日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年4月23日

島内では、どこに行ってもリュウキュウアカショウビンに出会えます。今が、一番見やすい時季ですね。

飛んでいる姿はアカショウビンと見まごうのは、田んぼのリュウキュウヨシゴイ。繁殖期を前にしてますます美しくなっています。

心配になるぐらい警戒心のないアカショウビン。

2022年4月22日

今季は全国的にコシャクシギが多く確認されていますが、石垣島でも4羽のコシャクシギが確認されました。 先日、愛知県で見て来たコシャクシギ は水の張られた田んぼにいましたが、石垣島や沖縄ではサトウキビ畑か牧草地に入るケースがほとんどです。ところ変わればいろいろな環境を利用するのですね。

シーズン中、石垣島を留守にしていたのでハリオシギは難しいかと思っていましたが、1羽だけ確認できました。チュウジシギはまだまだ残っていましたが、タシギはゼロでした。例年のパターンです。

ソリハシセイタカシギは昨年秋から散発的にやって来ます。今季は、ほかの淡水シギは少ないようです。

サトウキビ畑にコシャクシギが4羽。最初は遠かったけど、車内から静かにみているとだんだん近くに来ました。

2022年4月22日

この時季、島内には留鳥、渡り含めて多くのサギの仲間が滞在中。

留鳥のズグロミゾゴイとムラサキサギは繁殖を控えて活発になっています。渡り途中のクロツラヘラサギとヘラサギも合わせて10羽ほどが確認されています。ほかにはアマサギやコサギ、チュウサギ、チュウダイサギ、アカガシラサギ、ゴイサギなどが渡り途中に立ち寄っています。

カモは石垣島で繁殖するカルガモ以外はすっかりいなくなったのですが、なぜか、ヨシガモのオスが1羽だけ残っていました。ケガなどなければいいのですが…。

農地を囲む雑木林でズグロミゾゴイが餌探し。ベニバトもいました。

2022年4月22日

無事に手術も成功裏に終わり、石垣島に帰って来て最初に撮ったのが毎年、自宅近くの墓場で繁殖するリュウキュウアカショウビンです。とても警戒心が薄く、昨年と同じ個体と思われます。

今年も早速、朽木に巣穴を掘り始めていました。 昨年は1羽のヒナが巣立ち ました。今回は何羽巣立つのか楽しみです。^^

リュウキュウアカショウビンのオス個体。

2022年4月20日

この春は全国各地でかなりの数が出ているコシャクシギですが、愛知県西尾市でも確認できました。最大60羽ほどいて、私が見に行った翌日には20羽ほどが新たに飛来したそうです。信じられない個体数のコシャクシギが日本全国を通過して行ったようです。

同県愛西市ではホウロクシギやオグロシギ、オジロトウネン、ムナグロ、ケリも確認できました。

警戒心ゼロのコシャクシギ。

2022年4月22日

田んぼで見つけた小鳥たち。ヒバリ、タヒバリ、ハクセキレイ、カワラヒワは多く、ホオジロとホオアカは1羽ずつ確認できました。

空高くさえずるヒバリも目立ちましたが、この個体は地面を歩き回っていた。

2022年4月19日

頸椎症性脊髄症の手術のため、3月30日から4月19日まで名古屋に滞在していました。うち入院は11日間でしたので、その前後で鳥見して来ました。限られた時間なのでほとんどをオオジシギ探しに費やしました。地元の方にポイントなど教えてもらったのですが、残念ながら成果は出ずでした。^^;

2022年3月30日

この春は渡りのコースが東よりなのか、石垣島ではシギやチドリの飛来数がとても少ないです。来月のピークにはもう少し、種類、数ともに増えることを期待しているのですが…。昨年秋の渡りが良すぎた反動でしょうか。^^;

3月に入り、ソリハシセイタカシギが石垣島の各地に飛来しています。

2022年3月27日

ジャワアカガシラサギ3羽は2週間以上の滞在となりました。だんだん警戒心が薄れてきているようで近くで観察、撮影できるようになってきました。

クロツラヘラサギは5羽の若い個体の群れでやってきました。

ジャワアカガシラサギは同じ場所に3羽いるのですが、うち1羽の警戒心が強くてなかなか撮れません。2羽は愛想良く出てきます。

2022年3月27日

農地はツメナガセキレイの大群が通過して行っています。その中にキガシラセキレイが2羽混じっていました。ほかの場所ではハクセキレイの群れの中に1羽確認されており、現在3羽のキガシラセキレイが滞在中です。

ハクセキレイの群れには、ホオジロハクセキレイやタイワンハクセキレイがそこそこの割合でいます。

まだまだ第1回冬羽が大半をしめますが、一部、夏羽も見え始めています。

2022年3月23日

1時間ほどの隙間時間でキガシラセキレイ、タイワンハクセキレイ、ツメナガセキレイを確認できました。2日ほど前から悪天候が続いており、さまざまな鳥が渡りの途中に石垣島に舞い降りている感じです。

