに会う機会が非常に多いです。縄張りから幼鳥の追い出しに入っているのでしょうか。
クロハラアジサシは疲れた様子で寝ていることが多かったです。
オオアジサシは漁港でゴキブリを捕まえていました。台風の雨で排水溝から流れてきたのでしょうか。
オオアジサシには魚を食ってほしいですね…。^^;
複数羽のオオアジサシが漁港周辺を飛び回っていました。どの個体も冬羽に変わりつつあります。幼鳥を連れてくるのはもう少し先でしょう。
台風3号が石垣島に迫ってきています。今年最初の接近です。
あやしげな風が吹いていましたが、アカショウビンはたくさん出会えました。ツバメチドリの巣立ちは終盤を迎えているようで数がどんどん減っています。
いつもの林道を流すと短時間で数羽のアカショウビン。
こちらは自宅近くのアカショウビン。巣立ったヒナたちは分散したようで見当たりませんでした。
ツバメチドリ幼鳥。換羽が進んでいます。
こちらはまだまだフレッシュな幼羽が残っています。
タカブシギは日を追うごとに数を増やしています。