日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2018年11月12日(旧暦では2018年10月5日)

カモの仲間が増えてきました。マガン11羽、ヒシクイ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリなどなど。

マガン11羽は成鳥2羽幼鳥6羽と成鳥1羽幼鳥2羽に分かれたりしていたので2家族構成なのか? マガンの群れが畑を歩くと虫が驚いて飛び跳ね、それをアマサギが狙っていたのですが、マガンの成鳥はそれが気に入らないらしく、振り返っては威嚇していた。^^;

ヒシクイはダムと田んぼを行ったり来たり。ダムにはキンクロハジロとヒドリガモ。キンクロハジロは近くで見ることができた。近くにウやカイツブリも浮かんでいた。

マガン

マガンの群れが小さな畑にいた。散水用の水を飲んでいたが、11羽には狭すぎる環境だ。手前成鳥。

マガン

幼鳥。何を食っているのだろうか?

マガン

マガンの幼鳥4羽。

マガン

後ろをついて来るアマサギを威嚇するマガンの成鳥。

ヒシクイ

ヒシクイは田んぼで1羽だけ。

コガモ / ハシビロガモ

ハシビロガモ(手前)とコガモ。

キンクロハジロ

ダムにキンクロハジロが数十羽。

カイツブリ

カイツブリが近くに浮き上がってきた。

Category: 野鳥
2018年11月10日(旧暦では2018年10月3日)

収穫されずに放置された田んぼにヒシクイが1羽いました。米を食っているようですが、廃棄される米なので食い放題。近くのダムと田んぼを行き来しているようでした。ダムには、キンクロハジロとヒドリガモ合わせて100羽超の群れが入っていました。

これから水を張って植え付けが行われる畑では、アカガシラサギがケラを何匹も捕まえていた。アカガシラサギはケラを捕まえるのが特にうまいように感じます。

アカガシラサギ

土の中にいるケラを何匹も捕まえていた。ケラがトンネルを掘り、土が盛り上がるような様子は確認できなかった。音か振動で居場所が分かるのか?

アカガシラサギ

このアカガシラサギは、人や車にはあまり関心を示さないが、サシバには警戒していました。

アカガシラサギ

ケラに気づかれないように抜き足差し足忍び足。

アカガシラサギ

またケラをゲット。

アカガシラサギ

次々とケラばかり捕まえるアカガシラサギ。

アカガシラサギ

一番近くて数メートルまで寄ってきた。

ヒシクイ

少し離れた田んぼにはヒシクイが1羽。

Category: 野鳥
2018年11月9日(旧暦では2018年10月2日)

例年通り、10月下旬から入りだした具志干潟のオニアジサシは、 11月1日には6羽 にまで増えましたが1羽減って5羽が滞在中でした。漫湖のオニアジサシも増えたり減ったりしているのでここと行き来しているのかもしれません。

南風が吹いたので、狩りのシーンでも撮影してみようと出向いたのですが、 ミサゴの急降下 に驚いて飛ばされどこかへ消えてしまいました。^^; 再び姿を見ることはありませんでしたが、明日には戻ってくるでしょう。

ダイシャクシギも長いこと滞在中ですが、越冬はしないのでいずれ、南下していくと思われます。

チュウシャクシギやイソシギ、キアシシギは干潟のカニを捕まえていました。

オニアジサシ

マングローブを背景に飛ぶオニアジサシ。沖縄ならではの風景。

オニアジサシ

オニアジサシの群れは、1羽減って5羽になっていた。

オニアジサシ

干潟で休むオニアジサシ。

オニアジサシ

オニアジサシの大きさはミサゴに遜色ないぐらいですが、ミサゴの急降下に驚いて飛び去ってしまった。

イソシギ

じっと座っていると目の前までイソシギがやってきた。左上には宙を舞うカニ。^^;

チュウシャクシギ

チュウシャクシギもカニを捕まえた。

チュウシャクシギ

爪も足もそのまま丸呑み。

ダイシャクシギ

警戒心の強いダイシャクシギも近くまでやってきてくれました。

Category: 野鳥
2018年11月9日(旧暦では2018年10月2日)

