日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年6月12日

リュウキュウアカショウビンは、抱卵、育雛しているペアが多いですが、今年は個体数が多いのであちこちで出会います。早いところでは、今月末ぐらいから巣立ちが始まると思われます。

カンムリワシも子育て中です。稲刈りやサトウキビの夏植えが始まりましたので、餌取りなどを見る機会が増えてきました。

一昨年、ミツバチが営巣していた樹洞を乗っ取ったリュウキュウコノハズク は、今年も同じところで子育てしているようです。

公園のアカショウビン。警戒心ありません。

2023年6月7日

リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはどこも抱卵中です。台風2号の影響はなかった模様。このまま順調に推移することを願いたいところ。

まだ島に残っているオオバンがいました。けがなどで越夏したことはありますが、この個体は健康そう。渡らなくていいんでしょうか。

田んぼにはセイタカシギぐらいしかいないのですが、その中で元気のなさそうなアオアシシギを発見。くちばしが欠損しているようにも見えました。

警戒心ゼロのアカショウビン。

2023年5月24日

リュウキュウアオバズク3カ所、リュウキュウコノハズク4カ所で抱卵中。リュウキュウアカショウビンも複数箇所(多すぎて数えてない…。^^;)で営巣しています。

リュウキュウサンコウチョウは複数でペアにはなっていますが、どこも巣作りはこれからのようです。

アオバズクのオス(左)と奥にメス。ここのペアは営巣木が切られたりとかで毎年、巣が違う場所。

2023年5月12日

渡りは落ち着いた石垣島では、島で繁殖するリュウキュウアカショウビンやリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウツミ、ズグロミゾゴイなど造巣や抱卵など活発に動き回っています。

特にアカショウビンはとても活発で、この日は本業の仕事をしながらも午前中に13羽、午後に7羽の合計20羽をダブることなく確認しました。今年はアカショウビンの個体数が多いような気がします。

カンムリワシはこの時季、抱卵中で出会う機会が減ります。カタグロトビは年中、繁殖していますので、今も何箇所かは抱卵中です。

サンコウチョウも増えてきて、さえずりがあちこちから聞こえてきます。

林道でオスのアカショウビンが至近距離でさえっずってくれました。細かいディテールまで録音できています。

2023年5月5日

アカショウビンは早いペアでは、すでに放卵に入っているところもあるようですが、近所のアカショウビンは巣作り中でした。別のアカショウビンのペアは2羽でいつも行動していいて、巣穴掘りはまだの様子。求愛給餌のそぶりもありません。

ツミもそろそろ繁殖シーズン。縄張り上空を飛び回る個体をよく見ます。鳴き声もひんぱんに聞こえてきます。

カンムリワシは抱卵に入っているようで、出会う機会が減っていますが、この日は2個体と遭遇しました。

近所のアカショウビン。巣作り中でした。

2023年4月17日

今日はリュウキュウアカショウビン9個体と遭遇しました。バンナ公園内を車で走るだけでも4羽のアカショウビンに会えました。石垣島や西表島では、今時期から5月末ぐらいまでが一番活性が高いですね。

すでに巣穴掘りしているペアもいました。体がすっぽり入るぐらいまでは工事が進んでいました。

川平で見つけたアカショウビン。通行人が通っても逃げない個体でした。

2023年4月6日

リュウキュウアカショウビンが増えてきました。石垣島では10月まで見ることができます。

アカショウビンを探していると騒がしいイシガキシジュウカラと遭遇。餌をくわえているので遠くから見ていると樹洞へ入っていきました。子育て中のようです。2カ所で繁殖を確認できました。

田んぼには夏羽のアカガシラサギやアマサギがいてにぎやかになっています。

リュウキュウアカショウビンのオス。まだ精査していませんが、昨年と同個体と思われます。

2022年9月23日

勤め先近くの自動車整備工場にコノハズクがいるということで見てきました。移動個体のリュウキュウコノハズクと思われます。

社で会議をしていると「ドンッ」と大きな音。2階から外を覗いてみるとアカショウビンの幼鳥が植え込みに落ちていました。脳震盪を起こしているようだったので、しばらく安静にさせたのち放鳥しました。

動画は自宅から聞こえるアカショウビンの鳴き声。9月下旬でも複数羽が確認できます。

移動個体のリュウキュウコノハズク。

2022年9月5日

近所のリュウキュウアカショウビンはまだ3羽が滞在中。台風明けは少し疲れた様子でした。

自宅のウッドデッキ からは毎日のようにアカショウビンの鳴き声が聞こえてきます。最近は、さえずりはせずに、警戒鳴きが聞こえてくることがほとんどです。動画もその警戒鳴きの様子です。

