日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年4月2日(旧暦では2021年2月21日)

なんと石垣島に19羽のブロンズトキが大挙して押し寄せました!! 2019年6月には単独でしたが、今回は群れでの飛来となりました。複数羽での飛来の記録は沖縄本島などでもありますが、さすがに19羽の群れは過去最大です。春の珍事ならぬエイプリルフールの珍事です。^^;

群れの中には若い個体も混じっており、成鳥との違いも見ることができました。ミサゴが上空を通過すると驚いて飛び上がるのですが、これだけの個体数がいると羽ばたきの音がしっかりと聞こえました。

群れで鳴き交わしもするので貴重な鳴き声を聞くこともできました。

4月1日のエイプリルフールでの飛来となり、連絡を受けた人たちは信じられないようでしたが、マジです。^^

ブロンズトキ

ブロンズトキ成鳥。2年ぶりの出会いでした。

ブロンズトキ

左の個体は旧羽が見えており、顔つきも幼いので若いブロンズトキと思われます。

ブロンズトキ

カタグロトビが上空を飛んで警戒しています。

ブロンズトキ

19羽のブロンズトキが写っています。

ブロンズトキ

群れで同じ方向に歩きながら採餌していました。日本とは思えない光景です…。^^;

近くで農作業をしている人がいても気にしないようでした。

Category: 野鳥
2021年4月2日(旧暦では2021年2月21日)

コハクチョウ、カラムクドリ、オナガガモがまだ残っています。普通なら北へ渡っていないといけない時期ですが、のんびりしているようです。シロハラやアカハラなどもまだまだ残っています。シマアカモズも越冬個体や北上組が入り混じりたくさんいます。

カラムクドリ

勤め先の駐車場からカラムクドリを撮影。庭木の実を毎日のように食いにきます。

コハクチョウ

コハクチョウは田んぼを転々としながら3カ月の滞在。

オナガガモ

オナガガモはすでに島には残っていませんが、この個体はなぜかカルガモたちと行動を共にしています。

Category: 野鳥
2021年4月1日(旧暦では2021年2月20日)

石垣島の留鳥たちの繁殖は早いです。 オリイヤマガラはすでに巣立ち 、私の勤める会社の社屋に巣を作ったリュウキュウツバメは3月後半に巣立ちしました。

シロハラクイナは親鳥2羽で6羽のヒナを連れて歩いていました。前の日にも見ているのでお気に入りの場所のようです。

昨日、自宅のベランダからアサクラサンショウクイを発見したので、付近を探しているとカタグロトビのペアを発見。何度か自宅前のサトウキビ畑で見ている個体だと思われます。農地にぽつんとある小さな雑木林で繁殖しそうです。

リュウキュウツミも繁殖期に入っており、メスが鳴いて威嚇しながらカラスを追い払っていました。オスは見当たりませんでしたが、昨年、一昨年も同所で子育てしているので今年も期待がかかります。

リュウキュウキビタキもあちこちで盛んにさえずっています。農地を車で走っているとリュウキュウキビタキのさえずりが聞こえてきました。小さな雑木林なので、よく探してみるとさえずっている若い個体を発見。まさかこんな場所にまでいるとは思いませんでした。

リュウキュウコノハズクもすでにペアができており、オスがメスを営巣木に誘っています。 先日は、昨年も繁殖に成功しているペアと思われる オスが樹洞からメスを呼ぶ姿 が観察できました。今夜は、新規の場所でオスがメスを巣穴に呼ぶ姿が確認できました。最近、自宅に引き込まれる電線にリュウキュウコノハズクのオスがやってきてしきりにメスを呼んでいます。通風口を狙っているのかもしれません…。^^; 近々、巣箱をかけたいと思います。

キンバトは姿は見えませんが「ウー、ウー」というさえずりと呼ぶにはあまりにも低音の鳴き声がよく聞こえるようになりました。

シロハラクイナ

シロハラクイナの親子。

シロハラクイナ

水路に潜む水棲生物をつまんではヒナに与える親鳥。

シロハラクイナ

写真には写っていませんが、ヒナは6羽いました。

カタグロトビ

自宅近くで見つけたカタグロトビ。繁殖に期待です。

カタグロトビ

こちらのカタグロトビも繁殖開始のようです。

リュウキュウキビタキ

さえずるリュウキュウキビタキ。

リュウキュウキビタキ

私に気付いて警戒するリュウキュウキビタキ。

リュウキュウツミ

カラスに向けて警戒を発するリュウキュウツミのメス。左足に骨折した跡があるので 昨年、一昨年と同じ個体 です。

リュウキュウコノハズク

オスのリュウキュウコノハズクが巣穴から顔をのぞかせています。すぐそばにはメスが止まっていました。

リュウキュウコノハズク

上のオスとペアのメス。巣穴から鳴くオスの近くでたたずんでいました。オスのさえずりを品定めしているのでしょうか。^^

Category: 野鳥
2021年3月31日(旧暦では2021年2月19日)

干潟遠くにソリハシセイタカシギ。長いこと滞在中です。休耕田にはサギに混じってクロツラヘラサギ。

カンムリワシ幼鳥は成鳥に追われながら島内の農地を転々としています。夜、コノハズクの営巣地を回っていたらリュウキュウマツで寝るカンムリワシの幼鳥に出会いました。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

遠いソリハシセイタカシギ。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギの若い個体。

カンムリワシ

サトウキビ畑のスプリンクラーにカンムリワシの幼鳥。

カンムリワシ

こちらはコノハズクの繁殖確認をしていたら見つけたカンムリワシ幼鳥。

夕方、毎日のように同じ田んぼに水浴びにくるミサゴ。

Category: 野鳥
2021年3月26日(旧暦では2021年2月14日)

仕事帰りにリュウキュウコノハズクの繁殖状況を確認してきました。少し早いかなと思いながらでしたが、すでに 昨年と同じ営巣木の樹洞 にオスが入りメスをしきりに呼んでいました。ことしも無事に子育てが成功するのを願います。

今回がα1の初めての夜撮影でしたが、暗所のAFはぜんぜんだめですね。SONYのミラーレスはα9iiもでしたが、CanonやNikonに全く及びません…。それ以外は完璧なので、よけいに残念です。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのオス。昨年も利用した営巣木からメスを呼んでいました。繁殖期に入ると羽がボロボロになりますが、このころはまだきれいですね。^^

リュウキュウコノハズク

上と同個体。ほかのオス個体が来るとすかさず追い払っていました。

Category: 野鳥