今季は全国的にコシャクシギが多く確認されていますが、石垣島でも4羽のコシャクシギが確認されました。 先日、愛知県で見て来たコシャクシギ は水の張られた田んぼにいましたが、石垣島や沖縄ではサトウキビ畑か牧草地に入るケースがほとんどです。ところ変わればいろいろな環境を利用するのですね。
シーズン中、石垣島を留守にしていたのでハリオシギは難しいかと思っていましたが、1羽だけ確認できました。チュウジシギはまだまだ残っていましたが、タシギはゼロでした。例年のパターンです。
ソリハシセイタカシギは昨年秋から散発的にやって来ます。今季は、ほかの淡水シギは少ないようです。
サトウキビ畑にコシャクシギが4羽。最初は遠かったけど、車内から静かにみているとだんだん近くに来ました。
無事に手術も成功裏に終わり、石垣島に帰って来て最初に撮ったのが毎年、自宅近くの墓場で繁殖するリュウキュウアカショウビンです。とても警戒心が薄く、昨年と同じ個体と思われます。
今年も早速、朽木に巣穴を掘り始めていました。 昨年は1羽のヒナが巣立ち ました。今回は何羽巣立つのか楽しみです。^^
リュウキュウアカショウビンのオス個体。
ソリハシセイタカシギが飛来しました。 10日ほど前から2羽いたツルシギ は4羽に増えました。
夏羽のクロハラアジサシも田んぼの上を飛び回り、春の渡りがいよいよ本格的に動き出したようです。
10日ほど前に見つけたジャワアカガシラサギ が3羽に増量して滞在中。緑がきれいな環境でミミズが多く発生しているようです。
餌が多いと多くの個体が集まりますね。ジャワアカガシラサギのほかにシロハラクイナなども餌を求めて多く現れます。
4日前に見つかったタカサゴモズ も元気に滞在中のほか、ヤツガシラも散発的に現れています。カンムリワシやムラサキサギ、カタグロトビ、オオクイナなども見やすい季節です。
春休みで石垣島入りする鳥屋が増えています。^^
みなさん、よい鳥見を!!
いつも茶色い背景なジャワアカガシラサギですが、バックが美しいと撮影枚数も増えがちです。^^;
オレンジ色のタカサゴモズ。体も大きく、尾羽も長く、とても美しいモズです。警戒心も比較的弱く、餌取りなど観察できました。
同じエリアにはシマアカモズが3羽ほどいましたが、うっかりシマアカモズが近づくと体の大きなタカサゴモズの攻撃に撃沈していました。滞在3日目ですが、いつまで滞在するのか気になるところです。
先日のジャワアカガシラサギ は1羽だと思っていましたが、同じ場所に3羽いました。まだ滞在中です。良い環境には集まってくるのですね。^^ ほかにもカタグロトビ親子やカンムリワシ幼鳥、渡りの動きが活発になり出した小鳥など石垣島も楽しくなってきました。^^
美しいタカサゴモズ。警戒心も弱く、近くでじっくり観察することができました。
昨年の秋から今年にかけてオス3羽、メス1羽を確認したヨシガモ。シーズンで4羽も見るのは、沖縄ではかなり珍しいです。オカヨシガモのメス4羽と行動を共にしていました。
タシギは越冬組に渡り組が加わり多少賑やかになってきましたが、タシギ以外のジシギの確認はまだです。
繁殖シーズンに入っているタマシギが数日間、同じ草むらの中にいます。巣作り中なのでしょうか。
ズグルミゾゴイも繁殖シーズン到来で婚姻色が出だしています。
ハクセキレイも移動が活発で、20羽程度の群れをいくつか見ました。ホオジロハクセキレイも混じっています。
ツグミも増えたり減ったりで入れ替わりが激しい模様。春の渡りが始まっているようです。
水の張られた田んぼにはセイタカシギやアマサギ、アオサギが飛来していました。こちらも春の渡りの最中だと思われます。
ヨシガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。