2025年4月29日(旧暦では2025年4月2日)
今季2個体目となるカラシラサギが河口に飛来。近くにはクロツラヘラサギ3羽も滞在しています。繁殖シーズン序盤で活発なリュウキュウヨシゴイは5羽確認しました。田んぼには北帰行に置いてきぼりのコガモとハシビロガモがいました。
カラシラサギ 今季2個体目のカラシラサギ。波打ち際で魚を追いかけるお馴染みの行動を見せていました。
クロツラヘラサギ クロツラヘラサギは3個体滞在。多い時は5個体いたそうです。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのメス。首を伸ばして辺りを警戒中。舌なめずりはリュウキュウヨシゴイの定番の行動。どんな意味があるのでしょうか。
リュウキュウヨシゴイ コガモ 群れの渡りに置いて行かれたコガモのメスが1羽。近くにはハシビロガモのオスが1羽いました。
2025年4月29日(旧暦では2025年4月2日)
シギが増えてきているので、この日は一日中、シギ・チドリ探しに当てました。その結果、シベリアオオハシシギをはじめアメリカウズラシギ、ヨーロッパトウネン、キリアイ、サルハマシギ、ハリオシギ、オオメダイチドリなどシギ・チドリだけで合計21種類を確認できました。一日でこれだけの種類が見られるのはこの時期の醍醐味ですね。^^
シベリアオオハシシギ シギ探しの終盤に突如としてセイタカシギ、オグロシギとともに降ってきたシベリアオオハシシギ。夏羽でかっこいいですねぇ。
アメリカウズラシギ ウズラシギの群れの中にいたアメリカウズラシギ。ハリオシギを見ていたら双眼鏡に飛び込んできました。
ヨーロッパトウネン 石垣島ではあまり多くないヨーロッパトウネンにも出会えました。
サルハマシギ サルハマシギ キリアイ キリアイ / サルハマシギ / ヨーロッパトウネン 左からキリアイ、サルハマシギ、ヨーロッパトウネンという夢の共演が実現しました。
アオアシシギ アカアシシギ アカアシシギは3羽が飛来。越冬組もいるのですが、こちらは渡り組。
キアシシギ ハリオシギ ヒバリシギ タカブシギ セイタカシギ セイタカシギ成鳥オス夏羽。大群はいなくなり、10羽程度が入れ替わりつつ滞在。
セイタカシギ ウズラシギ コアオアシシギ 到着したばかりなのか疲れた様子のコアオアシシギ。夏羽が美しいですね。
オグロシギ オグロシギも夏羽へ。大型シギは天候が荒れないと島には降りてくれません…。
オバシギ ソリハシシギ イソシギ 渡りの時季でも単独なイソシギ。群れで渡らないのでしょうか?
キョウジョシギ キョウジョシギは年中いて渡りなのか越冬なのか分かりませんが、個体数は変動しています。
オオメダイチドリ メダイチドリ オオメダイチドリが減った代わりに、メダイチドリが数を増やしています。
2025年4月24日(旧暦では2025年3月27日)
自宅近くにやってくるアカショウビンのペアが今年も繁殖のために渡ってきました。巣穴掘りも始まっていますので、今季も順調な子育てに期待したいです。昨年は3羽のヒナが無事に巣立っていきました。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビンのオス。巣穴掘り作業でくちばしに木くずが付いています。
リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビン リュウキュウアカショウビンのメス。上の個体とペアを形成しています。
2025年4月21日(旧暦では2025年3月24日)
4月下旬になっても北へ帰らない冬鳥や渡りの途中で立ち寄った旅鳥、繁殖シーズンを迎えて活発な留鳥などが混在してにぎやかになっている石垣島です。
最近、特に目につくのが繁殖期を迎えたリュウキュウヨシゴイであちこちの田んぼで出会うことができます。北に帰るはずが、まだ残っているのはキンクロハジロやオオバン。ほとんどが北帰したのですが、数羽が残っているようです。渡り途中のジシギも確認しています。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのオス。活発に飛び回る姿をよく見ます。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのメス。オスの後をついて回っていました。
リュウキュウヨシゴイ リュウキュウヨシゴイのオス(左)とメス。この辺りに巣を作るのでしょうか。
アカガシラサギ 昨年の秋から滞在しているアカガシラサギ。換羽が進んでいます。
アマサギ アマサギがカエルを捕まえました。ほかにチュウダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギが滞在中です。
チュウジシギ 渡り途中に立ち寄ったと思われるチュウジシギ。2羽でいました。
チュウジシギ こちらも渡り途中と思われるチュウジシギ。警戒心が強い個体でした。
タシギ 飛んできて舞い降りたタシギ。写真は上半身しか撮れなかった…。^^;
タシギ シロハラクイナ シロハラクイナも繁殖期で鳴き交わしたりと活発です。
キンクロハジロ 越冬は数百羽いましたが、この時期は、わずかに残るキンクロハジロ。
キンクロハジロ こちらのキンクロハジロはけがでもしているのか、同じ畔で何日も確認されています。
オオバン 2025年4月15日(旧暦では2025年3月18日)
第4回石垣島ジシギ合宿を今年も開催しました。今回は北海道から2人が参加。といっても前日の下見からジシギが少なく嫌な予感がしていました。蓋を開けると…やはり不調。ハリオシギ1個体、チュウジシギ数羽、タシギ数羽という過去最悪の結果に終わりました。
おまけでナンヨウショウビンやリュウキュウアカショウビン、カンムリワシそのほか留鳥や渡り鳥など50種類ほど見ることができ喜んでもらえましたのでよしとしましょう。こんな年もあります。
ハリオシギ この日唯一のハリオシギ。双眼鏡に入った瞬間に分かる美しい個体でした。
チュウジシギ 警戒心強めのチュウジシギ。遠くにも何羽かいました。
タシギ ナンヨウショウビン ナンヨウショウビンはサクッと見てサクッと撮って終わり。
ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン 参加したお二人によると北海道ではヤマセミが街中の河川で見られるそうです。こちらは街中の河口でナンヨウショウビンが見られます。^^
リュウキュウアカショウビン ツバメチドリ コアオアシシギ アオアシシギ