今冬初の南風(多分)が吹いたので具志干潟へミサゴの魚捕りを見てきました。数は少なかったですが、4羽ほどのミサゴが具志干潟上空に現れました。2羽は瀬長島側で狩りをしていましたが、ほかの2羽は目の前で(といっても150mから200メートルは離れていますが)水中に飛び込み、大きな魚を捕まえていました。

魚を捕まえるとちょうど100メートル離れた岩の上で悠々と食いだしました。1羽が食っていると2羽目のミサゴもやってきて横に並んで喧嘩もすることなく食っていた。

ミサゴ

ミサゴたち、お気に入りの食事台となっている岩場。

ミサゴ

獲物を見つけ、急降下に入る寸前。

ミサゴ

水面まであと数メートル。

ミサゴ

足を前に突き出し、爪を前後に2本ずつ大きく開き水中に突入します。

ミサゴ

体は1メートルほど水中に没しました。

ミサゴ

ミサゴは、数回羽ばたくと離水。大きなミナミクロダイを掴んでいた。

ミサゴ

ミサゴは、いつもうまそうな魚を捕っています。

ミサゴ

こちらのミサゴは、ロウニンアジを捕まえた。

ミサゴ

ロウニンアジを捕まえたミサゴは、ミナミクロダイを捕まえたミサゴの隣りで食事。

ミサゴ

特にもめることもなく、2羽のミサゴは同じ岩場を利用。

クロサギ / ミサゴ

潮が高くなり、岩場が水につかり出すと、2羽のミサゴの間にクロサギが現れた。ミサゴのおこぼれを狙う小魚を狙っているのか?

ミサゴ

満潮近くなり、岩場が水没したので食べかけのロウニンアジを持ってどこかへ飛んで行った。

ミサゴ

ミナミクロダイを食っていたミサゴも飛んで行った。

Category: 野鳥
2018年11月4日(旧暦では2018年9月27日)

ミフウズラのメッカ伊計島で、今までにないほどたくさんのミフウズラが一堂に会する場面にめぐり合いました。この時期、越冬するサシバやチョウゲンボウを警戒して見つけるのが難しくなるミフウズラですが、島の端っこの畑に一度に確認できただけでも10羽のミフウズラが集まっていました。草むらに隠れているやつもいると思われるので、実際はもっといたことでしょう。

当然というか、数が多く集まるとミフウズラ同士で戦いが始まりました。戦いは3分以上も続きました。

畑は天地返しが終わったばかりのようで、土中にいた甲虫の幼虫などが地表にあらわになっており、スズメやハクセキレイ、イソヒヨドリも集まっていた。セッカは、サトウキビの茎に嘴を差し込み中に潜む虫を捕まえているようでした。

ミフウズラ

ミフウズラ、ゴングが鳴った瞬間お互いに立ち上がった。

ミフウズラ

すぐに取っ組み合いが始まった。

ミフウズラ

一歩も引かずにお互いの顔に食らいつくミフウズラ。

ミフウズラ

戦うミフウズラの後ろをもう1羽のミフウズラが駆け抜けます。それぐらいミフウズラの密度の濃い畑でした。

ミフウズラ

相手を組み伏せようとお互い必死の形相。

ミフウズラ

右側の個体の方が、体が大きく優勢。

ミフウズラ

この直後、決着がつき、左の個体が遁走しました。

ミフウズラ

1枚の写真に4個体のミフウズラ。手前の3羽と奥の草むらの右手に1羽。

ミフウズラ

こちらにも4羽のミフウズラ。見難いですが、4羽目は奥のサトウキビ畑に背中だけ見えている個体がいます。

ミフウズラ

ミフウズラは、スズメと同じぐらいの大きさ。ミフウズラとスズメは、よく同じ餌場にいます。スズメがいたらしばらく観察していると警戒心を解いたミフウズラが現れることが多いです。

ミフウズラ

警戒心の薄い個体はこちらにどんどん近づいてきた。

セッカ

サトウキビの茎に嘴を差し込み餌を探すセッカ。

ハクセキレイ

食いでがありそうな大きな甲虫の幼虫を捕まえたハクセキレイ。

Category: 野鳥