日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2016年5月12日(旧暦では2016年4月6日)

セッカの営巣を久しぶりに見に行きました。孵化後、1週間ほど経ったところですが、巣が壊れて中には2羽のヒナが残るだけになっていました。周りを見ると2羽のヒナがアリの餌食となり、すでに死んでいました。あと、1週間ぐらいで巣立ちだったのですが…。

先日の記事で書いた通り何者かに巣の周りの草が刈られて巣が丸見え になっていました。その刈られた草の一部が巣に編み込まれており、風か何かで刈られた草が揺られて巣が傾いたようです。巣の口は真横を向いていました。あの時、刈られた草を撤去していればと悔やまれます。

このままでは状況は悪化すると判断して、巣に編み込まれた枯れ草を引きちぎり、撤去しました。以前に増して巣が丸見えになってしまったので、近くの草で奥に縛り付けました。これでなんとか巣立ちまでこぎつけてくれるといいのですが。

p.s. 本日(5月14日)、巣を覗いてみるとヒナは死んでいました。多分、助けた時点ですでに弱って親鳥から餌をもらう元気もなかったのでしょう。残念。

セッカ

私が直した巣に餌を運んでくれました。無事に育つかな。

セッカ

セッカはヒナの数が足りないのが分かるのか、植え込みの根元をじっと見ています。

セッカ

巣より下の方も一生懸命に我が子を探すセッカ。切ないです。

セッカ

アリの餌食となったセッカのヒナ。まだ、それほど食われていないので私が現場に来る数時間前の出来事なんでしょう。

Category: 野鳥
2016年5月9日(旧暦では2016年4月3日)

先日、撮影がかなわなかった ノグチゲラとホントウアカヒゲの雪辱戦。深夜2時ごろ家を出てやんばるに出陣してきました。結果、3月から目をつけていたノグチゲラの営巣はヒナが孵っており、ホントウアカヒゲもやんばる自然の森遊歩道の2カップルが近くで撮らせてくれました。^^

あれほど姿も形も鳴き声もなかったノグチゲラですが、今回は、なんと3ペアも観察できました。今が繁殖のピークなのでしょうか。

大国林道を流していると、リュウキュウアカショウビンを3個体確認しましたが、撮影には至らず。石垣島と勝手が違うなー。^^;

ヤンバルクイナは10羽ほど見ましたが、道路を素早く横断するだけで撮影できずでした。

ノグチゲラ

美しいノグチゲラのオス。

ノグチゲラ

こちらはメスのノグチゲラ。くわえている獲物はムカデのようです。

ノグチゲラ

オスの持ってくる餌は何かよく分からないものが多い。解体済みだから?

ノグチゲラのオスは主に地上で狩りをするそうですが…。

ノグチゲラ

メスは原型を留めたまま持ってきます。

ノグチゲラ

こちらはペアで行動していたノグチゲラのメスの方。相棒のオスは餌を探したり、ドラミングしたり忙しそうでした。

ホントウアカヒゲ

ホントウアカヒゲのオス成鳥。イモムシをくわえています。どうやら求愛給餌のようでしたが藪の中での出来事なので確認できず。

ホントウアカヒゲ

途中雨が降ってきて、シャワーのごとく気持ちよさそうなホントウアカヒゲ。^^

ホントウアカヒゲ

可愛らしいホントウアカヒゲですが、超トリミングすると意外と凛々しい目つきです。

ホントウアカヒゲ

アカヒゲダンス? しきりに尾羽を振っていました。

Category: 野鳥
2016年5月9日(旧暦では2016年4月3日)

5月5日ごろ孵化したと思われるセッカのヒナたちは 草を刈られるアクシデント にもめげず、順調に育っているようです。

親鳥は頻繁に餌運びをして忙しい時は、15分の間に6回ぐらいクモなどの獲物を運んでいました。

セッカ

ハエトリグモの仲間を捕まえてきたセッカ親鳥。

セッカ

ヒナのフンを巣の外へ運び出す親鳥。

Category: 野鳥
2016年5月6日(旧暦では2016年3月30日)

リュウキュウサンコウチョウが巣作りをしていました。作り始めて2〜3日です。 先日のリュウキュウアカショウビンも巣穴 をまだ掘っている最中のようで、木の屑が増えていました。また、鳴き声も聞こえました。

林道では、ウグイスが鳴いていました。かなり近い感じだったので、茂みをよーく見てみるといました。声はあちこちで聞くのですが、撮影できたのは初めてです。^^

以前見つけたセッカの営巣は、草が刈られて巣が丸見えになっていました。誰かが故意に切ったのか、農家の人が刈って巣があることに気づいて途中でやめたのか。雛は5羽孵化していました。昨日ぐらいに孵化したものと思われます。巣立ちは5月20日前後と思われます。

昨日見つけたズアカアオバトの巣作りもまだ続いていました。かなり見えにくい場所ですが引き続き観察してみようと思います。

帰り道、キジバトの巣立ち雛が道路の真ん中を歩いています。危ないので、捕まえて道路脇のゴルフ場の敷地に放しました。しばらく見ていると親鳥と合流できました。^^

リュウキュウサンコウチョウ

リュウキュウサンコウチョウのメスが巣材を運んできました。あと2〜3日で完成です。

ウグイス

リュウキュウウグイスは初撮影。いつも藪の中で手強い相手です。^^;

セッカ

丸見えになったセッカの巣。カラスなどに見つかりませんように。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンの巣穴掘りの木屑は増えていました。

リュウキュウキジバト

帰り道、キジバトのヒナを救助。無事に親と合流。

Category: 野鳥
2016年5月6日(旧暦では2016年3月30日)

米須海岸で初バードウオッチング。この日は大潮で多くのスノーケリング客やサーファーで賑わっていました。

そんな中、望遠レンズを向けるのは迷惑なので、少し人気のない方へ移動して双眼鏡を海に向けると最初に目に入ったのが夏羽のオグロシギでした。夏羽は初めて見ました。

ほかにも、コアオアシシギやハマシギ、ヒバリシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ムナグロ、コアジサシ、クロサギ、コサギ、ミサゴなどたくさん観察できました。

米須海岸は大量の地下水が湧き出ているので淡水を好む野鳥と海水を好む野鳥が両方見られるお得ポイント。^^

オグロシギ

美しい夏羽のオグロシギ。

コアオアシシギ

コアオアシシギは5羽ほどいました。

コアジサシ

コアジサシ。夏が来たといった感じ。

アオアシシギ

水浴びするアオアシシギ。

キアシシギ

キアシシギも数羽いました。

ハマシギ

夏羽が美しいハマシギ。

ヒバリシギ

ヒバリシギもいました。

ムナグロ

ムナグロはどこにでもいます。

コアジサシ

コアジサシも水浴びにやってきました。

ミサゴ

上空にはミサゴも。

Category: 野鳥