今や田んぼか畑で夕方になればふつうに見られるカタグロトビですが、最近はさらに出会いが多くなっています。この日は、職場から自宅に帰る20分の間に3羽確認しました。わが家のベランダからも夕方や朝方、獲物を探しながら移動するカタグロトビが見られます。
ベニバトは島内複数箇所で10羽が先週から滞在中。成鳥、幼鳥が混じった群れで、イネ科の草の種子についています。
ハリオシギもまだまだ見られます。今年こそ、越冬個体の長期観察を実現したいですね。
今季初のミユビシギとコガモも確認しました。石垣島では生息環境を選ぶミユビシギの飛来は少ないです。
夏羽を少し残したダイゼンも確認。こちらも当地では少なく、夏羽を残した個体はさらに少ないので得した気分です。^^
田んぼや海岸には越冬組のほか通過組が日替わりで入ってにぎやかです。
石垣島内の主な田んぼではたいてい見られるカタグロトビ。観察は夕方がおすすめです。
4日前、1羽だったサルハマシギ は2羽になりました。換羽状況から先日のサルハマシギとは別の個体が飛来したようです。ミユビシギも2羽に増えました。
キアシシギも数を増やしています。メダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、トウネン、ウズラシギ、シロチドリ、イソシギ、アオアシシギ、キョウジョシギなども滞在中です。
サルハマシギ成鳥。冬羽から夏羽へ換羽中。
多忙につき、4月16日までの3日分のバードウオッチングの成果の一部をまとめてご紹介します。今季初となるチュウジシギをやっと確認。後日、追記します。
情報もらっても見に行っていない鳥もいますので、そのあたりは割愛します…。^^; 以下の写真の通り、田んぼや海岸には日替わりで渡り鳥たちがやってきています。この時季の石垣島は、とっても楽しいですよ。
後日追記
ブロンズトキは毎日のようにハヤブサに追われて落ち着きません。群れの数も19羽から16羽に減りました。食われたか逸れたかしたのでしょう。滞在場所も以前とは違う場所になりました。
海岸にはシギやチドリが日替わりで出たり入ったりを繰り返しています。メダイチドリやキョウジョシギ、トウネンあたりがレギュラーメンバーでその合間にサルハマシギやミユビシギ、オバシギなどが渡ってきます。キリアイも珍しく近くで見ることができました。夏羽のハシブトアジサシも河口で飛び回っています。
ここ数日、ハヤブサに追われまくっているブロンズトキの群れ。この個体は首をやられましたが、命だけは助かりました。
今日は、秋分の日。朝夕は涼しくなってきました。
仕事帰り、小さな田んぼを一度は通り過ぎたのですが、気になったのでUターンして戻ってみるとオグロシギが1羽とエリマキシギが1羽いました。ほかには、コアオアシシギやセイタカシギ、ヒバリシギ、トウネン、アカアシシギなどなど。初めて寄った田んぼですが、これからは巡回コースに入れようと思います。^^
海岸にはミユビシギが数羽いました。沖縄本島でミユビシギを見たのは初めてでしたが遠かったー。^^;
堆肥の撒かれた畑にもエリマキシギがいました。ことしは、エリマキシギをよく見かけます。多いのですかね。キョウジョシギやキアシシギ、ムナグロ、イソシギなども堆肥に湧いた虫を食っていました。
ツメナガセキレイも十数羽まとまっていました。石垣島ではいたるところにいますが、沖縄本島でこれだけ集まっているのは初めて見ました。
幼羽→第1回冬羽のオグロシギ。