工場地帯の公園に愛想のいいシロハラがいました。落ち葉をひっくり返しては、虫を捕まえていたのですが、セミの幼虫も見つけ出していました。残念ながら大物を捕まえると植え込みの中に入ってから解体しながら食うようで写真には収められなかった…。
海岸沿いの公園では、アカモズを発見。亜種シマアカモズのように見えるがどうか。芝生に現れる小さなバッタなどを捕まえていた。 (2月18日追記:シマアカモズでなくてセアカモズかセアカモズの血の入った雑種との指摘を頂きました。何れにせよ、大変に珍しいようですので 写真を追加掲載 した)
トウモロコシ畑では、20羽ほどのシロガシラがトウモロコシを食害していた。近くのカリフラワー畑でもシロガシラが葉を食害。
キンパラの30羽ほどの群れは、雑草の種を食っていました。図鑑によると体長10〜12センチとスズメより小さいはずなのですが、スズメと並ぶとキンパラの方が大きく見えた。
昨日ときょうの撮影分。
シロハラのメス。
きょうは二十四節気のひとつ立春でした。沖縄では、カンヒザクラが満開を迎えつつあります。
鹿児島県出水のツルたちの北帰行も始まったそうで、野鳥の世界もそろそろ春が訪れているようです。シギチの北上組を期待して、仕事の合間に三角池と豊崎干潟をのぞいて見ましたが、まだ早いようで特に目立った動きはありませんでした。^^;
三角池には、コガモやハシビロガモ、セイタカシギ、アオアシシギ、アカアシシギなどいつものメンバー。豊崎干潟では、クロツラヘラサギが10羽休んでいました。最大の群れが19羽だったことを考えると北へ旅立ったクロツラヘラサギもいるのでしょうか?
コガモのオス。渡ってきたころはエクリプスだった羽衣も多くの個体で美しい生殖羽に変わりつつあります。
アトリの10羽ほどの群れに思いがけず再開。 2週間ほど前にアトリの群れ と出会った時は、短いレンズしか持っておらず悔しい思いをしたけど、今回は望遠を持参していたのでしっかり撮れた。^^
イスノキの実を拾っていた。先日のアトリは、モクマオウの実を食っていた。
このアトリたち、なかなか警戒心の強い群れのようで、少しの物音にも反応していました。
アトリのオス。沖縄では、滞在が短いアトリなので偶然の出会いは嬉しいですね。
田んぼにミヤマガラスが1羽。 先日と同じ場所 で発見したので同じミヤマガラスでしょう。
やはり単独で寂しそう。沖縄のカラスとは仲良くできないようです。
近くには、オナガガモ数羽が田んぼに生えた草の種子を一生懸命ついばんでいた。
ハクセキレイは、50羽ほどの群れに遭遇。見慣れた鳥もこれだけ集まると壮観。
以前より多少は警戒心が薄れたミヤマガラス。
旧暦の正月に当たる昨日からカンムリワシ週間が始まりました。沖縄本島には、カンムリワシは生息していないので 沖縄こどもの国 で飼育されているカンムリワシを見てきた。園内のアークおきまるでは、カンムリワシの他にもアカショウビンやカラスバト、ズアカアオバト、サシバ、ミサゴ、シロハラクイナなど沖縄の野鳥が展示してあります。リュウキュウオオコノハズクは、ふれあい動物園の近くの建物に展示してあるのですが、隠れてしまって全く見えません。同園で人工孵化に成功したオオコノハズクがふれあい動物園に出ている時がありますのでそれに期待しましょう。^^
カンムリワシを見たついでに園内の池を覗くと、キンクロハジロ40羽ほどの群れ。毎年、冬の間はこの池に越冬のため渡ってくるとのこと。来園者のやるコイの餌に餌付いていた。
他には、オオバンやバン、ゴイサギ、カワウ、カワセミ、シロハラなども池や周辺に生息していた。
帰り道、田んぼを覗くとヒドリガモが1羽で畔で休んでいた。
美しいキンクロハジロのオス。
