日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年10月10日(旧暦では2020年8月24日)

この時季、石垣島にはいろいろなサギがやってきます。同じ田んぼには、ジャワアカガシラサギとアカガシラサギが同居していました。アカガシラサギのほうが強いようでジャワアカガシラサギが近づくと追い払っていました。ジャワアカガシラサギは今季4羽目となります。アカガシラサギは2羽目。アカガシラサギはこれから増えてきます。

ムラサキサギは、幼鳥、成鳥とも秋は見る機会が多いです。

ゴイサギも増えてきました。夜の田んぼに行くと多く出会いますが、この日は牧場の芝を歩いていました。

ジャワアカガシラサギ

ジャワアカガシラサギ冬羽。珍しくトラクターの後を追っていました。

アカガシラサギ

アカガシラサギ冬羽。上のジャワアカガシラサギと同じ田んぼにいました。こちらもトラクターについて回っていました。

ムラサキサギ

ムラサキサギ成鳥。

ゴイサギ

牧場のゴイサギ成鳥。

Category:野鳥
2020年10月7日(旧暦では2020年8月21日)

ハシブトアジサシが飛来していました。 先日の幼鳥 に続き今季2羽目です。

海岸のチドリたちも数を減らしていますが、オオメダイチドリやメダイチドリ、ムナグロ、シロチドリなどがいます。シギはキョウジョシギとキアシシギ、チュウシャクシギなどが少々。数は少ないながらも楽しめます。

ハシブトアジサシ

一見、成鳥に見えますが、第1回冬羽のハシブトアジサシです。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ第1回冬羽。

メダイチドリ

メダイチドリがバトルを繰り広げていた。両者冬羽ですが、手前の個体は額の線がなく奥の個体は額の線があるタイプです。

シロチドリ

シロチドリ第1回冬羽。小さくてかわいいですね。^^

キアシシギ

キアシシギ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。

キョウジョシギ

キョウジョシギ成鳥。冬羽へ換羽中。

ムナグロ

ムナグロ成鳥。夏羽から冬羽へ換羽中。

Category:野鳥
2020年10月6日(旧暦では2020年8月20日)

イワミセキレイ、ムネアカタヒバリ、(キマユ)ツメナガセキレイの3種を今季初確認しました。

石垣島のイワミセキレイは例年、アカハラダカの渡ってくる9月中旬ごろの飛来が多いのですが、今年は少し遅めの登場です。久しぶりのイワミセキレイですが、ちょっと小ぶりで色合いが渋く、なぜか尾羽を左右にゆっくり振るところなどちょっと変わり者ないい鳥です。^^ キセキレイと行動を共にしていましたが、全長20センチのキセキレイと比べると全長15センチのイワミセキレイはやり小さいです。

ムネアカタヒバリはこれから冬にかけて数をどんどん増やしていき、まもなくタヒバリやマミジロタヒバリなども加わり石垣島の田んぼの小鳥が楽しくなります。

(キマユ)ツメナガセキレイは例年だとマミジロツメナガセキレイとほとんど変わらない時季にやってくるはずなのですが、ことしは待てど暮らせど見当たらず。10月に入ってやっと(キマユ)ツメナガセキレイの群れに出会えました。

