Aug. 15, 2019(旧暦では2019年7月15日)
10カ月ぶりにジャワアカガシラサギを確認。石垣島では、見る機会が増えている気がするなー。沖縄本島で昨年の10月に見た冬羽のジャワアカガシラサギ に比べると褐色味が強くアカガシラサギっぽくもあり微妙ですが、おそらくジャワアカガシラサギだと思われます。
ジャワアカガシラサギは警戒心もなく、田んぼでコサギやセイタカシギ、タカブシギなどと餌をとっていた。
p.s.
各所と検討の上、頸部の縦斑などから色のりのよいジャワアカガシラサギとします。
ジャワアカガシラサギ 微妙だけど冬羽のジャワアカガシラサギ。アカガシラサギと比べて首から胸への縦斑が薄い気がする。
ジャワアカガシラサギ コサギ コサギも近くで採餌。ジャワアカガシラサギと並ぶと大きく見える。
セイタカシギ セイタカシギ こちらも第1回冬羽。左足がないようで、餌を取る時によろめいていた。
Aug. 13, 2019(旧暦では2019年7月13日)
石垣島のリュウキュウアカショウビンは、繁殖もすっかり終えて換羽が始まりボロボロのみすぼらしい個体が増えてきました。
今日は、バンナ公園内のアカショウビンのポイントを数カ所回ってみると冬羽に換羽が始まった個体を数羽確認することができました。
今年生まれの幼鳥は成鳥と変わらないまでに成長しています。
リュウキュウアカショウビン マダラコオロギを捕まえたアカショウビンの幼鳥。クロツグの藪に突っ込んでとっていました。
リュウキュウアカショウビン 冬羽への換羽が始まったアカショウビン成鳥。顔のあたりから換羽が始まっています。
リュウキュウアカショウビン こちらの個体はくちばしが黒ずんでいます。風切り羽や尾翼はスレっすれのボロッボロッになっています。
リュウキュウアカショウビン 地上から数十センチの低い場所ばかり利用して獲物をとっていました。
リュウキュウアカショウビン 爪も黒ずんでいることが分かります。越冬地ではどんな姿になるのでしょう?
カンムリワシ 林道にキンバトを探しにいき、3羽ほどいましたがどれも遠かったり、藪の奥で枝や葉がじゃまでした。いつものカンムリワシはゆうゆうとセンダンに止まって獲物を待ち構えていた。
Aug. 13, 2019(旧暦では2019年7月13日)
給餌間隔が非常に長いムラサキサギですが、やっと親鳥がヒナたちへ餌を与えているところを観察できました。
親鳥が西の方角から「グワァー」と鳴きながらやってくるとヒナたちは「グワッ、グワッ、グワッ、グワッ、グワッ」と早い調子でないて餌をもらっていました。親鳥の帰巣時の鳴き声もヒナたちの餌をねだる鳴き声もアオサギに似ています。
文献によると50日前後での巣立ちとのことなので、あと2週間ほどで巣立ちすることになるのでしょう。
ほかの観察者によると昨日から巣を離れて歩き出し、今日は巣の下の水場まで降りて水を飲んだり、浸かったりしていたそうです。
ちなみに今回、営巣を見つけたのは師匠でこの観察記録をもって日本鳥学会の最新版「日本鳥類目録第7版」で「石垣島では冬鳥」となっている記述が留鳥に書き換えられるとのことです。
ムラサキサギ 親鳥から口移しで餌をもらうヒナ。餌をもらっているヒナの後頭部にはもう1羽のヒナの嘴が刺さっている…。^^;
ムラサキサギ 大きく成長したヒナがすごい勢いで親に餌をねだるので親鳥も嘴で刺されないように避けるのに必死。
Aug. 11, 2019(旧暦では2019年7月11日)
師匠に教えてもらったムラサキサギの営巣を見てきました。ムラサキサギの繁殖の詳細な記録はほとんどなく、貴重なものを見せてもらいました。
台風9号の影響が心配でしたが、無事にやり過ごしたようです。あと7週間程度で巣立ちでしょうか。
ムラサキサギ ムラサキサギ ムラサキサギ ムラサキサギ ムラサキサギ ムラサキサギの兄弟。巣の近くの枝を渡ったりしていました。
ムラサキサギ Aug. 11, 2019(旧暦では2019年7月11日)
今季初のキセキレイを2カ所で1羽ずつ確認。秋の渡りもここから加速していきます。
シギチは、タカブシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、トウネン、タヒバリ、セイタカシギあたりが日替わりで入っていますが、数はまだまだ少なめです。
カンムリワシは子育てが終わった成鳥がちょこちょこ出るようになってきました。
キセキレイ 小さな虫を捕まえたキセキレイ。下尾筒の黄色が鮮やかですが、第1回夏羽かな。
キセキレイ タカブシギ シギチは日に日に入れ替わっているようです。個体数が多いのは、タカブシギ。
カンムリワシ 子育てを終えたカンムリワシ。近くに幼鳥も出ています。