2020年4月4日(二十四節気の清明、旧暦では2020年3月12日)
台湾で標識を付けられたと思われるセイタカシギが石垣島に飛来しました。
左足の青いフラッグには「MH」右足のメタルリングには「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01093」と刻印してあります。
2017年秋、沖縄本島の金武で見つけた標識付きのセイタカシギ の番号は「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」で今回の番号と非常に近いです。
沖縄本島の記録は、海外で標識を付けられたセイタカシギの国内初記録で、2015年11月16日に台湾の Lan-Yan River, I-Lan County で放鳥された個体した。今回の記録は国内2例目となるのか? 記録を報告した山階鳥類研究所からの連絡が楽しみです。^^
セイタカシギ / 足環・フラッグ付き
セイタカシギ十数羽の群れとツルシギ2、コアオアシシギ3などと一緒に田んぼで採餌していた。
セイタカシギ / 足環・フラッグ付き
メタルリングには「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01093」と刻印されている。
2020年4月4日(二十四節気の清明、旧暦では2020年3月12日)
石垣島の鳥たちがにぎやかになってきました。春の渡り第2波がやってきたようです。
私は見に行っていませんが、現在、石垣島ではヤツガシラ、クロウタドリ、キガシラセキレイ、シマアオジなどいい鳥がたくさん出ていますよ。 シマアジはどさっと14羽 入りました。石垣島ナンバーワン野鳥ガイドの スポッター さんは新型コロナウイルスの影響で今なら予約取りやすいですよ!!
田んぼには、ツルシギ、セイタカシギ、オジロトウネン、アオアシシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、ケリのほか、越冬しているムネアカタヒバリやアマサギなどが美しい夏羽に変わっています。
ツルシギ
ツルシギ
ツルシギは比較的、遠いのですが、この時は近くまで寄ってきた。
ツルシギ
コアオアシシギ
第1回冬羽から夏羽に変わりつつあるコアオアシシギ。
コアオアシシギ
アオアシシギ
タカブシギ
タカブシギ
オジロトウネン
オジロトウネン
セイタカシギ
ケリ
ムネアカタヒバリ
アマサギ
アマサギも夏羽に変わりつつある個体が増えてきました。
2020年4月4日(二十四節気の清明、旧暦では2020年3月12日)
八重山の春の渡りのカモといえば、シマアジ。今日は、2カ所で合わせて14羽が確認できました。オスは生殖羽にすっかり変わり、それぞれがペアになっているようでした。
シマアジの中に、季節外れのハシビロガモが1羽混じっていた。
シマアジ
田んぼのシマアジ。警戒心が強く、見つけた時は顔だけが草むらから出ているだけでしたが、しばらく待つと全身を見せてくれました。^^
シマアジ
手前のメスはまだ生殖羽に変わっていないように見えます。
シマアジ
シマアジ / ハシビロガモ
シマアジの群れに1羽だけ混じっていたハシビロガモのメス幼羽。
2020年4月2日(旧暦では2020年3月10日)
ヤツガシラ3羽、アカガシラサギ3羽、ツルシギ2羽のほか今季初のウズラシギ1やオジロトウネン3、コアオアシシギ2などが石垣島内で確認されました。ジョウビタキも北上組が大量に入っていました。
与那国島ではアカツクシガモやサルマハシギ、アカガシラサギなど粟国島ではアカガシラサギが10羽以上のほかヤツガシラや沖縄本島離島では珍しいムラサキサギ、西表島でもアカガシラサギが複数羽など鳥の動きが再び激しくなっています。本島離島では本日、クロジョウビタキも出ました。
ヤツガシラ
1羽で道路脇にたたずんでいたヤツガシラ。この後、騒音を撒き散らすバギー連中に飛ばされた。^^;
ヤツガシラ
ヤツガシラ
木の根本にヤツガシラの餌となる虫が多く潜んでいるようでした。
ヤツガシラ
ヤツガシラ
アカガシラサギ
サギの大群を観察していたらいきなり現れたアカガシラサギ。美しい夏羽です。慌てて撮ってブレちゃいました…。島内には合わせて3羽のアカガシラサギが飛来しました。
ツルシギ
セイタカシギ
セイタカシギは一気に増えて数十羽の群れをいくつかみました。
ダイサギ
サギはダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギが田んぼに群れていた。石垣島のダイサギは、この時期にしか見られません。この個体は、体がひときわ大きく、脛が淡色なのでいわゆるオオダイサギと思われる。
2020年4月1日(旧暦では2020年3月9日)
今季、石垣島で最初に姿が確認されたリュウキュウアカショウビンは、すでにペアになっているようでした。
今日は、SONY のα9ii にCanon のレンズを取り付けるためのアダプター Metabones V(MB-EF-E-BT5)を介して EF600mm F4L IS II USM を使ってみました。結果は、野鳥の撮影には使えるという手応えをかなり感じました。詳しいレヴュー記事は後日、書きたいと思います。
リュウキュウアカショウビン
オスのアカショウビン。夏羽と思われますが、違いがよく分かりません…。
リュウキュウアカショウビン
上の個体とペアのメス。オスが茂みの奥から求愛の鳴き声を出すと尾羽を上下させていました。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
こちらはオスのアカショウビン。光の加減もありますが、上のメスよりも腰の水色は薄く感じられました。
リュウキュウアカショウビン
ほぼ夏羽に換羽していると思われますが、初列風切はまだのようです。