2024年11月26日(旧暦では2024年10月26日)
コウノトリを見ているとタカサゴクロサギが飛んだのが目に入ったので、着地点を探してみるとヒメクイナが出てきました。^^; 警戒心が強い個体で何かに驚くとすぐに草むらに入っていました。環境はいいので、長居してくれるかもしれません。
コウノトリは標識付きの個体でした。識別番号は「J0701」で今年の3月31日に福井県小浜市で生まれたようです。1週間前には鹿児島県の南さつま市でも観察されている個体でした。石垣島には数日、滞在し、西表島に渡って行きました。
ソリハシセイタカシギは2羽が滞在中。 11月6日に11羽の群れ でやってきた一部なのかは不明。
カンムリワシの幼鳥に出会う機会が増えました。この日は、以前から確認されている「No.7」と新規の個体を発見しました。水稲の2期作の刈り取り作業が始まり、カンムリワシの観察いやすい季節になってきました。今季のサトウキビの収穫は12月6日ごろからスタートする予定です。
今季初のオカヨシガモとタイワンハクセキレイを確認。
ヒメクイナ ヒメクイナ ヒメクイナはツメナガセキレイにいじめられて、驚くと草むらへと逃げ込みます。
ヒメクイナ コウノトリ コウノトリ幼鳥。「J0701」の標識が両足についていました。
コウノトリ えさをとっていましたが、どれも小さくコウノトリには足りないような。
ソリハシセイタカシギ(アボセット) ソリハシセイタカシギ(アボセット) カンムリワシ 新規となるカンムリワシ幼鳥。稲刈り作業を利用して採餌していました。
カンムリワシ カンムリワシ 上と同個体。捕まえたのは小さなマダラコオロギ。こんなので腹を満たせるのか。冬を無事に乗り越えることを祈る。
クロツラヘラサギ ムラサキサギ タイワンハクセキレイ ツメナガセキレイ ツメナガセキレイ セイタカシギ セイタカシギのオス成鳥。十数羽の群れをいくつか見ました。
ヒシクイ 滞在中のヒシクイ。警戒心は薄れてきているようです。
オカヨシガモ 今季初のオカヨシガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ移行中。
コガモ コガモ ヒドリガモ ユリカモメ 2024年11月24日(旧暦では2024年10月24日)
10月28日に保護されたカンムリワシ幼鳥が放鳥されました。骨折などもなかったことから救護から1カ月たたずして自然に返すことができました。狭い石垣島、安全な速度で運転を。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き 交通事故で脳震盪を起こしているところを見つけた地域の人により「はやて」と名付けられたカンムリワシの幼鳥。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き リハビリ施設を担う石垣やいま村の担当者がカンムリワシを地面に置くと、勢いよく飛び出して行きました。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き 報道陣の目の前を通過するカンムリワシ。予定通りのコースを飛びました。^^
シロハラクイナ シロハラクイナ こちらは上の個体ほどではありませんが、少し変異が見られる個体。同じく幼鳥なので、上の個体と兄弟かもしれませんね。
2024年11月24日(旧暦では2024年10月24日)
石垣島のナンヨウショウビンは長逗留となっています。一日の行動も安定しているので、このまま年を越しそうな感じですね。ナンヨウショウビンの海岸にはオニアジサシやユリカモメもやってきています。
近くの田んぼでは、今季初のヒシクイを確認。6羽の群れでした。アカガシラサギやベニバト、ホシムクドリなども滞在中。目と鼻の先なのでナンヨウショウビンが現れない時間帯はこちらも楽しめます。
ナンヨウショウビン 満潮時の休憩場所で休むナンヨウショウビン。近いので物陰から撮影。
オニアジサシ トウネン ユリカモメ ユリカモメ アカガシラサギ アカガシラサギは2羽が数日前から田んぼや水路に現れます。
ヒシクイ ヒシクイ ベニバト ベニバト ベニバトの成鳥メス。キジバトより一回り小さいですね。
ホシムクドリ ホシムクドリもベニバトとキジバトの群れにいました。
2024年11月13日(旧暦では2024年10月13日)
越冬すると決めたのでしょうか。ナンヨウショウビンは滞在3週間ほどとなりました。
誰もいない時間を見計らうかのように登場して、大きめのカニを仕留めるとそのまま呑み込もうと四苦八苦していました。自転車が通行するとカニをくわえたまま、どこかへ飛んでいきました。
ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン 地面から突き出た流木に止まるナンヨウショウビン。お気に入りの場所です。まだ夏羽を多く残した成鳥でしょうか。
カワセミ ひとまわり小さいカワセミも現れました。投棄された自転車から獲物探し。
2024年11月11日(旧暦では2024年10月11日)
久しぶりに与那国島へ出張があったので、空いた時間で鳥見。なんとカンムリカッコウに遭遇しました。祖納の民家で発見。ヒヨドリに付きまとわれてうっとうしそうでした。カラノスリらしきも1羽確認。
島内にはカシラダカやノジコ、コホオアカなどエンベリが多く入っていました。キビタキやジョウビタキ、エゾビタキも島のあちこちで滞在。久部良ミトゥにはホシハジロが1羽入っていました。
カンムリカッコウ カンムリカッコウの幼鳥。民家裏を流れる水路を利用しているようでしたが、ヒヨドリに追われてどこかへ飛んでしまいました。
インドハッカ シロガシラ シロガシラは海岸沿いで大きな群れがいました。渡りなのでしょうか?
キビタキ キビタキ この角度だとリュウキュウキビタキではなくキビタキと分かりやすいですね。
カシラダカ 道路上で採餌するカシラダカ。渡ってきたばかりのようで、車やバイクが通っても逃げることなく必死に何かの種を食っていました。
カシラダカ こちらもカシラダカ。数羽の群れがいくつか確認できました。
ノジコ ノジコは島の南部で3羽を発見。沖縄では数少ないです。
エゾビタキ エゾビタキも複数確認。11月ですが、渡りはまだ続いているようです。
タヒバリ タヒバリ ずいぶんほっそりした印象のタヒバリ。渡りで脂肪を使い切ったのでしょうか。
ジョウビタキ ジョウビタキは鳴き声も含めてかなりの数が滞在していました。
タゲリ カラノスリ カラノスリ成鳥。ノスリも複数羽。このほかに猛禽はサシバ、チョウゲンボウ、ミサゴ、ハヤブサを確認。
ホシハジロ