2018年7月24日(旧暦では2018年6月12日)
宜野湾コンベンションセンターで吹奏楽コンクールの取材をしていて、屋外で学生たちの集合写真を撮っていたら一人が「あっ、コウモリ」。上を見上げてみるとなんとコグンカンドリでした。
多分、6月24日に糸満で確認されて以来、那覇や浦添で断続的に見られている個体だと思われます。ちょうど1カ月の滞在です。コグンカンドリにしては長い滞在ですね。
帰りに近くの港に寄ってみるとすぐ目の前を悠然とコグンカンドリの幼鳥が舞っています。あいにく手元には安くて暗い標準ズームしかありませんでしたので一応の記録として…。^^;
コグンカンドリ 目の前を飛ぶコグンカンドリの幼鳥。望遠レンズを持っていたらと悔やまれます。
2018年7月17日(旧暦では2018年6月5日)
家族で久米島に家族旅行に行ってきました。行きの航路は、ハイテンションな息子の世話で全く海鳥は探せず。帰りは、寝かしつけた後、妻に任せて甲板で頑張るも久米島航路の2隻のうち古い方の「ニューくめしま」に乗船することになり揺れる揺れる。おまけに鳥もほとんど出ずで、オオミズナギドリが数羽とベニアジサシとエリグロアジサシの小さな群れがはるか遠くに舞う程度でした。
島で狙っていたリュウキュウコノハズクは、妻から与えられた3時間の間に首尾よく3羽の巣立ちビナを観察、撮影することができました。アカショウビンは、一瞬横切ったのが2羽と鳴き声はあちこちでよく聞こえていました。サンコウチョウの鳴き声もよく聞きました。アオバズクは、電線などで数羽確認しました。
航路では、カツオドリも出ないかと待ちましたが、トビウオは飛べどカツオドリは現れずでした。
リュウキュウコノハズク 翼を広げるリュウキュウコノハズクの幼鳥。翼の裏面を見ると、初列風切がまだ伸びている最中なのがよく分かりますね。
リュウキュウコノハズク 3羽がリュウキュウマツの高いところに止まっていた。
リュウキュウコノハズク まだ幼羽をまとい幼さが残るリュウキュウコノハズク。
リュウキュウコノハズク オオミズナギドリ オオミズナギドリ フェリーに驚いたトビウオが跳ねるがカツオドリはやってこない。
2018年7月14日(旧暦では2018年6月2日)
コアジサシ3家族が巣立ったヒナたちを連れて砂浜にやってきました。ヒナの数は12羽。親鳥たちは、食欲旺盛な子どもたちのために海に出ては小さな魚を捕まえてきます。
ヒナ同士の餌の奪い合いも日に日に激しさを増し、親鳥は、一度あげるふりをして海上に誘い出し、最後までついてきたヒナたちに餌を与えたりしていました。
コアジサシ コアジサシ コアジサシ コアジサシ 餌を持って逃げたヒナは、空中で飛んだまま器用に丸呑みにします。
コアジサシ コアジサシ コアジサシ ヒナたちが駆け寄ってきたところで親は餌を持ったまま飛び立つ。
コアジサシ コアジサシ 翼も尾羽もくちばしも親鳥より短く、ひとまわり小さく見えます。
コアジサシ 親の急旋回などにもついていけるようになったヒナ。ホバリングして狩りの真似事もします。
コアジサシ 自分の子じゃないヒナに餌をねだられ、頭を下げて威嚇している。親同士、子同士も他の家族との小競り合いが絶えません。^^;
コアジサシ 2018年7月12日(旧暦では2018年5月29日)
台風8号が過ぎ去った後の公園で、ツミの親子を見てきました。強風をやり過ごし、少し疲れている感じでしたが、元気よく親からクマゼミをもらっていました。
ツミ ツミ 少し疲れた表情も見せていましたが、親が餌を運んでくると兄弟で取り合っていました。
ツミ ツミ ツミ ツミのメス親。止まっているセミはあまり見えないようで、人が通り、驚いて飛び上がったセミを空中キャッチしていた。
ツミ クマゼミを食うツミ。半分食って残りはヒナに与えていた。
ツミ 時折、強い風が吹くとヒナたちは体を低くして耐えていた。
2018年7月10日(旧暦では2018年5月27日)
沖縄本島は、暴風域にかからず最大風速約20メートル、瞬間最大風速でも30メートルでした。これぐらいの風ならアジサシたちは海の上を飛び回り餌を捕っていた。
それでも風裏になる砂浜では、コアジサシとエリグロアジサシ、ベニアジサシが少数、休んでいました。
ベニアジサシ コアジサシの群れに混じって砂浜で避難していたベニアジサシ。
エリグロアジサシ 近くにはエリグロアジサシも休んでいた。真ん中奥の個体は、メタルリングを装着していますが読めず。
コアジサシ 一番個体数が多いのはコアジサシでした。昨日、あれだけいた幼鳥は一羽もいません。どこか特別に休む場所があるのだろうか?