2016年5月24日(旧暦では2016年4月18日)
リュウキュウサンコウチョウが巣作りに励んでいました。今季、二つめの営巣確認です。
巣材をせっせと運んでくるのはメスばかり。オスはたまーに現れて様子を見に来るだけでした。^^; アカショウビンはオスメスで交互に穴を掘って巣を作ります が、サンコウチョウはほとんどの作業をメスがこなします。
こちらの巣は、明日には完成して28日ごろには産卵し、6月11日ごろに孵化、21日ごろに巣立ちとなると思います。
リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ
2016年5月23日(旧暦では2016年4月17日)
先日から観察していたリュウキュウアカショウビンとリュウキュウサンコウチョウ の抱卵が確認できました。
サンコウチョウの方は、5月14日時点で抱卵が確認できました。12日も見に行ったのですが、まだ巣に座っていなかったので、産卵は13か14のどちらか。2週間で孵化して10日で巣立ちなので6月8日か9日には巣立つ予定。
アカショウビンの方はなんとも言えませんが、14日に観察していた時はペアの気配が全くなく、営巣場所を移したのかと思うぐらいでしたが、アカショウビンにはよくあること。1カ月ぐらい全く姿を見せなくなることは普通です。仮にその1週間のうちのどこかで産卵していた場合、孵化するのは早くて6月4日、巣立つのは早くて21日です。
というわけで、この2巣は今後も観察を続けていきたいと思います。
先日のコアジサシの営巣 は全滅していました。何が原因なのか。
リュウキュウアカショウビン アカショウビンは顔を出したと思ったら、一瞬で飛び去りました。これしか撮れず…。^^;
石垣島では撮り放題のアカショウビンも沖縄本島南部ではなかなか出合える機会が少ないです。やんばるまで行けばそこそこいますが、撮影は難しい。
リュウキュウサンコウチョウ サンコウチョウも近くで抱卵中。14日に抱卵を確認した時は、修学旅行生が近くを通るたびに巣から離れていましたが、だいぶ慣れたようで今日は飛び立つことはなかったです。なかなかたくましいサンコウチョウ。^^
リュウキュウサンコウチョウ ほとんどメスが抱卵します。細い蔓に作られた巣なので風が吹くたびに揺れていました。
リュウキュウサンコウチョウ たまに巣を離れては餌など食ってくるのでしょうか。20分ぐらいで戻ってきます。近くにもう1ペアいるようでたまに鳴き声が聞こえてきました。
2016年5月20日(二十四節気の小満、旧暦では2016年4月14日)
今日は二十四節気の一つ「小満」です。沖縄では梅雨のこの時期、小満から芒種までの期間を小満芒種(スーマンボースー)といい梅雨を表します。
良さげなキャンプ場があったので、車を降りて探索してみるとアオバズクがいました。
もう1羽を探したのですが、いないようなのでメスのアオバズクが抱卵中のようです。6月半ばには巣立ちして親子で並んだ姿が見られるのでしょうか。
リュウキュウアオバズク 林を探していたのですが、ふと反対側を見ると目立つ枝からアオバズクが私を観察していました。^^;
リュウキュウアオバズク オスのアオバズク。コノハズクと違い、営巣中のアオバズクは目立つ場所で見張っていますね。
2016年5月18日(旧暦では2016年4月12日)
沖縄地方は昨日(5月16日)、梅雨入りして向こう1週間は雨の予報です。やんばるにはいつも通り、自宅を午前2時に出て、現地に午前4時過ぎに到着しました。仮眠をとって、午前6時前に起きましたが土砂降りの雨。仕方ないので二度寝して午前10時半ごろ起きると雨は小雨になっていました。
ノグチゲラの営巣ポイントに行ってみるとオスがコオロギのような昆虫を持ってきました。しばらくするとメスもやはり同じ昆虫も持ってきました。その後は、オスは現れず、メスが立て続けに5回ほどやはり同じコオロギのような昆虫を運んできました。雨の日は、この虫がよく捕れるのでしょうか?
国頭村森林公園の林道を歩いているとサンショウクイやヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどがたくさん集まっている木がありました。獲物となる虫が多くついているようです。
さらに奥に進むと、ホントウアカヒゲが林道の両サイドにたくさんおり、時折、隣同士の縄張りで争いごとも起きていました。縄張り争いをしている間は、人間のことはお構いなしのようで200mmのレンズでも十分に撮れました。
ノグチゲラ メスのノグチゲラがコオロギのような昆虫を運んできました。
ノグチゲラ ノグチゲラ ホントウアカヒゲ ホントウアカヒゲのオスは隣のオスと縄張り争いをしているようでした。
ホントウアカヒゲ リュウキュウサンショウクイ サンショウクイが捕まえた何かの幼虫は蛍光色の黄色です。毒々しいですが、大丈夫なんでしょうか…。^^;
2016年5月14日(旧暦では2016年4月8日)
以前、巣作りをしていたコアジサシ が産卵していました。歩道からほんの20メートルほどしか離れていない場所です。人間は敵とは見なしていないのでしょう。数番が営巣しており小さなコロニーが形成されているようです。
20日程度で孵化するので、来月上旬ごろには可愛らしいヒナが見られることでしょう。
近くでは、シロチドリがイソヒヨドリに向かって擬傷行動をしていました。イソヒヨドリはシロチドリのヒナを襲うのでしょうか?
コアジサシ 他のコアジサシが近づくと巣から飛び立ち追い回していました。
コアジサシ