アカショウビンの成鳥。換羽と台風明けで疲労が溜まっています。ほかに幼鳥2羽が滞在中です。

2022年8月29日

自宅から鳴き声を聞かせてくれるリュウキュウアカショウビン。 約2週間前に撮影の写真 と比べると換羽が進んでいました。 このアカショウビンの2世たち も同じ場所で4羽ほどいますが、少しずつ分散しているようです。

石垣島のアカショウビンは、場所によっては10月ごろまで居残り組が確認できます。わが家から確認できるこのアカショウビンたちは、いつまで滞在するでしょうか。

アカショウビン成鳥。換羽が進みみすぼらしくなってきています。

2022年8月27日

8月も終わりに近づいてきましたが、自宅からは毎日、リュウキュウアカショウビンの鳴き声が聞こえています。親鳥以外にも今年生まれの幼鳥もまだ滞在しています。 2週間前に撮影した幼鳥 もずいぶんたくましくなっていました。

親鳥は11日前の8月15日を最後 に姿が見えませんが、鳴き声だけは聞こえてくる(かすれ声が特徴的で分かりやすい)のでまだいると思われます。

2週間前は幼さが残っていましたが、ずいぶん成長しました。アカショウビン幼鳥。

2022年8月16日

毎日、朝と夕方、鳴き声を聞かせてくれるリュウキュウアカショウビンです。そろそろ渡って行ってしまと思いますので、写真に納めておきました。^^

同じ場所には アカショウビンの幼鳥が4羽 おり、この個体の育てあげた兄弟だと見られます。

アカショウビン成鳥。子育ても終わり、渡りの時期を待っているのでしょう。

2022年7月16日

数日中に巣立ちそうなリュウキュウアカショウビンを見てきました。時間帯的に給餌回数は少なかったですが、親鳥はクマゼミをヒナに与えていました。

7月19日追記

3日後の19日にヒナ2羽が無事に巣立ちました。巣内にはまだヒナ残っており、20日には巣立つものと思われます。

ヒナに餌を与える親鳥。

2022年7月2日

民家の通風口で子育てしていたリュウキュウコノハズクが巣立ちました。巣立ったヒナを見守る親鳥が止まっている場所はアカショウビンの営巣木のとなりで、アカショウビンの親鳥はパニックしていました。

リュウキュウコノハズクの巣立ったばかりのヒナ。

2022年6月29日

石垣島のリュウキュウアカショウビンは子育て真っ盛りですでに巣立ったところもあれば、まだ抱卵中のペアもいるなど繁殖ステージがバリエーションに富んでいます。仕事が忙しくて残念ながら、まだ巣立ちには立ち会えていませんが…。

大合唱のクマゼミを狙うアカショウビン。

2022年6月22日

6月も中旬を過ぎるとキンバトとの出会いが多くなってきました。ほとんどオス個体ですが、たまにメスも。巣内のヒナが大きくなってきているからだと思われます。

リュウキュウアオバズクは今季初の巣立ちを確認。この時期から7月の上旬にかけてがアオバズクの巣立ちのピークとなります。

リュウキュウアカショウビンも子育て真っ盛りで、そろそろ巣立つところも出てくるでしょう。

自宅近くで痩せ気味のズグロミゾゴイのメスを発見。子育てで疲れているのでしょう。こちらは7月中旬ごろが巣立ちシーズンです。

キンバトのオス。ツミの鳴き声に緊張しています。

2022年5月28日

毎日、雨が続く石垣島です。今月は雨の降らない日はほとんどなく、日照時間も例年の40%以下な異常事態となっています。

雨が小降りになった隙をついて少しだけ鳥見。

アカショウビンは抱卵に入っているペアがほとんどとなっているようです。

カタグロトビは同じサトウキビ畑に3羽。昨年生まれの若い個体は比較的近くで観察できました。

キンバトは新居近くで毎日、オス個体が現れます。雨が降ると電線や枯れ木にチュウダイズアカアオバトがたくさん並びます。

石垣島で当たり年なハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽。牧草地でバッタを捕まえています。

海岸のシギ、チドリも渡りが終わり寂しい限りですが、メダイチドリやキョウジョシギなどが少し滞在中です。

アカショウビンのオス。通勤路で毎日、見る個体です。交通量の多い県道沿いなので交通事故が心配です。

2022年5月17日

自宅のベランダから見えるリュウキュウマツに巣穴を掘っているリュウキュウアカショウビン。かなり掘り進んでいるようで、アカショウビンが中に入ってしまうと外からは姿が見えません。

昨年生まれのカンムリワシが元気に過ごしていました。白い幼羽から換羽が進んでいます。

アカショウビンのオス。穴掘り中でくちばしに木屑がついています。

2022年5月13日

石垣島内では、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖が順調に進んでいます。

現在、アカショウビン7、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3カ所で確認中。大雨や台風の被害に遭わず無事に巣立つことを祈るばかりです。

アカショウビンのオス。全く人を恐れない個体です。