2025年9月5日(旧暦では2025年7月14日)
ジャワアカガシラサギの初認 から遅れること1カ月。やっとアカガシラサギが到着しました。近年は、ジャワアカガシラサギの飛来後にアカガシラサギがやってくるパターンが続いています。個体数もジャワアカガシラサギの方が多い年が増えてきました。
先月、初確認したツメナガセキレイ は数がどんどん増えています。マミジロツメナガセキレイが多いようです。どこの群れも幼鳥、成鳥ともに混在しています。
アカガシラサギ 今季初のアカガシラサギ。オタマジャクシを食っていた。
ジャワアカガシラサギ アカガシラサギと同じ田んぼんはジャワアカガシラサギ3羽が長逗留。
マミジロツメナガセキレイ シロハラクイナ 2025年9月3日(旧暦では2025年7月12日)
7月に飛来したジャワアカガシラサギ は長期滞在で個体数も増やしています。
同じ田んぼではタマシギやバンが抱卵中。年に複数回、繁殖するようです。シロハラクイナは孵化してまもないヒナや大きく育ったヒナなどさまざまな子育てのステージが混在しています。こちらも年に何度か子育てするのかもしれません。
ジャワアカガシラサギ ジャワアカガシラサギは3個体が同じ田んぼに滞在中。ほかのエリアでも確認されていて、島内にはそれなりの個体数がいるようです。沖縄本島にも北部、中部、南部で飛来が確認されています。近年、分布が東へどんどん広がっているようです。
リュウキュウヨシゴイ タマシギ タマシギのメスは2羽が近距離で餌をとっていました。排除行動はありませんでした。
タマシギ バン シロハラクイナ シロハラクイナのヒナ。孵化して数日ぐらいでしょう。
シロハラクイナ 警戒心のない親鳥でヒナを3羽連れて目の前までやってきました。
2025年9月4日(旧暦では2025年7月13日)
石垣島ではまれなハジロコチドリが登場しました。島で見るのは2回目です。コチドリの群れと一緒に行動していました。今季初となるサルハマシギの幼鳥も到着。数日前に確認していましたが、この日は写真に収めることができました。
田んぼは渡りのシーズンらしく、入れ替わりしながらアオアシシギやコアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、セイタカシギ、トウネンなどが滞在中です。
ハジロコチドリ ハジロコチドリ ハジロコチドリの白い翼帯は飛んでいても目立ち、コチドリとの識別に役立ちます。
コチドリ ムナグロ アオアシシギ コアオアシシギ セイタカシギ サルハマシギ ウズラシギ タカブシギ 2025年9月2日(旧暦では2025年7月11日)
石垣島のリュウキュウアカショウビンは鳴き声を聞く機会もほとんどなくなりました。冬羽への換羽が進行中でどの個体もみすぼらしい状態です。9月中にほとんどの個体が南へ渡り、アカショウビンを見つけるのが難しくなっていきます。
キンバトは落果しオオバギやヤンバルアカメガシワの種子を食べるために道路沿いで見る機会が増えています。
リュウキュウアカショウビン 近所のアカショウビン。換羽が進みぼろぼろです。9月に入り渡去もまもなく。いなくなる前に元気な姿を写真に収めてきました。
リュウキュウアカショウビン 8月以降、さえずる機会もどんどん減っていきます。9月いっぱいは観察できますが、10月にもなるとほとんどの個体が越冬地へ渡っていきます。
キンバト 集落に現れるキンバト。警戒心はほとんどありません。
キンバト
2025年8月23日(二十四節気の処暑、旧暦では2025年7月1日)
ハリオシギの幼鳥もやっと到着しました。チュウジシギも成鳥、幼鳥とも数を増やしています。今季はなぜか中部地方でもハリオシギが多く確認されているようです。ほとんどが幼鳥のようですね。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽が進んでいます。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ 目の前にいたチュウジシギ幼鳥。お互いにフリーズしてしまった。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ ハリオシギ