沖縄では、今日は、旧暦の大晦日。新暦の大晦日は31日ですが、「晦日」はもともとは「30日」の意味ですので旧暦の大晦日は30日です。旧暦は月の周期の29.53日を基にしていますので31日は存在しません。そして明日は旧正月。八重山では、旧正月から1週間はカンムリワシ週間となります。
旧暦大晦日といえど、天気も良く、最高気温22度の穏やかな一日で野鳥の活性も高かった。^^
十数羽いたビンズイは、今日は2羽しか見当たりません。芝生の上を歩き回りながら、小さなバッタやイモムシなどを捕まえていた。
シロハラは、落ち葉の積もった場所に10羽程度集まっていて、中には愛想のいい個体がおり、こちらへどんどん寄って来た。久しぶりに近いシロハラが撮影できました。
100羽ほどの群れで眠っていたムナグロは、午後5時20分を過ぎたあたりからのそのそと起きだして造成地で餌探し。フラッグ付きや変わったムナグロも探したのですが見つからず…。^^;
イモムシを捕まえたビンズイ。
先日、見つけたミヤマガラス は標準レンズしか持っていなかったので撮り直してきた。やはり単独で過ごしているようで少し寂しそう。リュウキュウハシブトガラスも近くに何羽かいるけど、いまいち馴染めない様子。観察している間に思い立ったように南に飛んで消えてしまいましたが、さらに南下するのだろうか?
羽衣の様子を見る限り第1回冬羽だろうか?
近くで撮れたミヤマガラス。
仕事が思いの外早く片付いたので田んぼに寄ってみると見慣れないカラス。ハシボソガラスかと思い、双眼鏡で覗くとミヤマガラスでした。ハシボソガラスの方が嬉しかったけど、沖縄本島でミヤマガラスは初めて。群れで遭遇することが多いミヤマガラスでしたが、今回は単独でした。
レンズは仕事用の18-135mmしか持ち合わせていなかったので遠いこと。双眼鏡にスマホを押し当てて撮る「スマビノ」をやればよかったかな…。^^; 超超トリミングです。
近くのコンビニ横のモクマオウにはアトリが30羽ほどでモクマオウの実を食っていました。もう少し観察したかったのですが、アメリカンバイク御一行の爆音で何処かへ飛んで行ってしまった。^^;
どちらも沖縄本島では初の出会いでした。ひどい写真ですが記録ということでご笑覧ください。^^;
見慣れないカラスが田んぼで一生懸命土を掘り起こしていました。双眼鏡で見たらミヤマガラスでした。
今年の年末年始は異常に暖かかったですが、やっと気温が下がりました。高速道路では、財布を忘れてしまい料金所の事務所で手続きして後日支払うことに…。^^; おかげでコンビニにも寄れず喉の乾く1日だった。^^;
オジロトウネンは5羽いました。ヒシクイ4羽とマガン5羽はまだ滞在。このまま越冬するのか?
水路には、ヒバリシギが20羽ほどとタシギ。沖縄本島では少ないシロハラクイナも出てきましたが、警戒心が強い。^^; 水の張られた田んぼにはコサギとアマサギ合わせて50羽ほどの混群。
海岸では、チュウシャクシギやキアシシギなど。カワセミもいたけど遠い。
田んぼ沿いの防風林には、獲物を探すチョウゲンボウ。
オジロトウネン。近かったー。
この時季にしては珍しく、キンバトとの遭遇率が高かった。合計でオス4羽とメス1羽を観察しました。警戒心は非常に強いので長いレンズで車内からの撮影。
カタグロトビは今回は行かない予定でしたが、師匠のウェブログを見たらやはり私も見たくなりポイントに赴きました。餌場が以前よりかなり広範囲に及んでいました。冬場は、獲物が少ないからでしょうか。師匠の案内でなんとか撮影。しかし距離がある…。^^;
レンタカーを返そうと県道を走っていたら、電線にホシムクドリ、カラムクドリ、ギンクドリ、ムクドリの混群を発見。全部合わせて200羽ぐらいかな。
石垣島シリーズ(12月31日〜1月3日)
石垣島でバードウオッチング(キンバト、カタグロトビ、ムクドリ科4種編)
リュウキュウマツに止まるキンバトのメス。横からの光が後ろの葉を美しく緑に染め、まるで新緑のようだった。