日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2024年1月25日(旧暦では2023年12月15日)

石垣島で越冬するカモが勢ぞろいしました。ハイイロガン6羽やヒシクイ、オオヒシクイのほか、田んぼで多いのはカルガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモで、ダム湖にはキンクロハジロの大群がいます。ほかはマガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ヨシガモが滞在中。今季はマガモとカルガモの雑種をよく見ます。

2024年3月3日追記

1月末ごろまで石垣島に滞在していたハイイロガン6羽は2月下旬、久米島で滞在中です。ミコアイサもいるそうですが、石垣島でハイイロガンはミコアイサと同じダムに行くこともあったので、こちらも石垣島からの移動かもしれません。

ハイイロガン

ハイイロガンは昨年から長逗留。5羽そろっています。

ヒシクイ

小型タイプのヒシクイも滞在中。

オオヒシクイ

オオヒシクイは2羽滞在。

雑種

マガモとカルガモの雑種。

雑種

こちらもマガモとカルガモの雑種。

マガモ

マガモのペア。

オナガガモ / カルガモ

オナガガモのオス(左)とカルガモ。

ヒドリガモ

ヒドリガモのメス非生殖羽。

コガモ

コガモのオス生殖羽。

コガモ

コガモのメス非生殖羽。

ヨシガモ

ヨシガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。

ハシビロガモ

ハシビロガモのオス。エクリプスから生殖羽へ移行中。

オカヨシガモ

オカヨシガモのオス生殖羽。

オカヨシガモ

オカヨシガモのメス非生殖羽。

キンクロハジロ / ホシハジロ

キンクロハジロ150羽の群れにホシハジロが10羽合流。

Category:野鳥
2024年1月16日(旧暦では2023年12月6日)

沖縄本島の友人らから「シロアゴヨタカが出ているぞ」と連絡をもらい、弾丸で見てきました。弊社主催事業の駅伝大会の取材を全速力で終わらせ、ANAの最終便に飛び乗り、那覇空港へ到着。シロアゴヨタカと最初に気付いた竹下君に迎えてもらい、ヨーロッパ帰りの若き実業家と共に読谷の現場へ急行しました。

竹下君含めて沖縄本島の知り合いが勢揃いで、探索が始まるとすぐにシロアゴヨタカを発見。「これは余裕だな」と相変わらずの自分の鳥運の良さを自賛しながら「時間は、明日の始発便までたっぷりあるので、みなさんが帰ったらゆっくり見ますか」と3人で悠長に構えながらシロアゴヨタカの動向を見守っていました。

そして、本気を出す時間が到来。時差ぼけの青年実業家から運転を替わり、ポイントの農耕地を巡回。高を括るも全く見つからず時間だけが過ぎていきました。気がつくと空港に向かう時間の午前6時。なんと最初に2回ほど見た後は全く出現することなく、弾丸遠征は終わってしまいました。

残念ながら今回は写真は撮れませんでしたが、寸詰まりなかわいらしい姿は、なんとか見ることができました。^^

そして現地を見て、八重山でも十分、発見のチャンスがあると思いました。近いうちに石垣島でも見つけたいと思います。^^

シロアゴヨタカ

国内初記録のシロアゴヨタカ!! 写真が撮れなかったので、竹下君に写真提供いただきました!!

ミフウズラ

こちらはシロアゴヨタカと誤認したミフウズラ。^^; なぜか深夜に道路の真ん中にいた。

Category:野鳥
2024年1月9日(旧暦では2023年11月28日)

今季もコミミズクが越冬のためやってきています。オオノスリやハヤブサ、サシバ、チョウゲンボウ、ハイイロチュウヒなど多くの猛禽類も越冬中。

コミミズク

田んぼのコミミズク。人間を気にしない個体なので観察しやすいですが、狩りのじゃまになるといけないので、記録用の撮影は1分以内に終わらせます。

カンムリワシ

見かけない場所にいたカンムリワシ。

サシバ

獲物を探し、草原を見渡すサシバ幼鳥。

Category:野鳥
2024年1月9日(旧暦では2023年11月28日)

海岸でオニアジサシが大きな魚と格闘。体高があり、なかなか飲み込めないようでした。魚は糸状の背びれが確認できるのでシマヒイラギと思われます。

オニアジサシ

オニアジサシは、小さな魚は飛びながら飲み込むのですが、このシマヒイラギは大きすぎたので波打ち際まで運んできました。よく見てみるとじゃまな背びれや胸びれをくちばしで引きちぎっていました。

オニアジサシ

じゃまになるひれが取れたところで飲み込みにかかりますが、なかなか大変そうでした。

オニアジサシ

時間はかかりましたが、なんとか飲み込むことに成功しました。

カモメ

カモメ成鳥冬羽。カモメが石垣島に現れるのは10年に1度程度の頻度なので、うれしいです。

シロチドリ / ミユビシギ

ミユビシギとシロチドリ。くぼみに座って強風を避けています。

オジロトウネン

オジロトウネン第1回冬羽。3羽ほどいました。

ヒバリシギ

ヒバリシギ第1回冬羽。今年は越冬組が少ないです。

コチドリ第1回冬羽。

Category:野鳥
2024年1月6日(二十四節気の小寒、旧暦では2023年11月25日)

ずいぶん白い鳥が飛んだなぁと思ったら真っ白なシロガシラでした。アルビノかと思いましたが、写真に撮って見てみると少し色素が残っているようです。最初はシロガシラ? ウグイス? セキレイ? と迷いましたが「地ビール、地ビール」の鳴き声でシロガシラと相成りました。

写真を撮っているとすぐにほかのシロガシラ10羽ほどが合流。オオムラサキシキブやカポックの熟した実を食っていました。

シロガシラ

美しいシロガシラの白化個体。

シロガシラ

夕日が当たるとアルビノというよりルチノーって感じですね。

シロガシラ

飛ぶシロガシラ。やはり白い!!

シロガシラ

オオムラサキシキブの実を食う。左下には普通のシロガシラもいます。

シロガシラ

こちらは普通のシロガシラ。カポックの実を食っている。

Category:野鳥