日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年10月20日(旧暦では2023年9月6日)

石垣島のセイケイ滞在4日目。動画は3日目のものです。毎日、同じ行動パターンで米を食ったり、水を飲んだりしています。移動時の飛ぶコースも同じです。最近は、散歩の人にも驚かなくなりました。

セイケイ

だんだん近くまで来るようになったセイケイ。

セイケイ

米をついばんでいます。

セイケイ

体に比例して巨大なセイケイの足。

セイケイ

セイケイは、この大きな足を使って餌を引き寄せて食っていました。

セイケイ

曇天のセイケイ。

セイケイ

太陽が当たると輝きが増します。

セイケイ

田んぼを走るセイケイ。米を食っているか、こちらの田んぼで水を飲んだり植物の茎を食うのが一日の行動です。

オオヨシキリ

セイケイを見ていたらオオヨシキリが現れた。

オオヨシキリ

藪の中から出てこない…。

スズメ

顔が部分白化したスズメ。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは増えて来ました。

Category: 野鳥
2023年10月18日(旧暦では2023年9月4日)

セイケイは滞在2日目となりました。この日は、条件よく撮影することができました。自動車やバイク、自転車に対する警戒心はほとんどないので長逗留しそうな雰囲気です。

どの図鑑にも載っていないセイケイが石垣島で越冬するとなれば、大変な人気者になりそうです。くれぐれも農家の方の迷惑にならないようにしましょう。

セイケイ

30メートルほどの距離で撮れたセイケイ。ただならぬ雰囲気をまとっています。

セイケイ

田んぼに移動したセイケイ。稲を引き抜いて根本を食っていました。

セイケイ

草むらから飛び立つセイケイ。

セイケイ

刈り取りが放棄された田んぼでは残された米を食っていました。

セイケイ

頭だけ見たらバンと間違えそうですが、大きさが全く違います。セイケイは、思う以上に大型です。

セイケイ

稲科の雑草の種子があれば、そちらを好んで食べていました。

Category: 野鳥
2023年10月18日(旧暦では2023年9月4日)

小鳥たちも数を増やして来ました。ムネアカタヒバリやツメナガセキレイは至るところで見られます。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリは数を順調に増やしています。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイ冬羽。大きな群れだと100羽単位で動いています。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイの第1回冬羽。

ツメナガセキレイ

(キマユ)ツメナガセキレイ第1回冬羽。

ノビタキ

ノビタキのメス。同じ田んぼに2羽いて、たまに喧嘩していました。

サシバ

昨年で5年連続で石垣島で越冬している暗色型サシバ の来る田んぼを見て来ましたが、まだ、到着していませんでした。かわりに幼鳥がいました。

カンムリワシ

カメを食うカンムリワシ。

Category: 野鳥
2023年10月17日(旧暦では2023年9月3日)

初記録となるセイケイを発見しました!! セイケイは1970年代に本土で3例、1995年に沖縄本島で1例あるそうですが、どれもカゴ抜け判定されているそうで正式な記録がありません。なので、今後の調査で国内初記録となる可能性大です。

予定していた取材が取りやめになったので、しかたなく田んぼに寄ったら見つけてしまいました。最初はツルクイナかと思ったのですが、双眼鏡に入れるとはてなマークが頭の中を巡りました。「えっ、タカヘ」「いや、タカヘは飛べないな」「もしかしてセイケイ!!!!!!」と、そのヤバさが現実のものになりました。

セイケイ属は世界中にいくつかおり、以前は亜種の扱いでしたが、スプリットしてIOCのリストによると少なくとも7種類はいるようです。その中ではフィリピンセイケイに一番近いように感じました。

2023年日本野鳥類目録の第8版では検討種になっています。この機会に報告論文でも書いて検討種からランクアップさせたいですね。

セイケイ

まったく頭にない鳥が出てくると何かまったく分かりませんね…。^^;

セイケイ

畦に生えた草の見や根っこを食っていました。

レンカク

レンカクの幼鳥も飛来しましたが、セイケイに完全にお株を奪われていました。

レンカク

上と同個体。伸びをするレンカク。

レンカク

風切りの先端の特徴的な飾りも見えます。

ジャワアカガシラサギ

島内複数箇所で滞在中のジャワアカガシラサギ。

ムラサキサギ

ムラサキサギはいつもの場所で待機。

チュウジシギ

ハリオシギは全くいなくなりましたが、チュウジシギは多少残っています。

ツルシギ

ツルシギ第1回冬羽も飛来。

エリマキシギ

エリマキシギも今季はあちこちの田んぼで見ます。

ウズラシギ

ウズラシギ幼鳥。

オシドリ

オシドリのオスも飛来していました。ほかにシマアジもいるそうですが見つけられず…。

Category: 野鳥
2023年10月14日(旧暦では2023年8月30日)

サシバの渡りがピークを迎えています。この日は、過去最高記録と思われる3000羽以上が渡っていきました。わたしは仕事で黒島に行っていたので、石垣島に戻ってから慌てていつもの渡り鳥観察所へ移動。向かっている最中もあちこちからサシバが湧いて来ていました。1000羽以上のタカ柱もあったそうです。

到着してからもあちこちからサシバが湧いてきてタカ柱をつくっていました。中には暗色型のいわゆるブラックサシバも確認できました。

渡り切らずに山林に降りる個体も相当数いたので、あすの朝は素晴らしいねぐらだちとなりそうです。

サシバ

サシバのオス成鳥。

サシバ

サシバのメス成鳥。

サシバ

こちらは幼鳥。

サシバ

暗色型のブラックサシバが画像の中央から少し左下に見えます。

Category: 野鳥