キセキレイは林道から芝生、田んぼまでいろいろな環境にいますが、1羽から数羽の群れでいます。

イワミセキレイ

イワミセキレイの伸び。これが撮りたかった!! 次列風切の2枚に羽虫がついていますね。

イワミセキレイ

尾羽も換羽が進んでいるようです。

イワミセキレイ

反対側の翼もストレッチ。

イワミセキレイ

アリを捕食するイワミセキレイ。そんな小さな獲物で腹の足しになるのだろうか。

イワミセキレイ

正体不明の虫を捕まえた。

イワミセキレイ

暗い環境が好きなイワミセキレイ。撮影疲れました…。

イワミセキレイ

獲物の気配を感じ取って地面を見つめるイワミセキレイ。

ツメナガセキレイ

やっと現れた(キマユ)ツメナガセキレイ。成鳥オスはまだまだ夏羽。

ツメナガセキレイ

背面はオリーブがかっています。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイの幼鳥。

ムネアカタヒバリ

今季初のムネアカタヒバリ。草の種子を食っていました。

ムネアカタヒバリ

渡ってきたばかりなので警戒心が強く、遠くの個体しか撮影できませんでした。

キセキレイ

田んぼのツメナガセキレイの群れから少し離れてキセキレイ。いつもそんな位置取りですね。^^;

Category:野鳥
2020年10月6日(旧暦では2020年8月20日)

昨年は11月に撮影できたオオヨシキリ 。本土ではアシ原でにぎやかにさえずっている姿を目にしますが、沖縄本島や八重山の越冬や渡りの個体は静かに草むらの中を移動するのでなかなか目にする機会がありません。

きょうはスコールの後、羽を乾かすためなのか、サトウキビ畑の端へ出てきた2羽を撮影することができました。

オオヨシキリは夏季、大陸でも繁殖していますが、石垣島へ渡ってくるのはどこからなのでしょう。

オオヨシキリ

石垣島では貴重なオオヨシキリ。幼鳥。80メートルほど離れているのでこれが限界でした。

オオヨシキリ

写真右上と左下にオオヨシキリ。たまに追いかけっこしていました。

オオヨシキリ

オオヨシキリはたまに例の大声で鳴いたりしていました。

オオヨシキリ

虫か何かをとっているようでした。

オオヨシキリ

動き回るのでなかなか撮りにくいオオヨシキリ軍団でした。

Category:野鳥
2020年10月6日(旧暦では2020年8月20日)

アメリカウズラシギの田んぼに到着するや土砂降りに見舞われました…。

見える範囲の田んぼにはツバメチドリやアカアシシギ、ヒバリシギといった沖縄らしいシギ、チドリがいるほか、セイタカシギやコアオアシシギ、タカブシギ、ハマシギ、タシギなどが休憩中。

クロハラアジサシは石垣島のあちこちの田んぼや牧草地でヒワヒワと飛んでいる姿を目にします。

アカハラダカの渡りが終わり、サシバの姿が見え出した石垣島は、秋の渡りも終わりに近づき鳥の入れ替わりが激しいです。田んぼで観察しているだけで色々な野鳥がやってきたり飛び去ったりしているのが確認できます。

ツバメチドリ

ツバメチドリの南下もピークを過ぎてあまり見なくなったツバメチドリ。土砂降りの中、1羽だけ田んぼに降りていました。

セイタカシギ

セイタカシギ幼羽から第1回冬羽へ。秋の渡り終盤の石垣島では幼鳥が増えています。

アカアシシギ

アカアシシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中。

ヒバリシギ

ヒバリシギ成鳥冬羽。

ヒバリシギ

ヒバリシギ成鳥夏羽後期と思ったけどすれた幼羽のようです。ヒバリシギは成鳥の冬羽や夏羽、幼鳥が入り乱れて滞在中。

タカブシギ

タカブシギ。第1回冬羽へ移行中。

タシギ

タシギ幼鳥。ハリオシギとチュウジシギは数を減らし、ほとんどがタシギとなっています。

ハマシギ

ハマシギ幼羽から第1回冬羽へ。石垣島では幼鳥ばかり飛来します。今季、成鳥は見ていません。

アカアシシギ

アカアシシギ幼鳥。第1回冬羽へ換羽中。

コアオアシシギ

コアオアシシギ幼羽から第1回冬羽へ。だよね? 雨に濡れて分かりにくい。^^;

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ成鳥。夏羽から冬羽へ。ツバメチドリは集中して渡っていきますが、クロハラアジサシはだらだらと渡りが続きます。

Category:野鳥