Aug. 24, 2024(旧暦では2024年7月21日)
6月20日に交通事故に遭ったところを救護されたカンムリワシが70日ぶりに自然に帰りました。体重は680グラムと伸び悩みましたが元気はあり、放されると力強く飛んで行きました。尾羽が脱落しており、飛行に多少は影響がありそうでしたが、やがてなれるでしょう。
標識用の黄色い足環が右足に装着されており、識別番号は「4」を与えられました。オスの成鳥で救護者により「神起」(かんき)と名付けられました。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き 自然に放たれ、力強く羽ばたくカンムリワシ。右足に標識が見えます。
カンムリワシ / 足環・フラッグ付き Aug. 22, 2024(二十四節気の処暑、旧暦では2024年7月19日)
ベニバトが2カ所で4羽飛来しました。キセキレイも今季初認です。これから先、石垣島では秋らしい渡り鳥がどんどん増えていきます。
ベニバト ベニバトは2カ所でオス2羽とメス2羽。ここの田んぼではオス1羽とメスが2羽でした。
ベニバト 田んぼに降りるとこんな感じで小さなベニバトはほとんど見えず…。
キセキレイ インドハッカ 空港を中心に繁殖するインドハッカ。大きなショウリョウバッタを捕まえました。
カンムリワシ パイン畑にカンムリワシ。オオヒキガエルを食っていました。
リュウキュウヨシゴイ 毎日、あちこちで見ることができるリュウキュウヨシゴイ。成鳥、幼鳥と個体数が多く、今が一番見やすい時季です。
ムナグロ Aug. 23, 2024(旧暦では2024年7月20日)
コアオアシシギの幼鳥を初認。アオアシシギやアカアシシギ、セイタカシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、トウネンあたりも入れ替わりながらどんどん石垣島を通過しているようです。
コアオアシシギ 今季初のコアオアシシギ幼鳥。第1回冬羽になっています。
アオアシシギ アカアシシギ タカブシギ セイタカシギ セイタカシギ セイタカシギの成鳥と幼鳥がトラブルを起こしていました。親子なのか赤の他人なのか。
トウネン トウネン トウネン ムナグロ Aug. 20, 2024(旧暦では2024年7月17日)
エリマキシギは滞在中。トウネンは数を増やしてあちこちで小群を見るようになりました。
エリマキシギ タカブシギ タカブシギの幼鳥。群れの半分近くを幼鳥が占めるようになりました。
トウネン トウネン Aug. 19, 2024(旧暦では2024年7月16日)
石垣島は、熱帯性低気圧の影響で荒れた一日でした。雨が緩んだので田んぼを回ると今季初のキリアイが到着していました。サトウキビ畑の水たまりでの出会いでした。牧草地では、こちらも初認のサルハマシギとダイゼンを確認。天気が悪いと通常とは違うような場所で出会いますね。
キリアイ サトウキビ畑の水たまりでキリアイを発見。目の前で観察することができました。
キリアイ サルハマシギ 牧草地でサルハマシギ発見。こんなところで見るのは初めてです。
ダイゼン ムナグロ ムナグロは十数羽が牧草地にいましたが、こちらは違和感ありません。
ツバメチドリ 幼羽から第1回冬羽へほとんど換羽したツバメチドリ。
ツバメチドリ ツバメチドリ成鳥。大きなミミズを食っていました。こんなのも餌にするんですね。
タマシギ タマシギ ウズラシギ ウズラシギ夏羽後期。あちこちで見るようになりました。
リュウキュウヨシゴイ