日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年6月12日(旧暦では2023年4月24日)

リュウキュウアカショウビンは、抱卵、育雛しているペアが多いですが、今年は個体数が多いのであちこちで出会います。早いところでは、今月末ぐらいから巣立ちが始まると思われます。

カンムリワシも子育て中です。稲刈りやサトウキビの夏植えが始まりましたので、餌取りなどを見る機会が増えてきました。

一昨年、ミツバチが営巣していた樹洞を乗っ取ったリュウキュウコノハズク は、今年も同じところで子育てしているようです。

リュウキュウアカショウビン

公園のアカショウビン。警戒心ありません。

リュウキュウアカショウビン

林道のアカショウビン。メスの姿は確認できていませんが、個体数が多いエリアなのでペアにはなっていると思われます。

リュウキュウアカショウビン

近所のアカショウビン。作業道路で餌探し。

カンムリワシ

サトウキビの夏植えの準備で天地返ししている圃場でオオヒキガエルを捕まえたカンムリワシ。

カンムリワシ

カラスが鬱陶しいので、茂みに持ち込んでから食っていました。

カンムリワシ

公園のカンムリワシ。娘も喜んで見ていました。^^

リュウキュウコノハズク

巣穴からリュウキュウコノハズクが顔を覗かせていました。一昨年、撮影しているメスと同個体と思われます。

リュウキュウコノハズク

上記とは別のポイントのリュウキュウコノハズク。こちらはオス個体。

Category: 野鳥
2023年6月12日(旧暦では2023年4月24日)

レンカクが1羽飛来しました。夏季のレンカクは5月下旬から6月いっぱいぐらいまでが時期となります。

今季は少なめなベニバトも飛来しました。ベニバトは一昨年が当たり年で二十数羽の群れが入ったりしましたが、昨年秋と今季は少なめです。

クロハラアジサシのピークは過ぎたようですが、ぱらぱらと通過中。季節外れのユリカモメも確認。 先週の個体 とは別のようです。

レンカク

レンカク第1回夏羽。

ベニバト

ベニバトのオス。第1回夏羽かな。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ冬羽。バッタをとっていました。

ユリカモメ

田んぼのユリカモメ。第2回冬羽。

Category: 野鳥
2023年6月7日(旧暦では2023年4月19日)

夕方、久しぶりにカタグロトビを狙ってみました。カタグロトビのお気に入りの餌場が見えるところで木の影に車を止めながら車内で待機していると午後6時ごろ成鳥が登場しました。何度か狩りには挑戦していましたが、残念ながら獲物は取れずのようでした。

カタグロトビ

夕陽を浴びながら飛ぶカタグロトビの成鳥。

カタグロトビ

初列風切の換羽の様子がよく見えます。

カタグロトビ

石垣島でカタグロトビがこの距離でこの高さを飛んでくれるポイントはなかなかないですね。

カタグロトビ

目の前を悠然と横切って行きました。

カタグロトビ

方向転換した瞬間のカタグロトビ。かっこいいですねー。

カタグロトビ

ホバリングしながら獲物を探していました。

Category: 野鳥
2023年6月7日(旧暦では2023年4月19日)

リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはどこも抱卵中です。台風2号の影響はなかった模様。このまま順調に推移することを願いたいところ。

まだ島に残っているオオバンがいました。けがなどで越夏したことはありますが、この個体は健康そう。渡らなくていいんでしょうか。

田んぼにはセイタカシギぐらいしかいないのですが、その中で元気のなさそうなアオアシシギを発見。くちばしが欠損しているようにも見えました。

リュウキュウアカショウビン

警戒心ゼロのアカショウビン。

リュウキュウアカショウビン

こちらの個体も警戒心はかなり弱いようでした。

リュウキュウコノハズク

巣を見張るリュウキュウコノハズクのオス。

リュウキュウアオバズク

何年か前から毎年、繁殖しているアオバズク。巣が浅いようで毎回、こんな感じで抱卵しています。

オオバン

オオバンが1羽だけ残っています。このまま、石垣島で夏を過ごすのでしょうか。

アオアシシギ

くちばしが欠損しているように見えるアオアシシギ。元気もないようでした。羽もぼろぼろで状態がよくないのかもしれません。

Category: 野鳥
2023年6月5日(旧暦では2023年4月17日)

ここ数日の石垣島のアジサシ類の様子。台風2号が過ぎ去った後にクロハラアジサシとハジロクロハラアジサシの群れが飛来しました。クロハラアジサシ二十数羽の中にハジロクロハラアジサシが3羽まじっていました。

南ぬ浜町ではコアジサシが抱卵していましたが、PAC3の展開に伴い、30台以上の車両がやってきてだめになってしまいました。繁殖期初期なのでどこか別の場所で繁殖してくれるといいのですが…。人間の活動で影響を受ける生き物がいることは常に意識したいですね。

ハシブトアジサシは何日か前から滞在中。まったく警戒心のない個体で、子どもたちが水遊びでさわいでいてもお構いなしで餌取りしていました。

季節外れのユリカモメは単独で飛来。台風で流されてきたのでしょうか?

写真には撮れませんでしたが、エリグロアジサシも数羽を目視。石垣島での繁殖のため、これから数を増やしていくと思われます。ベニアジサシはまだ確認できず。

ハジロクロハラアジサシ

ハジロクロハラアジサシは台風の余波が残る強風の中、田んぼの上を飛び回りながらトンボを捕まえていました。

ハジロクロハラアジサシ

上と同個体。夏羽に移行中で群れの中で換羽がもっとも進んでいました。

ハジロクロハラアジサシ

上と同個体。近くを飛び回るハジロクロハラアジサシに娘も大喜びでした。^^

ハジロクロハラアジサシ

別個体のハジロクロハラアジサシ。ほぼ冬羽ですがわずかに夏羽ものぞいています。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ冬羽。

クロハラアジサシ / ハジロクロハラアジサシ

ハジロクロハラアジサシ(右)とクロハラアジサシ。

コアジサシ

抱卵中のコアジサシ。腹の下に卵が二つ見えます。

コアジサシ

コアジサシの巣は、PAC3配備のために展開した車両におそらく踏まれてしまった。シロチドリなどもいましたが、すべてどこかへ飛び去りました。

コアジサシ

巣の上に駐車された車両の上を飛び回るコアジサシ。

ハシブトアジサシ

シオマネキをくわえるハシブトアジサシ夏羽。

ハシブトアジサシ

カニの爪だけくわえるハシブトアジサシ。

ハシブトアジサシ

カニをめがけて何度も急降下を繰り返していました。

ユリカモメ

河口にユリカモメが1羽。冬羽から夏羽へ換羽中の成鳥。

Category: 野鳥