キガシラセキレイ第1回冬羽から夏羽へ換羽中。この翌日、同じ場所で別個体も確認されました。

2022年3月23日

10日ほど前に見つけたジャワアカガシラサギ が3羽に増量して滞在中。緑がきれいな環境でミミズが多く発生しているようです。

餌が多いと多くの個体が集まりますね。ジャワアカガシラサギのほかにシロハラクイナなども餌を求めて多く現れます。

4日前に見つかったタカサゴモズ も元気に滞在中のほか、ヤツガシラも散発的に現れています。カンムリワシやムラサキサギ、カタグロトビ、オオクイナなども見やすい季節です。

春休みで石垣島入りする鳥屋が増えています。^^

みなさん、よい鳥見を!!

いつも茶色い背景なジャワアカガシラサギですが、バックが美しいと撮影枚数も増えがちです。^^;

2022年3月22日

オレンジ色のタカサゴモズ。体も大きく、尾羽も長く、とても美しいモズです。警戒心も比較的弱く、餌取りなど観察できました。

同じエリアにはシマアカモズが3羽ほどいましたが、うっかりシマアカモズが近づくと体の大きなタカサゴモズの攻撃に撃沈していました。滞在3日目ですが、いつまで滞在するのか気になるところです。

先日のジャワアカガシラサギ は1羽だと思っていましたが、同じ場所に3羽いました。まだ滞在中です。良い環境には集まってくるのですね。^^ ほかにもカタグロトビ親子やカンムリワシ幼鳥、渡りの動きが活発になり出した小鳥など石垣島も楽しくなってきました。^^

美しいタカサゴモズ。警戒心も弱く、近くでじっくり観察することができました。

2022年3月17日

水路にツルシギが2羽飛来していました。セイタカシギの群れと行動を共にしていました。セイタカシギは20羽程度の越冬組。タシギは越冬組に渡り組が加わって数を増やしています。一つの田んぼに10羽以上いるエリアもありました。

淡水シギで渡りのトップを切ったタカブシギは数を増減させて入れ替わっているようです。

コチドリは大きな群れも入り出してすっかり夏羽に変わった個体も多くいます。

小鳥の渡りも活発になってきています。ノビタキを始め、キビタキやルリビタキなどが確認されています。

水路にツルシギ。2羽飛来しました。

2022年3月12日

仕事中にヤツガシラがいると連絡をもらい、時間を見つけて行きましたが、すでに移動した後か見つからず。副産物としてジャワアカガシラサギを発見しました。

沈砂池のメジロガモは、ほかのカモがほとんど消えたのにまだ滞在中。

海岸では春の渡りのシギやチドリが入れ替わり飛来します。この日はオオメダイチドリが特に多かったです。ほかには、シロチドリが数十羽にキョウジョシギ十数羽、ダイゼンが数羽、アオアシシギ、トウネン、ムナグロ、イソシギなど。

田んぼでは越冬組と渡り組のタシギが混在しています。セイタカシギやアカアシシギ、タカブシギなども増えてきました。

畑のジャワアカガシラサギ。夏羽にかわりつつあるようです。

2022年3月12日

カンムリワシの幼鳥が放鳥されました。交通事故に遭い、治療を受けていた個体です。右足には白い字で「5」と刻まれた個体識別用の緑色の足環を装着しています。

石垣島ではカンムリワシの交通事故が相次ぎ、9日には環境省、沖縄県、石垣市から非常事態宣言が発出されました。石垣島では景気を楽しみながらゆっくりと走行してください。

治療を受けたのちに放鳥されたカンムリワシの幼鳥。

2022年3月8日

昨年の秋から今年にかけてオス3羽、メス1羽を確認したヨシガモ。シーズンで4羽も見るのは、沖縄ではかなり珍しいです。オカヨシガモのメス4羽と行動を共にしていました。

タシギは越冬組に渡り組が加わり多少賑やかになってきましたが、タシギ以外のジシギの確認はまだです。

繁殖シーズンに入っているタマシギが数日間、同じ草むらの中にいます。巣作り中なのでしょうか。

ズグルミゾゴイも繁殖シーズン到来で婚姻色が出だしています。

ハクセキレイも移動が活発で、20羽程度の群れをいくつか見ました。ホオジロハクセキレイも混じっています。

ツグミも増えたり減ったりで入れ替わりが激しい模様。春の渡りが始まっているようです。

水の張られた田んぼにはセイタカシギやアマサギ、アオサギが飛来していました。こちらも春の渡りの最中だと思われます。

ヨシガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ換羽中。

2022年3月7日

名古屋に行ったついでに鳥見を少々。クビワキンクロ、ヨシガモ×ヒドリガモの雑種が見られたのが最高でした!! それ以外も石垣島ではなかなか見ることのできないミコアイサやカンムリカイツブリなどを見ることができました。

クビワキンクロのオス。北米のカモがまさか愛知県で見られるとは。ただ、鳥まで約200メートルと遠かった…。