日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年3月3日(旧暦では2016年1月25日)

夕方の公園を7D Mark IIをぶら下げて散歩してきました。いつも1D X使ってると軽さに驚いた!! これだけ軽いと手軽に持ち出せますね。ただ、ファインダーが小さくて見にくいですね。APS-Cだからしょうがない? 高感度も1D Xと比べると落ちます。また、シャッター音が軽すぎて撮れてるのか不安に…。^^;

シロハラがたくさんいたので200mmで撮影してみました。また、ツミが毎晩同じねぐらで寝ています。都会のツミは警戒心薄いねー。営巣もしてるかも。^^

ツミ

ツミは毎晩この枝で寝ています。あくびをしているところです。

シロハラ

シロハラも石垣島に比べると人馴れしてて逃げません。

Category: 野鳥
2016年3月7日(旧暦では2016年1月29日)

いつも 塒で観察していたツミ に昼間、遭遇しました ( 追記: 後日、よく見たらメスでした。このオスとは違う個体です ) 。人を全く恐れず、5メートルぐらまで寄っても逃げる気配すらありませんでした。

先日は、18時35分に塒にやってきたので、今日も待ってみると18時39分にやってきました。「キッキッキッ」と小さく鳴いていつもの枝に止まりました。

また、リュウキュウコゲラの営巣もありました。枯れた木にゴルフボールほどの穴がきれいに開いていました。

ツミ

カンヒザクラに止まるツミのオス。70-200に2倍のエクステンダーをつけてみたのですが逆光気味だとひどくコントラストが落ち、解像感も落ちます…。^^; Lightroom でコントラストは上げています。

リュウキュウキジバト

こちらも70-200に2倍のエクステンダーで撮ったキジバトですが、順光ならそこそこ写ります。

リュウキュウコゲラ

リュウキュウコゲラの巣。

Category: 野鳥
2016年3月11日(旧暦では2016年2月3日)

三角池のツクシガモとソリハシセイタカシギはいなくなったようです。

豊崎干潟ではヘラサギ、クロツラヘラサギが休んだり、採餌したりしていました。上空にはミサゴが舞っていました。

ヘラサギ

魚の群れに果敢にアタックするヘラサギ。

ヘラサギ

黒い羽が残り、目も赤みがかっているので幼鳥ですね。

クロツラヘラサギ / ヘラサギ

ヘラサギとクロツラヘラサギの群れが休んでいます。

ミサゴ

ロクヨンに1.4倍のエクステンダーで840mm手持ち。軽くなったロクヨンとはいえ、長いことは構えておれません…。^^;

ミサゴ

豊崎干潟の上空をミサゴが獲物を探して行ったり来たり。

Category: 野鳥
2016年3月12日(旧暦では2016年2月4日)

先日、撮影したねぐらのツミ を本日、再度確認したらメスでした。なので、公園には 3月7日に撮影したオス とこのメスが同じ縄張り内で生息していることになり、営巣の可能性は非常に高いです。5月には子育てシーズンに入るので観察が楽しみです。^^

オスメスともに非常に人馴れした個体なので、以前からこの公園にいるのでしょうね。

p.s. 最新の日本鳥類目録では、沖縄本島のツミは八重山のリュウキュウツミとは別亜種のツミとご指摘いただきました。主な特徴は沖縄本島以北のオスのツミの虹彩が赤いのに対し、八重山の繁殖個体のオスの虹彩の色は橙色か黄色( これ とか こっち )であることです。過去の写真を確認してみると確かに石垣島で撮影したリュウキュウツミのオスの虹彩は橙色です。そして、今回沖縄本島で撮ったオスの虹彩は深い赤色でした。沖縄のレッドリストではリュウキュウツミと記載なのですが、今後は最新の日本鳥類目録に準拠することにします。 しまのとり さん、ご指摘ありがとうございました。

ツミ

時間通り、18:30すぎにねぐらに戻ってきたツミのメス。同じ公園にオスも住むので繁殖に期待です。

Category: 野鳥
2016年3月16日(旧暦では2016年2月8日)

おきなわほんとうなんぶの区画整理中の業務核地区と工業地区の草地にムナグロの百数十羽の群れやシロチドリの50羽ほどの群れがやってきていました。ムネアカタヒバリは近くのビーチの芝生に数羽がいました。今日は、雨が一日中ぱらついていたのでビーチに人影はまばらでしたが、天気がいいと多くの人が訪れるのでタヒバリなど警戒心の強い野鳥はいなくなるでしょう。

また、この開発地区は数年以内には商業施設や工場が立ち並び草地も消えてしまうことでしょう。那覇市にはもう土地は余っていないので、人が住むためには仕方ないのでしょうか。草地や干潟を多少残す配慮があればよかったのですが、地区計画書を見る限りはそういうわけにもいかなそうです…。

ムネアカタヒバリ

一日中、小雨が降っていた緑地ではムネアカタヒバリが渡りの疲れを癒していました。まだ冬羽です。

ムネアカタヒバリ

戦闘機が轟音をあげて飛んでいくと驚いたムネアカタヒバリは身をすくめていました。

ムナグロ

ムナグロは百数十羽の群れで休憩していました。渡りの途中と思われます。まだ、ほとんど冬羽でした。

シロチドリ

シロチドリはムナグロより礫の多い場所で休憩していました。沖縄には周年生息するシロチドリですが、渡りで通過する群れもいるのでしょう。夏羽に変わった個体もちらほらいました。

ムネアカタヒバリ

こちらは翌日のムネアカタヒバリ。

Category: 野鳥
2016年3月18日(旧暦では2016年2月10日)

南城市の佐敷干潟に行ってきました。ヘラサギの幼鳥が1羽でいました。

ミサゴは餌をどこかで獲ってきてはこの場所で食うようで、3羽のミサゴが思いおもいの場所に降りて干渉し合うこともなく獲物の魚を食っていました。

ヘラサギ

目の前を通過するヘラサギ幼鳥。

ヘラサギ

ヘラサギはこんな感じの浅瀬で獲物のカニなどを食っていました。

ミサゴ

大きな魚をつかんだまま、器用に枝に止まっています。

ミサゴ

こちらのミサゴはさらに大きな魚を食っています。3羽目のミサゴは遠くの浜に降りたので写真に残すことはできませんでした。

Category: 野鳥
2016年3月19日(旧暦では2016年2月11日)

仕事を終えて飯を食ったらやんばるへ出発。ポイントへは日付が変わって、午前2時ごろ到着。早速、リュウキュウオオコノハズクのポイントへ赴きましたが、姿も声もありません。かわりにリュウキュウアオバズクが3個体ほど鳴き交わしていました。

リュウキュウオオコノハズクのポイント近くにはヤマシギが合計7羽もいました。石垣島では1羽でいるところしか見たことがないのですが、やんばるではこれが普通なのでしょうか?^^;

ポイントを移動すると、やっとリュウキュウオオコノハズクに出会えましたが撮影には至らず。日の出の30分ぐらい前になるとホントウアカヒゲやウグイスなどがしきりにさえずっていました。気持ちの良い朝です。^^

帰りの道中は金武町の田芋畑に寄ってみましたがいつもの顔ぶれでした。

ヤマシギ

遠いし暗いでファインダーに入れるだけでも大変なヤマシギでした。^^;

ヤマシギ

こちらは3羽で餌を探すヤマシギです。これも遠い。

ツルシギ

金武町の田芋畑にツルシギが1羽入っていました。

タシギ

こちらはおそらくタシギ。

ヒバリシギ

ヒバリシギは冬羽です。

タカブシギ

タカブシギはあちこちで観察できました。

コチドリ

コチドリも多かったです。

Category: 野鳥
2016年3月23日(旧暦では2016年2月15日)

昨夜、仕事を終わってやんばるに行ってきました。ヤマシギとリュウキュウオオコノハズク狙いです。

3時間ほどかけて、現場に到着するもツアーガイドがナイト営業しているのでヤマシギは恥ずかしがって出てきません。^^; ツアー営業も終わり2時間ほど餌場で待ち伏せると日付が変わって午前1時ごろ、今日は2羽でやってきました。私の目の前、15メートルほどに1羽、もう1羽は草地の反対側に位置する餌場へ降りたので数十メートルの距離でした。動画もありますが、全く動きません。^^;

リュウキュウコゲラは県道70号線の安田から奥の間でヤンバルクイナを探していると、頻繁に遭遇しました。こんなにたくさんいるのにリュウキュウは初見です。^^;

ヤマシギ

ヤマシギが近くてまんぞく。^^

電波通信ワイヤレス機能がついてる430EX III-RTが大活躍。2灯使っています。

ヤマシギ

独特な顔つき。アマミヤマシギもいつか会いたいものです。

リュウキュウコゲラ

リュウキュウコゲラはライファーでした。^^

リュウキュウコゲラ

枝をつついては小さな虫を捕まえているようでした。リュウキュウコゲラのオス。

サシバ

越冬組ではなく渡りの途中と思われるサシバ。超トリミングなんで画像が小さいです…。^^;

サシバ

しきりに上空を気にしていました。サシバの群れでも通過しているのでしょうか。

Category: 野鳥
2016年3月30日(旧暦では2016年2月22日)

3月中旬からオオチドリが来そうなポイントを回っていたのですが、今日は5羽のオオチドリが沖縄本島南部で確認できました。与那国島まで行かなくても沖縄本島でこんなに見られるんですねー。

1羽はムナグロに混じって広い草地にいました。4羽はそこから数百メートル離れた住宅街ど真ん中の数百坪ほどの造成地にいました。1日で5羽もオオチドリを観察したのは初めてです。

ヤツガシラも探しに行こうと予定していたのですが、オオチドリで満足してしまったので帰宅しました。^^

オオチドリ

美しい夏羽のオオチドリ。

オオチドリ

最初に発見したオオチドリは百数十羽のムナグロの群れに交ざっていました。

オオチドリ

オオチドリ幼鳥。

オオチドリ

こちらも美しい夏羽に変わっています。

オオチドリ

一番近くまで寄ってきたオオチドリ。座って待っていると餌を探しながら向こうから近づいてくることもありました。

Category: 野鳥
2016年3月30日(旧暦では2016年2月22日)

海岸にも春の渡り鳥が続々と現れています。豊見城市の三角池にはシマアジが1羽入っていました。たくさんいたコガモは渡去したようです。ハシビロガモはまだ残っています。

糸満市の北名城ビーチ近くの干潟には、オオソリハシシギ6羽とホウロクシギ1羽が渡りで疲れた翼を休めていました。

昨日、発見したオオチドリ5羽 は今日も同じ草地で餌をあさっていました。何日ぐらい滞在するのでしょうか。

シマアジ

三角池に飛来したシマアジのオス。美しいカモです。

ホウロクシギ

ホウロクシギは潮の引いた海岸でカニをたくさん捕まえていました。

オオソリハシシギ

オオソリハシシギ夏羽も1羽いました。

オオソリハシシギ

比較的近くまで寄ってきてくれた個体。

オオソリハシシギ

春の渡りと思われるサシバが上空を舞うと、オオソリハシシギの群れは遠くの浜まで飛んでしまいました。

Category: 野鳥